カナダの年金制度についてよくわからない事があるので質問します。

http://bbs.jpcanada.com/log/5/5970.html
のページにもあるように、少し年金の事がわかりました。

自分の見解ですが、CPP＝厚生年金、OAS＝国民年金、RRSP=いまいちよくわかっていません。

日本では20歳になった途端に無職だろうが支払い請求がきますよね？そういう場合は免除申請出来るのでしょうが...でも最低限の年金は６５歳になればまかなわれる。カナダではどうなんでしょう？

もし厚生年金に入ってなくて、国民年金にもRRSPにも入れない場合は、歳になったら少しでもまかなわれるんでしょうか？個人の貯金で老後を暮らすんですかね...そもそも、年金はカナダでは日本みたいに強制なんですか？

カナダは税金が結構高いですが、もしかしてそれで補助しているんでしょうか？

RRSPについてもう少し詳しく知りたいです。

年金制度について相談できる専門の窓口や機関はカナダにはありますか？日本の厚生労働省みたいな...英語でわからなかった場合とかはどうするんでしょうか...

よろしくお願いします。

図書館に行ってダイヤルバンクーバーのWhite Page 1-72にカナダの年金について詳しく書いてあるのでそれを読んでください。 　

日本から投稿してるのにそれは無理じゃね？ｗ

しかし困った教えてちゃんだねぇ。
英語でわからなかった場合は、、、のところはもう救いようがないわ。
　

CPP は収入があれば自動的に天引きされます。収入が多ければ多いほど払う CPP（もらうCPPも）は多くなります（ただしCPP支払いの年間上限がありますので無限に多くなることはないです）。収入がなければCPPも払いません。もちろんその分CPPももらえません。

OAS は収入関係なく大人になってからカナダに居住した年数によって算出されます。極端に言えば、生まれてから死ぬまで一度も働いたことがなくCPPを払ったことがない人でも貰える年金です。
この年金はカナダに10年以上住んだ人が貰える権利が生じますが、CPPなどのほかの年金を多く貰っている人は減額されます。現在のところ住んだ年数×10ドル程度なので、生まれてから死ぬまでカナダで暮らした人でも月額400ドルくらいだと思います。

RRSP は難しく考える必要はないです。要は自分でお金を貯める単なる「貯金」です。

普通の貯金とどこが違うのかというと、RRSPとして貯金すると、政府が「老後に使うために貯金するのであれば、所得税は待ってあげる（控除してあげる）」と言ってくれているのです。

たとえば今年5万ドルの収入があるとしますね。
そこで5,000ドルをRRSPとして貯金すれば、今年の所得税は4万5千ドル分だけ払えばいいのです。つまり支払う所得税がかなり減るというわけです。

収入が高くなればなるほど税金も高くなるので、RRSPに貯金することによって節税効果が得られるというのが大きなウリです。

このRRSPは、別に老後資金でなくても、いつでも引き出せますが、引き出してしまうと、その引き出した年の年収として計算されてしまいます。通常は、老後に勤労収入がなくなってから少しずつ引き出します。そうすれば所得税も少なくてすみます。

いつでも引き出せるとはいえ、やはり RRSP は老後のために国民に貯金してもらおうというのが政府の意図なので、RRSPとして貯金できるのは65歳だか70歳だか、年齢制限があります。

確か、前年の勤労収入の16%（？）だかをRRSPとして貯金することができます。もちろん強制ではないので、しなくてもOKです。でもどうせ貯金するなら節税効果のある RRSP にする人が多いです。

たとえ今年RRSPで貯金をしなくても、前年に使わなかった枠はどんどん繰り越すことができますので、生涯の収入の16%はRRSPにできる枠をみんな持っているというわけです。
また夫婦であればこの枠はシェアすることもできるので、無収入の専業主婦でも夫の枠を使ってRRSPを買うことができます。

RRSPはどこの銀行でもやっています。別にRRSPという一つの商品があるわけではなくて、普通の定期預金から、ミューチュアル・ファンドなどの投資など、RRSPとして政府が認めたものであれば、すべてRRSPとして投資できます。銀行で投資した後に、その額を、確定申告の際に申請するだけです。 　

皆さん返信ありがとうございました。

大変良くわかる説明をありがとうございます。大変勉強になりました。 　

トピスレですが、RRSPもこの経済危機で相当に損出を出したと聞いてますが、そうなると将来受け取る金額も少なくなるのでしょうね。