昨日、CBCでThe Coveをやっているのを見ました。
数年前にアカデミー賞を受賞しましたが、日本での公開は拒否されたのか・・・難航したようです。
日本の一部でほんの一部の人だけによって行われている(いた??)イルカ漁業。鯨を食べたり、イルカを食べたりするのは昔からの食文化の一部であり、価値観が変わってきた今、色々な意味から捕鯨漁は禁止され、イルカを食べるなんて・・・と言われ、ごく一部の地域にしか出回らないようです。
道徳的、保存的な意味だけでなく、イルカや鯨には水銀の蓄積がされているため、それを食べる事で人間にも水銀の蓄積が起こるわけで、健康被害もあります。
イルカ漁業を隠れるように行われて、海外のメディアが撮影したり立ち入る事を酷く嫌い、ヤクザ並みの態度や完全に正当ではない、神経を逆なでするような態度で接している人達。
ほんと、恥ずかしい、情けない、かわいそうな人達だと思いました。
また、決死の覚悟で撮影に成功したイルカ漁業の様子。
開いた口が閉まらず、目を見張ると同時に目を背けたくなるような酷いものでした。
知的能力の高いイルカだからとか、かわいいからとか、動物を殺すなんて・・・いう理由だけでイルカ漁業に反対というだけではありません。
そんな事を言い始めたら、ではなぜ牛・豚・鳥・鶏などは殺して食べてもいいのかという話になる・・・・。
その問題はベジタリアンにならない限り解消されないでしょう。
ただ、あのイルカの殺し方・・。小さな入り江がイルカの血で真っ赤に染まるのです。ほんとに、真紅の赤。
小さな場所に追い詰められて逃げられなくなったイルカをボートに乗った人達が槍でこれでもかと言うほど突き刺していくのです。
まだ完全に死に切っていない海辺に揚げられたイルカの上をごみの上を歩くかのように踏みながら平然と歩いて行く人々。
生き物ですよ。自分が命を断たせた命のある生き物なのに、何てことも思っていない様子がありありと見えます。
今も行われているのか、調べていないのでわかりませんが、このショックは消えません。
このドキュメントでは、日本政府もイルカ業を認めており、金銭的なサポートをしているとの事。
なのに、世界的に批判を浴びると分かっているからこそ日本での公開を制限した。
ドキュメントの中ではイルカを食べたり漁業したりしていると言う事を知る人も少なかったです。私も知りませんでした。
きっとYou tubeとかで見られると思います。
是非見てください。そして、是非反対して下さい。何かの行動を起こせと言っているわけではありませんが、何かの機会に触れるたび
この話を広めて下さい。
機会があったらぜひ反対行動を起こして下さい。
http://www.thecovemovie.com/jp