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No.4638
ピル服用者が受けるテストで子宮頸がんの発見はできますか?
by 無回答 from 無回答 2009/03/26 19:00:03

ピル服用者は年に一度、pap smearテストを受ける
よう義務付けられていたかと思うのですがその検診に
よって子宮頸がんの発見が可能なのか、そのテストでは
不確かな可能性もあるようでしたら何か附属のテストを
受ける必要があるのかを知りたいと思っています。

ご存知の方いらっしゃいましたらお願いします。

Res.1 by 無回答 from バンクーバー 2009/03/26 19:58:20

そもそもパップテストはそのためのものですよ。  
Res.2 by 無回答 from 無回答 2009/03/28 05:26:19

レス1さん

そもそもその為の検査とは恥ずかしながら知りませんでした・・。
教えてくださり、ありがとうございます。  
Res.3 by pino from バンクーバー 2009/03/30 00:55:43

日本の医学生です。
解決されたようですので、些事かとは思いますが、pap smear testについて。

日本では子宮頚癌細胞診と呼ばれるものです。子宮頸がんの発見が可能というとちょっと違います。正しく言えば「可能性があるかどうか判断することが可能」です。
スメアをスライドグラスに採って、顕微鏡で細胞を観察するわけですが、悪性の背景がありそうな細胞かどうかで日本ではI〜Ⅴにクラス分類されます。日本の分類では、classⅢB、Ⅳ、Ⅴ(中等度〜高度異形成)は組織診での再検査が必要とされます。組織診では、子宮の組織を一部円錐形に切り取ってくるので、侵襲性は高くなります。これを子宮円錐切除術といいます。
が、初期の癌であれば、その部分を切り取ることが検査でもあり、治療でもある、というちょっと変わった検査です。

なので、まとめると、子宮頸がんの細胞診を受けられて異常な可能性があったら、組織診(いわゆる精密検査)になることもある、ということです。所変われば、なので、カナダには別の細胞診の分類があるのかもしれませんが、日本の産婦人科ではそんな感じです。勉強不足ですみません。

クラミジア、HPV(パピローマウイルス)などは、子宮頚がんのリスクを高めることで有名なので、もしsmeat test検査されるときは一緒にオーダーされたほうがよろしいかと思います。

子宮頸がんについて↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E7%99%8C#.E8.A8.BA.E6.96.AD  
Res.4 by 無回答 from 無回答 2009/03/30 12:27:55

今は子宮癌予防の注射もうってくれますよね!
私はやったことないけど、薬局でワクチン購入して(150ドルくらい?)クリニックでうってもらうらしい。しかも1回じゃ効かないから何回かにわけてやるとか。  
Res.5 by RAC from モントリオール 2009/03/30 17:36:47

ワクチンは受けられる人は受けておいた方がいいでしょう。
ヒトパピローマウィルスにはたくさんの型があるので、このワクチンはその多くの中のいくつかに対応しているだけです。
もちろん感染していない人でなければ意味がありませんので、まだ性交をしたことがない若い世代向けというのが今の現状です。

日本に比べて北米の方がこれらのワクチンの研究や推奨は進んでいるようですが、海外のデータが日本人に丸々当てはまるというわけではないので、日本でも専門医の検診を定期的にうけることをお勧めします。  
Res.6 by 無回答 from 無回答 2009/03/30 23:42:31

Pinoさん

大変、細かに教えてくださりありがとうございます。
とても分かりやすく教えていただきましたので
理解でき、メモを取らせていただきました。

子宮頸がん予防の注射もあるのですね。
色々調べてみたいと思います。  
Res.7 by pino from バンクーバー 2009/03/31 19:18:40

トピ主さん

こちらこそ、お役に立てたようでとても嬉しいです。
ちなみにwikiを詳しく見られてたら疑問に思われるかもしれないことを少し書きます。
ⅢAは、実際の医療現場では、いわゆるグレイゾーンです。ⅢBはほぼ精密検査(組織診)確定ですが、ⅢAは組織診をするか、経過観察or細胞診をもう一度するか、先生によって考えが分かれるみたいです。なので、wikiにはⅢAから組織診と書いてありましたが、私はあえてⅢBからと書きました。実際、ⅢAが一度出た人で、次に検査したらⅠだったという話も聞いたことがあります。

子宮内膜の細胞の形は生理周期によっても影響されるらしく、一概に異形成(ちょっと細胞の形が崩れている)=癌の前兆とも断定できないみたいです。そうである可能性が高い、というだけのことです。

ちなみに、細胞診の分類(I〜Ⅴ)は、子宮頚癌のステージング(0〜Ⅳ)とは全く異なります。前者は細胞ひとつひとつをみたときの概観(顕微鏡的)を表し、後者はどこまで癌が浸潤しているのか、体の中の子宮頸がんの広がり(肉眼的)を示すものである、ということです。なので、治療に即した分類は頚癌のステージングの方だということを覚えておけ、と昔先生に言われました。
要するに、顕微鏡の分類でクラスが高いものだからって、手術できないとか考えちゃダメよってことです。あくまで広がりを見て(画像検査などで)切除範囲または切除できるかどうかを決めるのですから。あたりまえですよね、すみません長々と。

私も女ですから、色々疑問、不安に思われるお気持ち、とってもよくわかります。自分の勉強にもなりますので、何かわからないことがあったら個人的にでもご質問ください(^_^)


 
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