「日本は、韓国に嫌われている」
こう言うと多くの日本人は、
「そんなことはない。昔は反日だったけど“今は”違う!」とか、
「反日は“一部”の人間だけ。ほとんどはどちらでもない!」
という『願望による部分否定』をすることがある。
はたして本当に“今は”違うのだろうか?
本当に“一部”という表現に見合うほど少数派なのだろうか?
そしてそれらは「何を根拠に」言っているのだろうか。
私はその希望的な推察の根拠を聞いたことがない。
また、「日韓友好を阻害してるのは靖国と竹島の問題だ!」
「韓国人が嫌ってるのは日本人じゃなくて日本政府である!」
といった『責任の一極転嫁による気休め』もよく聞く。
だが、もし竹島や靖国がなかったら韓国は反日を止めるだろうか?
答えは間違いなくNOである。
「韓国は、官民一体の反日主義国家である」
こう言うと普通の日本人はつい良心的に、
「もしかして日本人が知らないだけで本当は日本が悪いのかも」
とか、「会ったこともない人が自分に悪意を持ってるわけがない」
とか、「嫌われるのは嫌われてる方に責任がある」
というように『自分を無知とする謙虚さ』や、
『他人の善意を信じようとする日本的美徳』を発揮してしまう。
そんな安易な態度では日韓の相互理解の道など遠いだろう。
最近は韓流ブームの影響もあり、以前よりたくさん韓国の情報が
日本に入って来るようになったが、それにも関わらず、
『“なぜ”反日が発生するのか』 を知る機会は非常に少ない。
韓国人は“なぜ”反日か?
それは、『○○のせい』である。
では、韓国は“なぜ”そんなことをするのか?
それは、『○○だから』である。
ならば、それらは“なぜ”知られてないのか?
それは、『○○○○○○のせい』である。
今回は日韓関係悪化の“なぜ”について整理してみることにする。
→【1】 韓国ってホントに反日?
→【2】 韓国は“なぜ”反日?
→【3】 誤解は“なぜ”なくならない?
http://3.csx.jp/peachy/data/korea/korea.html