Res.5 です。
そうですね。ちょうどよく食べるのは難しいですね。
現代は、食べ物が簡単に手にできますから・・・。
私も自分の食欲と格闘する事が多々あります(笑)
朝、目が覚めたときに疲れが取れていない日が
ある = 栄養が足りない というのは、
トピ主の方の状態での1つの考察です。
仮にRes7さんも同じような摂取カロリー、同じような
内容の食事、同じタイプの運動(有酸素運動30分+筋トレ)
を行っているのであれば栄養不足も考えられると思いますよ。
もちろん睡眠時間、生活リズムなどさまざまな事が、
疲労に関わってきますからどれが問題かは、
よくその方の生活リズム、趣味、性格、考え方など
を考慮して判断する必要がありますね。
栄養ですが、毎日の食事の事ですから調整するのは
難しいです・・・。上手に栄養を考えながら
ダイエットされている方のホームページを見つけました。
⇒
http://diet.nonz.biz/ts/
それ以外にもダイエット中に起こりやすい疲労の
一般的原因をあげてみますね。
・消化
・運動に対する取り組みの気持ち
・運動方法と計画
・血管、リンパの循環
消化に関してですが、
Res5にも、よく噛む事が内臓の負担が減りますと紹介
しましたが、1口で30回未満の咀嚼、食べ過ぎや
飲みすぎ、お菓子などは胃、腸、肝臓などさまざまな
臓器に負担をかけ、思った以上に身体に疲労を感じさせます。
当てはまる事があったら注意してみてくださいね。
腸内環境を強化するのもダイエットに繋がる良い方法
だと思いますし、腸内環境が回復すれば、少量の大切な
栄養素を逃す事なく、身体に取り込むことが出来るわけです
から疲労回復の手助けにもなります。
運動に対する取り組みの気持ちですが、
いやいや運動しなければと思いながらの運動は、身体も
疲れやすくなります。脳と身体は密接に繋がっています。
人は瞬間的にすべての物事を 好き 嫌い で分けると
いう事が脳科学の分野で分かっています。
運動する前の気分が、
『仕方がない・・・ダイエットのためだ・・・』、
『今日は運動する日だから気分がのらないけど・・・』など
運動に対するマイナスイメージがあると身体、気持ちの上
で疲労症状が出やすくなります。
言い方を換えると、気持ちの上で身体疲労そのものに対
する考えが変わるという事です。
だだただ、そうなんだと納得されず何故そうなるのか?
を考えていただき、ご自身で納得する事が脳内での
環境に変化を起こし、今後の運動時での精神、身体状態を
よい方向に持っていく事につながると思いますよ。
プラスイメージ(自分がなりたい身体を想像しての
運動や、なんだか最近走る事が楽しいなど)の場合、
脳内で神経細胞の働きをコントロールするために
使われる「修飾系伝達物質」という物の中の、
人を精神的にも肉体的にもプラスに作用させる物質があります。
(修飾系伝達物質についての詳しい話は省きますね)
例えば、
・多幸感を生み出します。
・意欲がわきます。
・身体の動きを活発にします。
・身体の学習効果が向上します。など・・・。
こういった事は、運動後の疲労回復(自己の疲労に対する認識)
にも影響します。例えば、だるい、重い が、心地よい、
すがすがしい、など、脳は身体の疲れを違う方向から
考えそして感じとらえ始めます。
ですので、気分が乗らない時は運動をしない。や、友達と一緒に
運動する事でモチベーションをあげる。など試してみてください。
もし、仕事や勉強、人間関係などでストレスがある場合ですが、
その時こそ、運動に対するモチベーションをあげ運動に
取り組むと、生活でのストレスの減少に繋がり心身共に
健康に近づけるそうですよ。スポーツの後、気持ち良いな、
またしたいな、楽しかったなと感じる事が出来たら、
自分の脳を味方につけてダイエット運動をはじめらる
良いきっかけになるかもしれないですね。
運動方法と計画ですが、
ダイエットを目的とした運動という事を考えると
有酸素運動の基準と筋力トレーニングの方法と強度が
問題になってきます。有酸素運動についてはRes5で紹介しました。
筋力トレーニングですが、どこの筋群のトレーニングを行っているか?
どのくらいの重さで何回行い、何セットするのか?など
インターネットを通して探してみるのも良いかもしれないです。
身体の一部だけをトレーニングするのはお勧めできません。
全体を、それも、もともと筋肉が大きい場所や、生活の中で
普通に使われ知らない間に身体を動かす事に携わっている
大きな筋群を鍛えると、基礎代謝が上がりやすくダイエットの
効果が現れやすい身体になると思います。
トレーニング方法を誤るとオーバーワークと呼ばれる
運動のしすぎで、身体、筋肉に疲労がたまりやすくなります。
もし前日の運動で、どこかに疲れを感じている時は、
ダイエットのための運動を休まれる事をお勧めします。
疲れが残っている状態で運動を行う事の利点は、根性がつく事
くらいだと私は思っています(笑)
そして運動の本には必ず書いてある
運動の前のウォーミングアップ、運動後のクールダウン
を忘れないようにしてくださいね。
ウォーミングアップも、クールダウンも10分ほど心地よいのんびりした
スピードで歩き軽い体操やストレッチをします。
そのちょっとした運動が疲労を作らない、または疲労回復
につながります。もちろん怪我予防にも。
血管、リンパの循環ですが、Res1の方がおっしゃっているように
どちらも循環がとどこおると、疲労回復の妨げをします。
動脈から栄養を、身体の細胞が出した余分な物を静脈、リンパ
から排出します。ウォーミングアップ、クールダウンをして
心肺にかける負担を減らす事が循環をスムーズにさせるコツです。
理由ですが、運動を始めるとまず血圧が上がります。ある程度
運動を続けると血管が広がり血液が流れやすくなります。
血液が流れやすくなると血圧が下がります。身体循環は安定した状態に
なります。運動中に、身体が慣れてきたと感じる事はよくあると
思います。それが運動中の身体循環が安定した状態です。
血液は身体に酸素や栄養を運んでいますから、突然運動を始めたり、
やめたりすると身体循環の安定が崩れ、身体の各細胞に与える適切
な酸素、栄養量のバランスを崩します。そういう事が頻繁に起これば、
疲労を起こしやすい状態になると考える事ができます。
少し話しがズレますが、
血管、リンパ管そのものを作動させやすく、
それぞれの循環を助けるもの、つまりは疲労回復に役立つもの
があります。副交感神経と呼ばれる神経です。
生活リズムの中では、夜に働きやすいと言われています。
薄暗い部屋で心地のよい音楽とアロマのにおいを楽しんだり、
木陰でそよ風を聞きながらぼ〜っとしたりと自分がリラックス
出来ているなぁという時に、身体全体に働きかける神経が
副交感神経です。身体の興奮をしずめる神経のため、
血管の拡張や身体の筋肉がほぐされ、リンパ管、リンパ壁などの
微小な筋肉には活動を働きかけるためその影響でリンパ液の流れ
を良くするとも言われています。
リンパの循環を良くするには、外からのマッサージ
やドレナージュによって循環を起こす事も良い方法かもしれませんね。
現在、さまざまなリンパに対するマッサージ、
ドレナージュ方法が行われていますが、
リンパ系を解剖学的に考えると、外からリンパの循環をよくする
手技は、皮膚に触られた感じが柔らかく、ふわっとしたマッサージ、
または、ドレナージュをしてもらえる所が良いのではないか
と思います。(あくまで個人的な意見ですが)
最後に忘れてはいけないのが、水分補給です。
人の身体の約60%は水分です。血液も、リンパも、水分が足りな
ければ循環を妨げ疲労回復の邪魔をしてしまいます。運動前、中、
後の水分補給をお勧めします。
Res7さん、お返事が長くなってしまって申し訳ないです。
疲労に関する事は、まだまだ話が深くなっていき膨大な量の
コメントになってしまうため(これでも十分多いですね…)
ダイエット中に起こりやすい疲労の一般的原因と理由、
対処方法を紹介しました。お役に立てればなによりです。