前から疑問に思っていたのですが、最近のダウンタウン（イエールタウンやスタジアムの周り）のコンドって外側にガラスを多く使ってあったり、バルコニーの張り出しのセメントの厚さ、薄くない？って思います。いかにも、日本で言えば、耐震偽装してます、って感じのもろい骨組みにしか見えません。あれって、実際、壁とかものすごく薄く、且つ、上下のスラブ厚とかもものすご〜く薄かったりするのでしょうか？あの建物もって、４０年位でしょうか？今？もちろん、買いません。

５-６年前も最近に入るのかどうか知らないけど、日本で建築関係の職を持っていた人が、建設中のバンクーバーのコンドs（沢山）を見て、同じようなことを言ってたよ。

今に始まったことじゃないんじゃないかな。

私がトロントのとあるコンドに間借りして住んでいるとき、オーナーやその友人も最近のコンドは壁が薄くて、狭くて・・と言っていたな〜。
たしかに私が間借りしていたコンドは築年数は結構ありそうだったけど、重厚な作りをしていたし隣、上下の騒音なんて聞こえたことがなかったな。（ま、静かな人が住んでいただけかもしれないけど） 　

最近の傾向として、全体的に、手抜きとまでは言いませんが、そういった大量生産的な建築物をよくみます。建築ラッシュのビクトリアでも、庶民が購入するアパートなどは結構壁が薄そうですよ。

それとも、昔とは違う、なにか新しい素材を使って、薄くても他家の音がモレ聞こえないような、そんな素材を使用してるのでしょうか？ 　

ダウンタウンの築2-3年のコンドを間借りしたことがあります。外観はいいけど、中はよく見ると安っぽい造りでした。

隣の音は聞こえませんでしたが、上の音は気になりました。足音なんか丸聞こえです。

加えて、壁だか柱だか知りませんが、よくビシッというきしむ音が聞こえました。どこかヒビ割れてるのか？と最初は心配になりましたが、しょっちゅうなので次第にどうでもよくなりました。（自分の所有じゃないから他人事だったのかも）

良かった点は、断熱材はしっかりしていたようで、冬でも寒くなかったこと。あんまり暖房をつけませんでした。 　

人手が足りなくて、釘一本打ったことのないど素人を集めて建ててるんだから、大体の想像はつくでしょ。 　

それらを「コンドミニマム」と呼ぶ 　

カナダのビルの方が（日本に比べて）スラブやガラスの厚みがあるのです。だからコンクリートの型枠とか、日本の建築屋が買って使っていました。
壁の厚さに関しては、昔は広さが十分取れたから、厚い壁をドーンと作れたけど、今は少しでも広くする為に内壁は薄くなっている様です。
でも外側のコンクリの厚さは日本とそんなに変わらないと思います。
耐震に関しては、カナダは地震が少ないし、日本の方が基準が高いかもしれません。 　

日本の一級建築士の友達が遊びに来た時、地震地帯のバンクーバーなのに、コンドの“外観重視”のみのお粗末過ぎる構造にものすごく驚いて、〝絶対住みたくない〝と怖がっていました。 　

本当、地震がきたら、どれくらいの規模で崩壊するんでしょうね〜。あ〜怖い怖い・・・。 　

家の実家も建設業なんですが、兄がこちらに遊びに着て建設中の現場をみて、鉄筋鉄骨？が少ないな〜、鉄骨が酔っ払ってるなぁ〜と笑っておりました。日本の耐震建設を見ると、こちらはいびつな感じがしますね。
　

確かに頼りなさそうな感じだけど、実際、鉄筋が少ない？ことによる問題とか事故とかは、実際カナダで起きているのでしょうか？？？ 　

アメリカはWest Hollywood、Hollywood近辺のアパート・コンドに比べればまだしっかりしているかも…

以前そのあたりに住んでいて、建築の一部始終を見ていましたが恐ろしくて恐ろしくて…ちなみにレントは1BRで＄1800くらいからのところで、鉄筋全く無し(うそじゃないです)の4階建て見たことあります。地下の駐車場なんてコンクリートブロック(塀とかに使うようなあれです)で芯を作って、その上に薄くコンクリート塗っているだけでした。 　

家の近所に２階建ての商業用のビルみたいなのが建設中ですが、なんとブロックをセメントで積んでいるだけで、鉄筋なんて入っていません。

私は建築の事はわからないけど、以前実家でに小さな駐車場を作った時でさえ、ブロックの中に鉄筋みたいなのが入ってたのを覚えているのに、ビル建築でただブロックを積み上げるのってどうなの？

それに工事が進んでないのか、一年近くずっとそのままになってて、鉄骨の部分がかなり錆びてたんですが、こんなんで良いんでしょうか？
まあ最近また工事が開始され、なんかきれいなビルに変身してますが。。。
途中を知っているだけに、なんかなーって！ 　

だからハリケーンであんなに家が飛んでいくんだな．．．． 　

少し前に火事があったのですが、避難地域に知人が住んでいた為、そこまで行くことになりました。
4階建てコンドから火が出て、近くのDuplexに燃え移り何件もの建物があっという間に燃えてしまいました。

火元となったコンドの焼け跡を見たのですが、ほとんど何も残っていませんでした。聞いたらここらでは4階建てまでは木造でよいとのことだそうです。
（Duplexの家もものすごく近い間隔で建っていた）

燃え尽きるまでの早さに驚き、鉄骨などがないことにも驚いてしまいました。

　

笑えませんね。 　

積み木
　

建てるのに１年かかっても２０分で燃えつきる 　

バンクーバーの場合、耐震よりも、耐水のことのほうが問題みたいですよ。実際バンクーバーは地震はそんなにおきませんから。でも、耐水加工がきっちりされていない素材をつかうので、２年とか５年、１０年したころに、リーキーコンドの問題がでてくるみたいです。見えないところでかびが大発生して、病気になってしまうみたいです。 　

リーキーも問題ですよね。
近所に２階建ですてきな外観のコンド(２階でもコンドっていうのかわかりませんが）がありますが、２年に１度くらいの割合で大規模な壁の修理をしています。
今もまた工事が始まり、通りがかりに工事の様子を見ましたが、断熱材が真っ黒でした。あれってカビなんでしょうねー。

不思議なのは、なぜか多くの所帯は引っ越したのか、半分くらい(もっとかも）が空き部屋なんです。そのコンドのローン払いながら他にアパートを借りるのは、経済的に大変でしょうね。

でもやっぱりいつ大規模な地震が起きてもおかしくない西海岸では、私は耐震性の方が気になります。

今年の初めだったか、数日間のうちに大規模な地震が起きると騒がれたじゃないですか！
あの時は何も起きませんでしたが、専門家が
"今後1年は大丈夫でしょう”っていうコメントをしていたのが気にかかります。