『留学するからには真剣にとことんやりたいという向上心の高い学生が集まる学校です。』
カナダのバンクーバーに本校をもつパシフィック・ゲートウェイ・インターナショナル・カレッジ[Pacific Gateway International College](以下パシフィックゲートウェイ)のビクトリア校のご紹介です。そのほか、カナダのトロントとビクトリア、オーストラリアのシドニー、ブリスベンにもキャンパスがある大規模な語学学校であり、すぐれたカリキュラムで、経験豊富な講師陣のもとで学べば、やる気ある学生さんの英語力は伸びること間違いありません。English Only Policyをはじめとする徹底した英語漬けの環境に浸ってみませんか。
★厳しさと楽しさ両面を兼ねそなえた当校へぜひいらっしゃってください!
(Masaeさん:とても流暢な英語をお話しになる日本人カウンセラーさんです。)
-パシフィックゲートウェイは厳しい学校と伺ったのですが。
「はい、当校は真剣に勉強したい人が集まる学校です。ですから、きちんと勉強してもらうためにも、まず出席管理を非常に厳しくしています。85%以上の出席率を求めていますが、下回ると警告のレターが発行され、改善されない場合は退学になります。学内では携帯電話も使用禁止です。また、English Only Policyが厳しく、学校内だけではなくて、学校外にも母国語禁止エリアがあります。他の都市にあるパシフィックゲートウェイでは、そのエリアは学校から1ブロック以内ですが、ビクトリア校では一部、2ブロック以内になっています。このルールを破って英語以外の言葉を話していると、1回目はイエローカード、2回目はレッドカード、3回目でブラックカードを発行します。ブラックカードというのは退学を意味します。でも、レッド、ブラックカードを出したことはありませんね。みなさん本当に英語を話そうと一生懸命ですから、イエローですら発行枚数も本当にごくわずかです。でも、厳しいばかりではありませんよ。努力している学生さんはとことん応援します。たとえば、グリーンカードというのがあり、一定枚数獲得すると、ギフト券と交換できる仕組みになっています。」
-楽しいアクティビティーも豊富だそうですね。
「そうですね、今の季節はホエールウォッチング、ハイキング、カヤックなどを準備しています。ビクトリアはアクティビティーに最適な場所へのアクセスがとても容易なので、実に様々な所へ行くことができるんですよ。また、月に1度を目安に泊まりがけの旅行も入れるようにしています。先日は3連休を利用してロッキーマウンテンへ出かけました。また、留学生の皆さんは予算が限られていると思いますので、こういった大きなものを取り入れた月には、そのほかの日には無料やごく少額で参加できるものもたくさん提供するようにしていますよ。」
-留学を考えている人にメッセージをお願いします。
「しっかり英語を身につけたい人はぜひ当校へどうぞ。ワーキングホリデーの方のためのカフェプログラムや、英語教師を目指すための方のJ-shineコース、また放課後にはネイティブスピーカーのカナダ人とのカンバセーションクラブなど、みなさんの目標を応援するために様々なプログラムを用意してお待ちしております。」
★学生の熱心さや行動力にはいつもこちらが驚かされることばかりです。
(Maggi先生:こういうインタビューは教師としての在り方を振り返る意味で私にとってもいい機会ね、とお話しくださいました。)
-先生は、なぜ英語の教師になろうと思ったのですか。
「実は私の第一言語はチェコ語で、子供の頃には私自身ESLで英語を勉強していました。またその後、ESLの先生のアシスタントとして手伝いなどをするようになり、そのときの経験を通して、英語を教えたいと思うようになりました。それで私は大学に進学し、応用言語学を専攻しました。またTESOLの資格も持っています。パシフィックゲートウェイで教えるようになって今、半年が過ぎたところです。海外のいろいろな国から来た若い人たちと、コミュニケーションをとるこの仕事はとても楽しいですね。いろいろなバックグラウンドを持った人から興味深い話を聞けるし、みんなが上手になっていくのがすごくうれしいです。」
-今はどんなことを教えているのですか。
「午後は選択クラスの文法、語彙のクラスを受け持っていて、午前は主に発音のクラスを受け持っています。発音の授業は最も楽しい授業の一つですね。学生達は、早口言葉や歌、そのほか文字通り体全体を使って英語を話すんですよ。このあたりはちょっと他の授業と違うところでしょうね。早口言葉というのは、ネイティブスピーカーにとっても難しいわけですが、リズムよく話す練習にもなるしとても有益だと思います。何より、楽しみながら勉強できますしね。」
-教える際に気をつけているのはどんなことですか。
「そうですね、まずは授業は学生が中心であること、つまり教師が話す時間というのはできるだけ短くするように心がけています。また、学生にとって新しいことを教えるというのも、もちろんすごく大切なことですが、私は、すでに知っている知識をどうアウトプットするかというのも大切だと思っています。また、それを引き出すためには、あまり厳しく間違いを訂正してしまったり、すごく高度な結果を期待して改善を要求しすぎてもいけないと思います。もちろん、誤りを直し、高いレベルに達することは必要ですけれど、そのバランスを考えながら指導するようにしています。」
★ネイティブの発音をよく聴いて、コピーする。これが発音上達の秘訣です。
(Mike先生:ヨーロッパやカナダの公立高校での教授経験もお持ちです。パシフィックゲートウェイでは3年ほど教えていらっしゃいます。)
-今はどんな授業を受け持っているのですか。
「発音です。上級クラスを担当しています。発音の癖というのはもちろん母国語によって違いますが、私は1回に1つのポイントに重点を置いて、発音指導をするようにしています。また、うまく発音するためには、よく聴くことも大切だと考えていますので、学生にはネイティブスピーカーが発する音を注意深く聴き、コピーするように指導しています。もちろん舌の位置や、口の形も大切ですね。ですから、鏡を使って確認するのはもちろん、ビデオ撮影をすることもあります。さらにはコンピューターで、自分の音声とネイティブの音声の違いを視覚的に比較できるようなプログラムを使っています。」
-発音指導で大変なのはどのような点ですか。
「そうですね、1回その場で正しい発音ができるだけでなく、10分後でも、2日後でも、いつでもその音が出せるようにすることですね。そして最終的には発音する際に頭の中でいちいち “舌の位置はどこだっけ? 口の形はどうだっけ?” と考えなくてもすむようになるのが目標ですね。」
-これから留学する方にメッセージをお願いします。
「私は発音以外にもいろいろな授業を受け持ちましたが、1ついえることは、パシフィックゲートウェイはどの授業も素晴らしいカリキュラムが準備されているという点です。学生のことを良く考えた上で、十分に練って用意されているものばかりです。ですから、どんなレベルの皆さんも安心してこの学校英語の勉強に来てください。」
★希望の分野でのインターンシップ、とても楽しみです!
(Saoriさん:日本人以外の友達ができたことで、Yes・No と自分の気持ちがはっきり伝えられるようになったそうです。)
-なぜパシフィックゲートウェイで勉強しようと思ったのですか。
「私は日本の専門学校を休学してこちらに来ました。エアラインコースで勉強しており、将来客室乗務員になるためには英語は不可欠です。それで留学を決意したのですが、学校の先生や先輩に相談をしたところ、パシフィックゲートウェイの評判がとてもよかったんです。厳しいという話も聞いていましたが、やるからにはしっかりとことん勉強しようと思って、あえて選びました。」
-実際に入学してみて、いかがですか。
「そうですね、確かにEnglish Only Policyはとても厳しく、3回注意されたら退学になります。でも、皆きちんと英語でお喋りをし、ルールを守っていますよ。また、勉強面では厳しいかもしれませんが、先生と学生の関係はとてもフレンドリーで、気軽に質問ができます。とても勉強しやすい環境で居心地がいいですね。何か不安なことがあっても、その気持ちを解消してくれます。」
-授業はいかがですか。
「今4ヶ月半経ちましたが、最近入学して3つ目のレベルに上がり、Advancedのクラスで勉強しています。今までとは全く違う分野の語彙などが増え、難しくなってきました。来月からインターンシップも始まるので、勉強の内容も Business English つまり、電話のかけ方やビジネスレターの書き方などに変わってきました。実習の前に前にしっかりと勉強しておこうと思います。」
―どちらでインターンシップをなさるのですか。
「私はビクトリアでも有名なホテルでのインターンシップが決まりました。誰でも出来る経験ではないし、ましてテレビでもCMをしているようなホテルで働けるとわかって、びっくりしました。決まったときは本当に嬉しかったです。これもパシフィックゲートウェイの先生方やスタッフの方のおかげです。受付業務に携わることになっているのですが、将来フライトアテンダントになるにあたって、接客業務ができるのはとてもよい経験になると思います。机の上で勉強するのではなく、実際の現場で学ぶわけですから、今とてもドキドキしていますが、しっかりと頑張りたいと思います。」
★英語と看護師の知識・経験を生かし、海外で医療に携わりたいです。
(Daisukeさん:ビクトリアにワーキングホリデーをしたことのある人に勧められて、カナダに来ることを決意しました。)
-パシフィックゲートウェイで学んでよかったことは何ですか。
「そうですね、会話力が伸びたことだと思います。初級のクラスからのスタートでしたが、初めは先生の指示などもなかなか理解できなくて苦労しました。でも、特にリスニングや発音など、コミュニケーションに必要な授業を積極的に選択したおかげで授業にも十分ついていけるようになり、クラスも一度も落第することなく上がり続けています。Power Speakingというクラスもとてもよかったですね。授業中には本当にたくさんの話す機会がありましたし、プレゼンテーションは英語力ももちろん伸びましたが、その内容は将来日本語でやるときにも役に立つものでした。」
-カンバセーションクラブにも積極的に参加したそうですね。
「はい、そうです。この学校にはCCC(Canadian Conversation Club)というのが放課後あるのですが、最初の頃はほぼ毎回このクラブに参加しました。CCCでは放課後に、先生以外のネイティブイングリッシュスピーカーと話せるのですが、学生は少ないと私1人、多くても5人までです。ですから話すチャンスがたくさんありました。レベルも2つから4つくらいに分かれているので、上手な人ばかりが話しているとうことはありませんでした。おもしろかったのは、ネイティブスピーカーのバックグラウンドですね。ビクトリア大学の学生の方だったり、絵描きだったり、それからゲームデザイナーの方などから色々な話が聞けましたよ。授業ではトピックにならないような恋愛についてなんかも扱っていて、そこからまたカナダと日本の違いなどを知ることができ興味深かったです。CCCに参加したおかげで、だんだん英語が楽に話せるようになりました。」
★学校と授業の風景
広々とした明るい受付 |
学生用ラウンジ 壁にはいろいろな情報がたくさん |
学生用キッチン 電子レンジもたくさんあります。 |
パソコンはここのほかにもう一部屋準備されています。 |
明るい教室。椅子の足には音を抑えるためのテニスボールがあります。 |
第2キャンパスはこのお花屋さんの奥にあります。 |
★ビクトリアでは当校のみ! パシフィックゲートウェイでJ-shineの資格を得ませんか?
(Taeko先生:J-shineコースを担当しているとても明るく朗らかな先生です。)
-経歴を教えてください。
「私は日本では中学校で英語を教えるほか、勉強教室のようなところでは小学生を中心に国語、算数、英語などを教えていました。教員免許は小学校、中学・高校の英語、中学・高校の数学を持っております。カナダでは高校生に数学を教えたり、日本語教師として日本語を母国語としない人への指導もしています。パシフィックゲートウェイではJ-shineのコースを受け持ち、明日、第2期生を送り出すところです。」
-J-shineとは何ですか。
「J-shineというのは日本の小学校で英語教育の指導者となるために必要な技術や知識、能力などを取得していることを証明する資格です。」
-パシフィックゲートウェイのJ-shineのコースについて教えてください。
「はい。パシフィックゲートウェイが提供するJ-shineコースは全部で8週間となっています。最初の4週間は午前中に一般英語を、午後はTESL for Young Learners(児童英語教授法)を学びます。後半の4週間は午前中が小学校英語指導者養成(J-shine)コース、午後は引き続きTESLのコースとなっています。8週間修了するとJ-shineの準資格が取得できます。さらに希望者は現地のチャイルドケアセンターで50時間の教育実習をすることができ、実習まで修了した方は正資格が得られます。J-shineは日本語で授業が行われますが、8週間通して行われるTESLの授業は英語で行われ、他の国からの留学生と一緒に学ぶことになります。ですから、ある程度の英語力のある方でないと入学ができませんし、入学後も英語力を伸ばすことができます。授業では言語習得のプロセスや、小学校で英語を学ぶ意義、学級担任とのチームティーチングについてなどを学んでいきます。プログラムの最終段階では、模擬授業を行います。」
-コースの特徴はどんなところでしょうか。
「そうですね、第一に私たちのプログラムは他校に比べて模擬授業の回数が多いことでしょう。このコースを受講する多くの学生さんが、これまでに教壇に立ったことのない方ですが、1回でも多く練習をすれば、それだけ自信と技術がつくと思うんです。ですから、できるだけたくさん模擬授業を取り入れるようにしています。また模擬授業の際にはお互いに良い点、改善すべき点をコメントし合い、しっかりとフィードバックするようにしています。第二に午後のTESLのプログラムとうまく連動していることも特徴として挙げられますね。J-shineだけですとたった4週間しかありませんが、TESLを同時に学ぶことによって、内容の濃いものが学べるようになっているのが当校のプログラムです。」
★パシフィックゲートウェイのTKTはとても特徴あるプログラムです。大変だけれど、その分やりがいがありますよ。
(Monty先生:歴史教諭や校内カウンセラーのご経験もあるというMonty先生、教師歴10年のベテランです。)
-TKTとは何ですか。
「TKTとはTeaching Knowledge Testの略で、ケンブリッジ大学による英語教育検定です。世界的に広く認められた英語教師の資格といえます。テストは大きく3部門に分かれていて、言語教育とは何か、授業の組み立て方、クラス運営の方法などに関する知識が問われます。試験を受けると、それぞれの分野でどのくらい知識があるかの証明書が発行されます。」
-クラスではどんなことを学ぶのですか。
「このコースは3か月のフルタイムコースです。TKTはテストですから、もちろんその試験対策に焦点が置かれています。さまざまな知識を得るためには文献もたくさん読みこなしますし、クラス内ではよりよい英語教育に関してディスカッションも行われます。また、私がモデルとなってさまざまな例を示すこともありますし、本番に即した練習問題や模擬試験も取り入れるようにしています。しかし、教壇実習も取り入れているのが当校の特徴ですね。知識だけでなく、実際に教えるのに必要な技術もまた大切ですから。」
-学生さんにとってもっとも大変な部分というのはなんでしょうか。
「そうですね、第二言語で何か新しいことを学ぶということ自体ももちろん大変なことですが、中でも特にたくさんある専門用語を覚えなければならない点ですね。しかし、やる気があり、新しいことを学ぼうとする意欲がある学生ばかりです。みんなで励ましあいながら勉強することによって、コミュニケーションスキルもアップできる、やりがいのあるコースだと思いますよ。」
★一生の中で、一番勉強をしたのがパシフィックゲートウェイで過ごした時間でした!
(Azusaさん:パシフィックゲートウェイの卒業生。興味を持って何でもやってみることが大切と語る彼女は、カナダに来た当初から今でもずっと病院でボランティア活動にも精を出しているそうです。)
-パシフィックゲートウェイではどのコースをとったんですか。
「私はもともとビジネスイングリッシュを勉強したいと思って留学しました。でも、実はこちらに入学した当初は、ビジネスイングリッシュのクラスを受講するのに必要な英語力に達していなかったんです。ですから、まずは一般英語クラスで勉強しました。そこで英語力をつけてからビジネスイングリッシュを3か月勉強し、Diplomaをもらいました。その後は2ヶ月TOEICのクラスを受講しました。」
-TOEICコースはいかがでしたか。
「すっごくよかったです。先生はとても厳しい先生です。厳しいといっても、恐いという意味ではなくて、授業は寝たくても寝る暇がないほどテンポよく進み、勉強に対する姿勢まで教えてくれる先生でした。学生をやる気にさせるのがすごくうまいんです。ですから寝る間を惜しんで勉強することができました。中でもタイムマネジメントを教えてもらったのはすごくよかったです。問題を解くときに、先生は必ず、“じゃあこの問題は5分で” といった具合に、時間を決めて行うんです。時間との戦いのTOEICではこの練習はすごくためになりました。また、日本で教えたこともある先生は、“日本ではTOEICのスコアが高くても実は話せない人が多い” という事情もよくご存知なので、常にスコアをとったその先のことも考えなさいとおっしゃっていました。そのために授業ではカメラの前で話すスーキングやディスカッションもたくさんしました。トピックはいつも新聞の記事からで、経済や少子高齢化などでしたが、ここで勉強した社会の背景や語彙がTOEICの対策としてすごく役立ちました。平均睡眠時間が5時間くらいの日々でしたけれど、スコアも100点以上上がったし、満足度はとても大きいです。」
-トーキングコンテスト というのがあるそうですね。
「そうなんです。これは知り合いや、スーパーの店員さんなど1か月に何人のカナディアンに話しかけられるかを競うんです。内容は “今何時?” ”何番のバス待っているの?” “この服の色違いはありませんか?” といった簡単なものから、もっと長い世間話まで何でもOKです。 ”いつ、どこで、だれに、なにを話したか” を提出すると、月末に優勝者の名前が校内放送でアナウンスされ表彰されるんです。私は残念ながら優勝したことはありませんけれど、150人くらいに話しかけましたよ!!このコンテストのおかげで英語を話す自信がつきましたし、学校の母国語禁止ルールが厳しいことと合わせて英語を話すのが苦じゃありません。今ルームメイトは日本人なのですが、私は彼女の日本語を一度も聞いたことがないんですよ。」
<取材後記>
小規模な学校が多いビクトリアの中で、Pacific Gateway International College(パシフィックゲートウェイ)、ビクトリア校は、学生総数200名前後と、比較的規模の大きい学校です。それでいて、だれ一人こっそり英語以外の言葉で話したりせずに、English Only Policyが徹底的に守られていることからは、パシフィックゲートウェイで勉強している学生さんのやる気の高さをうかがい知ることができます。どの学生さんに伺っても、「厳しいと知っていてあえて選んだ」という答えが返ってくる点からも同じことが言えるでしょう。
パシフィックゲートウェイは、ビクトリア校のほか、バンクーバー、トロントにもキャンパスがあり、すべてのキャンパスが同じプログラムで運営されています。したがって、他の都市への移動し転校をした場合にも、スムーズに勉強が続けられるのも魅力の一つと言えるでしょう。
まじめに一生懸命勉強したい方、英語力を確実に身につけたいという方には最適の学校です。