※このページは2009年時点での内容です。
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『KGICビクトリア校では スキル別クラス構成はもちろん、ビクトリア校のオリジナルプログラムもご用意しております!』
一番賑やかな通りから1つ中に入ったところにある、レンガのおしゃれな建物の、KGICビクトリアキャンパス。独自のしっかりとしたカリキュラムを持ち、スキル別クラス分けが行われています。また、ESL部門だけでなく、ビジネス関連のプログラムもあるので、身につけた英語を生かしてその先を考える人にはぴったりの学校です。
★最大の特徴は技能別のクラス分け! 当校で得意を伸ばし、苦手を克服してください!
(Jorgeさん:アカデミックディレクター)
-経歴を教えてください。
「大学では教育学を専攻し、英語教育に携わってもう25年になります。はじめは南米のウルグアイやアルゼンチンなどで教えていました。KGICビクトリア校では2005年の開校時からずっと働いています。」
-こちらの学校の特徴はどんなところでしょうか。
「そうですね、たくさんありますよ。まずKGICはトロント、バンクーバー、サーレーにもあるのですが、GBE(Global Business English)というインターンシッププログラムが受講できるのは当ビクトリアキャンパスだけです。第2にKGICでは技能別にクラス編成をしている点は他校と違うところですね。たとえば文法は得意だけれど、会話が苦手という生徒さんには、文法は高いレベルのクラスでよりその力を伸ばし、会話クラスはもう少し簡単なレベルから始め、基礎から固めるという方法が可能です。午前と午後のクラスでは教師も変わりますから、いろいろな教師の話し方を聞くことにもなります。また、TESOL integratedというコースでは大人子供両方に対する英語教授法が学べるのも当校の特徴ですね。それから、KGICグループでは独自のしっかりとしたカリキュラムを作成しており、それに基づいたオリジナルテキストで学ぶことができます。最後に、定期的に生徒が先生を評価したり、コメントをしたりできるシステムを採用していますから、教師もまた、常に真剣勝負で授業に臨んでいます。」
-GBEについてもう少し詳しく教えてください。
「GBE(Global Business English)は、先ほどもお話しした通り、ビクトリア校オリジナルプログラムです。8週間間のクラス講義と、4週間のインターンシップにより、サービス業界の英語とスキルをマスターできる内容となっています。クラス講義では、プレゼンテーションやビジネスライティングなどの英語力はもちろん、ホテル・インターナショナルビジネス・ツーリズム・国際貿易などをトピックに取り上げ、各業界で必要となる基礎知識が得られるようになっています。最後の4週間のインターンシップでは、ビクトリア、あるいはバンクーバーの旅行会社やホテルなどで学んだことをいかした研修が行えます。観光サービス業が活発なビクトリア・バンクーバーならではのプログラムと言えますね。」
-頑張った生徒へのご褒美もあるそうですね。
「はい、その通りです。4か月ごとに各クラスの担当教師から推薦された生徒の中から、特に頑張った生徒に対しては、1か月無料で授業が受けられるスカラーシップを用意しています。当校はEnglish Policyが厳しい学校ですが、厳しくするばかりではなく、生徒の努力は大いに奨励し、讃えたいと思っています。どのレベルの、どのクラスの人にも平等にチャンスがありますから、ぜひ頑張ってほしいですね。」
-これから留学する人にメッセージをお願いします。
「KGICビクトリア校は学校中の先生スタッフと生徒がすべて顔見知りといったような温かい雰囲気の学校です。どんな目的の人にとっても、当校の4技能別のクラスによって、英語力を伸ばし目標を達成できるようなプログラムを提供しています。ぜひ当校で英語を勉強してください。お待ちしています」
★英語を話す度胸がつき、学校の友達はもちろん、地元カナディアンの友達もできて、毎日楽しく過ごしています!
(Sotaさん:大学を休学しての留学。校内のスピーチコンテストではみごと優勝したそうです。)
-KGICではどのコースをとりましたか。
「はい、私はPMM(Power Speaking and Modern Media)と、PJP(Power Writing for Journalism and Publishing)という二つのコースをとりました。PMMというのは、テレビや新聞のニュースを題材に、話すことに重点を置いたコースで、PJPというのは様々なスタイルのライティングを強化するプログラムです。」
-PMMはとても厳しいコースだと聞いていますが。
「はい、確かに先生はいい意味で厳しかったです。出席にも厳しくて、遅刻が続くと修了証をもらえません。もちろん、宿題も毎日ありました。でもこの宿題のおかげで、当時私は入学したばかりでしたが、簡単に勉強の習慣がつきましたね。宿題の内容というのは新聞記事を読み、語彙を調べ、要約することでしたが、一人一人違う記事が割り振られるので、誰も頼れず自分でやるしかありません。授業ではひたすらずっと話しっぱなしなのですが、まずは3人程度のグループに分かれ、各自の記事を紹介した上で自分の意見を述べます。さらにはクラスメイトに意見を求めるのですが、この時Yes・Noクエスチョンは禁止です。理由は答えが単調になってしまうからです。ですから、質問する側も答える側もしっかり考えなくてはなりません。次にグループの中で一つの記事を選んで、ミニロールプレイをします。ほかのグループの人に自分たちが選んだ記事の内容をわかってもらえるようにセリフを考えるのもまたいい勉強でした。たとえ記事の内容が政治の内容でも、ここは楽しくやる、それがポイントですね(笑) さらに毎週プレゼンテーションや意見を述べるためのライティングのテストがあり、話すこと、特に自分の意見を言うことにはかなり自信がつきました。また、正直に言うと、私は日本にいるときは新聞を読む習慣がありませんでしたが、この授業のおかげで今でも毎日英字新聞を読むようになりました。」
-PJPはいかがでしたか。
「PJPでもかなり鍛えられました。とにかく宿題が多かったですね。新聞を読むことやイディオムを覚えること、テキストを読むことに、A4用紙1枚分程度のライティングなど、毎日必ず6つくらい宿題がありました。大変でしたよ。特に勉強になったのはコンマ(,)やピリオド(.)、コロン(:)や引用符(" ")の使い方などで、今まであまり深く考えていなかったのに、いろいろなルールや使い方があるのを知りました。プログラムはまずはアカデミックなものを書くことから始まり、次に小説のような、自分で作り出すスタイル、最後はコース修了製作にもなる雑誌の執筆編集と進みました。テーマもはじめは "○○について" と具体的なものが与えられましたが、最終的には "シニア向けの雑誌のライターになったつもりで、記事を書きなさい" といったようなものになり、だんだん難しくなっていきました。書く力は確実に伸びたと思います。」
★苦手を克服できたのはKGICのおかげです。
(Reynaldoさん:メキシコから来ました。Sotaさんとは大親友。学校でできた友達とはいろいろなことを楽しんでいるそうです。)
-なぜビクトリアに留学しようと思ったのですか。
「私はメキシコでは大学を卒業したところです。今は世界的に経済状態が悪く不況ですが、メキシコでもやはり同じで、就職はとても難しい状態です。その中でいい仕事を手に入れるためには、英語力というのは欠かせない条件になります。また、それ以外にも私は旅行が好きなので、英語ができたらもっと旅行が楽しくなると思い、留学することに決めました。ビクトリアを選んだのは、治安がよく、友達がこちらにいたためです。」
-KGICでどんなところが伸びましたか。
「文法ですね。私は文法がすごく苦手だったのですが、この学校の先生は非常にわかりやすく文法を教えてくださいました。また、ただ単に文法の説明をするだけではなくて、いつ、どうやって使うのかについての解説も詳しかったし、習った文法をその場でたくさん練習する機会があったのがとても役に立ちました。またスペリングも苦手だったのですが、それについても丁寧に教えてもらえました。それからリスニング力も上がりました。最初は先生が話していることを理解するのが難しかったのですが、今ではもう平気です。とても仲のいい友達ができて、英語で話したのも役立ちましたね。友達が自分の知らない言葉や表現を使っていると、それを理解したくて教えてもらったり、調べたりしたので、授業以外の場でも語彙が増えました。」
-楽しかった授業は何ですか。
「それは何といってもコミュニケーションのクラスですね。ディスカッションやディベートでいろいろな国から来た友達と意見を交換したり、相手の文化を知ったり、ロールプレイをしたり、どれもとても楽しくて、勉強なのに、毎回授業があっという間に過ぎていきました。スピーキング力も伸ばすことができたし、また頭の中でスペイン語に訳さずに、英語でモノを考える、という習慣がつきました。」
★KGICの授業は、とてもしっかり考えられたものだと思います!
(Jassimさん:サウジアラビアからの留学生。今はビクトリア大学大学院での機械工学の勉強が始まりました。)
-なぜKGICで勉強しようと思ったのですか。
「実は私は半年ほどカナダのほかの都市にあるESLで勉強しました。しかしそこでは先生が何を言っているのか、授業で今何が行われているのか全然わからなかったんです。授業の内容も先生に一任されていて、体系だったカリキュラムがありませんでした。伸び悩んでいた時に友達からKGICはカリキュラムがとてもしっかりしたいい学校だという評判を聞いたんです。ビクトリアという小さな町にあるのも、私の故郷と似ていてよかったですね。」
-実際にKGICで勉強していかがでしたか。
「たった3か月ですが、私の英語力は飛躍的に伸びました。本当にプログラムがしっかりした学校だと思います。学校でのレベルも3から5まで上がったんですよ。クラスが、読む・聞く・書く・話す、それぞれの自分に合ったレベルになっているのがとてもよかったです。入学前、私はスピーキングはまあまあ自信があったのですが、文法とライティングが本当に苦手だったんです。以前は英語で文章を書いても、文法も間違っていたし、文章が長く続けられなかったりしましたが、今ではそんなことは全くありません。エッセイも書けるようになりましたし、ストーリーも英語で作れるようになりました。この学校に転校して本当によかったです。」
-放課後はどのように過ごしましたか。
「主に図書館で勉強していました。授業の復習などしっかりしましたよ。それからアクティビティにも参加しました。KGICで勉強できる時間が限られていたので、そんなにたくさんのものには参加できませんでしたけれど、アクティビティそのものも楽しかったし、そこでまた友達と一緒に何かができるということがとても楽しかったです。とても充実した毎日でした。」
★学校と授業の風景
主にビジネスプログラムの 生徒用のラウンジ |
教授法のクラスにはかわいい 教材がたくさんありました。 |
アクティビティの案内も豊富です。 |
ラウンジの本棚には生徒作成の 雑誌も並んでいます(写真中央部) |
受付の様子 |
KGICの生徒さんは 学割定期券が購入できます。 |
★当校オリジナルプログラムをご用意して、皆さんをお待ちしております!
(Makoさん:日本人スタッフ。他の学校での経験も含めカウンセラー歴約5年、カナダ在住歴も長く、とても頼りになるカウンセラーさんです。)
-最近日本人の生徒さんに人気のプログラムがあるそうですね。
「はい。EPC (English for Professional Careers) というプログラムです。4週間のフルタイムプログラムで、ビジネスに関する基礎知識を身につけることができます。具体的には、英文履歴書やカバーレターの書き方、ディベート、ビジネスミーティングや交渉時に必要な英語力、またその進め方などで、実務経験のない生徒さんでも、プロフェッショナルな環境で必要とされるスキルを身につけることができます。ESLを終了し、さらにビジネスに関する知識やスキルを身につけたい方、ワーキングホリデーでいらっしゃってこれから仕事を始める方などにお勧めのプログラムですね。また、当校の各種ビジネスプログラムはある一定以上の英語力がないと入学できませんが、このEPCプログラムはその基準が他に比べると少しやさしくなっていますから、まずはここでしっかり基礎知識をつけるのもいいと思います。一定基準以上でEPCを修了した生徒さんへは、各ビジネスプログラムへの入学試験が免除されます。」
-ビクトリア大学で勉強できるプログラムもあると聞きましたが。
「それは、KGIC&University of Victoria Link Programですね。 ビクトリア校オリジナルのプログラムで、ELSでの英語学習だけでは物足りない方にぜひお勧めしたいプログラムです。当校のPMM(power Speaking and Modern Media)を修了した方、あるいは、GBE(Global Business English) とPJP(Powerwriting for Journalism and Publishing)の両方を修了した方が、ビクトリア大学のContinuing Studiesで開講されるBusiness Administration のプログラムに進めるというコースです(GBEについては、アカデミックディレクターのJeorgeが、 PMMとPJPについては本校の学生Sotaさんが上記で説明しておりますので、ご覧くださいね)。通常は入学に際して英語のテストが必要なのですが、当校のプログラム修了生はその英語の試験が免除されます。進学先では現地のカナダ人と机を並べて勉強をすることができるので、「英語を勉強したその先」を目指している方にとっては、とてもいい機会だと思います。またプログラム修了後はワークビザ取得の機会もありますから、カナダで学び、さらにそれを生かして、就業経験を得たいと考えている人にとっても最適ですね。"UVic(ビクトリア大学)"で勉強することができ、なおかつの将来的なチャンスにつながるプログラムだと思います!」
<取材後記>
KGICはビクトリアダウンタウンにありますが、最もにぎやかな通りから1本中に入っているせいか、学校の周りはとても落ち着いた雰囲気です。一方校内では、どのスタッフ・先生も、生徒さんに対して温かく親しみを持って接してくださり、休み時間になるとクラスの分け隔てなくおしゃべりが始まるのが印象的でした。また、楽しいながらも厳しく授業で苦楽を共にしているせいか、生徒さん同士の結束力も強固なようです。
クラス別技能クラスはなんといってもKGIC最大の特徴といえるでしょう。たとえば、文法で点数が取れたせいで上のクラスになったものの、クラスメイトの会話についていけない、といった問題も、KGICなら難なく解消です。
基礎からビジネスレベルまで、しっかりと勉強したい人にぴったりの学校といえるでしょう。
レポート Jpcanada.com