※このページは2009年時点での内容です。
最新情報につきましては こちらのリンク先 をご覧下さい。
『留学が初めての方にも安心していただける、それがGEOSビクトリア校です。』
日本全国、また世界20カ国にわたって展開しているGEOSのビクトリア校は、小規模ながらカンセラー4人体制で生徒さんへの満足度を最優先にしているという安心して学べる学校の一つです。各プログラムにはカリスマ講師と呼ぶにふさわしい経験豊富な講師をそろえ、「英語に自信がつきました」と笑顔で言える生徒を多く送り出しています。
★生徒さんのケアには自信があります!
(左:Sooさん:韓国語、英語、日本語の3ヶ国語自由に操る頼もしいカウンセラーさんです。 右:Tomokoさん:日本人カウンセラー。日本のGEOSなどにもお勤めになったことのある大ベテランです。)
-GEOS Victoria校のプログラムについて教えてください。
「当校にはCPE(Comprehensive English Program)と呼んでいるESLクラスがあります。平均9名、最大でも14名までのクラスとなっており、読み書き文法はもちろん、多くのディスカッションやロールプレイを通し、コミュニカティブな練習がたくさんできるプログラムになっています。またTOEICやTOEFL iBTの試験対策クラスもあり、特にTOEFLのライティングはしっかりとした技術が身に付くと、みなさんからご好評を得ています。そのほか英語教授法(TESOL、TEC)、高校生入学準備プログラムなどをご用意しています。」
-GEOS Victoria校にはカウンセリングルームが用意されているのですね。
「ええ、そうなんです。というのは当校では生徒さんお一人お一人のお話をよく聞き、しっかりとケアすることに力を入れているからなんです。生徒さんのほうからご相談がある時にはもちろん、こちらからも積極的にお話をいたします。例えば、入学後1週間くらいすると、第1回目のカウンセリングが行われます。この段階では、学習目的や目標をしっかりとお聞きし、その生徒さんにとってぴったりのコース案内ができるようにしています。また、月に1度は担当の先生との個人面談が実施されています。生徒さんの得意分野、不得意分野をしっかり見極め、どこをどのように伸ばしていけばいいのか、具体的なアドバイスをしています。また目標の見直しなども行い、常に明確な目的意識を持って学習が行えるようお手伝いしています。心がけていることは、生徒さんがご不安やご不満などを抱えたままお帰りになることのないよう、些細なことにもすべて耳を傾けることです。ご納得いただけるようきちんとお話しするようにしています。」
★最初は自信のなかった生徒でも、人前に立って英語が話せるくらいに成長しますよ。
(Cheryl先生:南米の大学でも教鞭をとっていたというお若いのに経験豊富な先生です。)
-GEOSの教育はどんなところに特徴があるでしょうか。
「コミュニカティブアプローチという指導法に基づきコミュニケーションに重点をおいているところです。さらに、読む、書く、聞く、話すの技能を生徒がうまく融合できるよう指導している点だと思います。これらの技能は別々に育成するのではないんです。常に習ったことを関連付けることが大切です。読んで得た情報を友達に伝える、それを聞いた人がノートに書き留める、といった具合に、すべての機能がつながらなければならないと思います。こういう練習を通し、生徒たちは教室外の場面で英語が使えるようになっていくのです。」
-Cheryl先生は教師の育成もなさるそうですね。
「はい、教師が気をつけなければならないことというのはいろいろありますが、私は、まず生徒をひとまとめにしないことを特に気をつけるようにと指導しています。クラスにいる生徒の数だけ、興味の対象や勉強のスタイル、さまざまなものが違うのです。ですから、何かを教える時、クラス活動をするときにはそのことを十分留意しなければなりません。そのためには “教科書を” 教えるのではなく “教科書で” 教えるべきですね。教科書というのはそれがすべてなのではなくて、ガイドなんです。そこから生徒のニーズに合わせて授業をアレンジしていくことが大切だと思います。」
-これから留学する人にメッセージをお願いします。
「私も留学経験があります。海外で生活し、そこで話されている言葉を学ぶということは貴重な経験であり、かつ生きた言葉を学ぶには最高の方法だと思います。美しいビクトリアのGEOSで会話力をしっかり身につけませんか?お待ちしています。」
★前評判は本当でした。この学校は本当に素晴らしいです!
(Lucyさん:GEOSで驚異的な伸びを見せたというメキシコからの留学生です。)
-半年ですごく伸びた秘訣は何でしょうか。
「秘訣ですか?GEOSの先生方の言う通りにしただけですよ(笑) もちろんはじめは大変でした。例えばプレゼンテーションなんて、今まで人前で話したことすらなかったのに、英語で話さなければならないのは思った以上につらかったです。でも、授業に毎日休まず出席して、宿題も欠かさず出したおかげで、私の英語力が伸びたんだと思います。ライディングの宿題では、文法などを細かく直してもらえたのがすごく役立ちましたね。それから、何度同じことを聞いても、私がわかるまで、辛抱強く温かく教えてくださったのには本当に感謝しています。あとは“英語とスペイン語、相互翻訳しながら勉強するのはやめること” 、“間違いを恐れないこと” という二つのアドバイスのおかげだと思います。」
-教室以外ではどんなことをしましたか。
「そうですね、まずは1週間に少なくとも1本映画を見て、わからない言葉を書き出すようにしました。ここで分からなかった言葉は後で自分で調べたり、先生に教えてもらったりしました。私にはお気に入りのテレビドラマがあったので、それは本当に楽しみながら勉強できてよかったです。それから、私はおしゃべりな性格なんです(笑) それがよかったかもしれませんね。いつも友達や先生などいろいろな人と英語で話していました。」
-今後はどのような予定ですか。
「9月に帰国することになっています。私はメキシコで心理学者なのですが、さらなる勉強のために大学院に進学する予定です。GEOSでよく学び、多くのアクティビティーで充実した時間を過ごすことができたので、帰国しても頑張ろうと思います。」
★学校と授業の風景
授業の様子 |
TECの修了証を手にしました! |
パソコンもたくさんあります。 |
カウンセリングルーム |
生徒用ラウンジ |
掲示板には役立つ情報が豊富です。 |
★コース修了時の自信に満ちたみんなの顔を見るのが大好きです!
(Helena先生:TEC(子供への英語教授法)のカリスマと言われている笑顔の素敵な先生です。)
-先生は生徒さんに常に自信をもつようご指導なさっているそうですね。
「ええ、その通りです。TEC(Teaching English to Children)のコースを受講するためにはある一定以上の英語力がないとだめなのですが、それでも “まだ英語が下手なのに、私が英語を教えられるのかな・・・” と自信を持っていない生徒が少なからずいます。私は全ての生徒に自信を持ってもらうために、授業ではプレゼンテーション(模擬授業)をできるだけ多く取り入れています。そしてこのプレゼンテーションのフィードバックはクラス全員にオープンです。全員でお互いを評価することで良い点・悪い点が客観的に見えてきます。また、私からの評価では点数はつけません。良かったところをほめ、改善すべき点を指摘するだけです。十分なフィードバックなしに、50点とかCとか、そんな点数を見たところでその人は自信をなくしてしまいますからね。そのかわり具体的なポイントを話すようにしていますよ。また、私は生徒とランチを一緒にしたり、時にはカフェにも行ったりもします。授業以外でのコミュニケーションをとることは、お互いの信頼関係を築くことにつながるんです。私が積極的に心を開かなければ、質問があってもしにくくなってしまいますからね。こうして自信をつけた生徒さんは、教える技術だけでなく英語そのものも伸びるんですよ。」
-先生が教えるTECコースの特徴は何ですか。
「第一にできるだけ実践的であるように心がけています。私は以前アジアで児童英語教師として7年働いていましたから、このコースに来る多くのアジアの学生には本当に具体的にアドバイスができますね。それから、教室の中で学ぶだけではありません。みんなで図書館へ、ストーリーテリング(読み聞かせ)の本を探しに行ったりもします。それから、学校の近くに英語教師のために必要な教材をそろえている店があるのですが、そこにも足を運びますよ。」
-どんな先生になってほしいですか。
「英語はもちろん、それに付随する文化なども上手に教えられるようになるといいですね。また、“グリーン”な先生であってほしいと思います。グリーンな教師というのはつまり、教材を印刷するときにはリサイクルペーパーを使う、音楽を聞かせたCDプレイヤーのプラグをそのままにしない、など、直接教える以外のこういった面にも気を使ってほしいということです。教師は子供たちのお手本で、すべてを見ていますからね。」
-文法の授業も受け持っていると伺いましたが。
「はい。Communicative Grammarというクラスを受け持っています。文法というと机の上で本にかじりついて穴埋め問題を解いたりするイメージがあると思いますが、それだけではだめなんです。文法の授業で得た知識を、実際の場面でいつどう使うか、このふたつをしっかりリンクさせるのが私のクラスです。ですから、文法の授業とは言え、読む、聞く、書く、話す全てのことをしますし、ペアワークやロールプレイなど教室活動もすごく多いです。ミニプレゼンテーションもあるんですよ。1週間に導入する項目はそれほど多くありませんが、その分しっかりたくさん練習をし、定着を図るようにしています。こうして習ったことが日々の生活の中で使えるようになっていくんです。」
★TECすべての内容をもっと掘り下げて勉強したいくらい興味深いものばかりでした!
(Miyokoさん:受講し終えた達成感から、大変だったはずのTECクラスについて、とても楽しそうにお話しくださいました)
-なぜ留学、TECを受講しようと思ったのですか。
「日本では10年ほど会社勤めをしていましたが、仕事中心のとても忙しい生活を送っていました。それで、気分転換が必要だと思ったんです。職場では社員教育の仕事もしていて、人を教育するということに興味を持っていました。また将来の再就職のことなどを考え、興味ある分野で資格を取りたいと思い、選びました。」
-日本のGEOSにも通っていたそうですね。
「はい。留学すると決め、事前に日本でもGEOSに通っていました。日本で名の通ったきちんとした会社だったので、ビクトリアに来てもすごく安心感がありました。でも、授業の内容は大きく違い、初めはちょっととまどいました。例えば配られるプリント1枚にしても、日本ではそのプリントを見れば、“あ、ここのカッコの中に単語を入れればいいんだな” といったように、問題文を読まなくても予測できることが多かったです。でも、こちらでは、配られたものを見ても先生の指示を聞かない限り、一体何をすればいいのかが全く予想がつかなかったんです。後でわかったんですが、こうやって先生の指示を聞くことも、わからなければその場で質問することも、コミュニケーションをとる手段で勉強の一環だったんです。」
-TECのコースはいかがでしたか。
(右写真:模擬授業をするMiyokoさん)
「すべての授業がとても興味深かったです。4週間があっという間でした。特に、大人が子供の立場に立ってものを考える、子供にもわかるように教える方法というのがすごくおもしろかったです。また、カナダの幼児教育事情についても学びましたが、ちょうど日本に同じ年くらいの姪がいるので、姪を思い出しながら比較できたのがおもしろかったですね。時に、自分のアイディアを伝えられなくてもどかしく感じることもありましたけれど、先生とクラスメイトのおかげで乗り切ることができました。今度はTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)のコースをとりたいと思っています。」
★GEOSのおかげで、あこがれの店で働けることになりました!
(Ji-Hyeさん:韓国からの留学生。Co-opプログラムを受講し、無事フルタイムでの就業体験が終わったところです。)
-仕事が決まった時には思わず叫んでしまったとか。
「ええ、そうなんです(笑) 私はGEOSでBusiness English などを勉強して、そしてフルタイムのインターンシップをしましたが、採用が決まった時すごくうれしくて、学校のオフィスに駆け込み “I got a job !!” と叫んでしまいました。でも、GEOSのすべての先生スタッフに助けていただいて手に入れた仕事だったので、そのくらいうれしかったんです。その時居合わせた人が、まるで自分のことのように喜んでお祝いしてくれたのも、すごく印象に残っています。」
-どんなことが大変でしたか。
「やはり、不況のこの時期、留学生を採用してくれるところがなかなかなかったことですね。履歴書は1か月以上かかって100枚くらい配り歩きました。途中でくじけそうになったけれど、周りの方の文字通り献身的なサポートのおかげで頑張れました。具体的には、何度も履歴書を直してくださったり、推薦書を書いてくださったり、面接の練習もゼロから、つまり部屋への入り方から全部教えてくださいました。それから何度でも求人リストを準備して、行く先の地図まで用意してくださったんです。たった一人の生徒のためにこんなにいろいろ手をかけてくださる学校はほかにないと思います。家庭的な雰囲気の学校がよくてGEOSを選んだのですが、大正解でした。」
-お仕事はいかがでしたか。
(右:職場での様子)
「韓国人が誰もいない環境でしたから、私なんか相手にされないのではとすごく不安でした。だからまずは自分から話しかけるようにして、みんながやりたがらない仕事を積極的に引き受けるようにもしました。そのおかげで、最終日には“韓国に帰らないでこの店に残って!”と言ってもらえるくらい周りが私を受け入れてくれました。英語も伸びましたよ。“私の第一言語じゃないんだから間違えたって当たり前”と思えるようになり、失敗を恐れずに話せるようになりました。」
<取材後記>
今回の取材のために学校にお邪魔し、まず感じたことは、本当にどの先生、スタッフの方も生徒さん思いな方ばかりだったという点です。そのため、休み時間や放課後になると、先生方の周りには生徒さんが自然と集まり、勉強に関する質問、ちょっとした相談、楽しいおしゃべりなどでとてもにぎやかでした。そして休み時間には先生が生徒さん一人一人に対してすごく興味を持って話しかけていらっしゃるのも印象的でした。そういったところが、「生徒をひとまとめにしない」という授業スタイルにつながっているのだと思いました。
実際に見せていただいた授業では、一つのテーマについて日記を書いたり、ペアや全員の前で話したり、CDを聞いたりと実にいろいろな方法が取り入れられ、授業時間があっという間に過ぎていくように感じました。
GEOSは世界中に教室がありますが、そのうちカナダ・アメリカにあるどの教室にも転校が可能なシステムになっています。現在はカナダに6校、アメリカに6校ありますので、英語の勉強をしながら他の都市へ行ってまた新しい体験をするのも面白いのではないのでしょうか。