Res.1さん、Res.6さん、Res.7さん、私の本題にご関心をお寄せいただき、ありがとうございました。
これまでずっとcoopというキーワードでCICサイトを検索していたんですが、私が調べているプログラム内容を、ほとんどの学校が『Internship Program』と呼んでいることに気づきました。そこで、google(Advancedサーチ site:cic.gc.ca)で、internshipとともに調べてみたら、
http://www.cic.gc.ca/english/study/work-volunteer.htmlなど、更に関連の深い記述を見つけることができました。
結論から言って、バンクーバーの多くの語学学校がやっているワークビザなしのプラクティカム付プログラムは、非常に微妙な位置にあるんだなぁ、と思いました。きっと過去に摘発された事例がない(か少ない)のでしょう。Res.7さんのおっしゃる「違法のボランティア斡旋」となってしまっているケースが多いのでは、との印象を持ちました。でも学校側も万が一の場合は、言い逃れができるように準備してあるんでしょうね。フルタイムで上記引用ページにあるようなワーク認可が必要な仕事をやっていても、「フルタイムではない」とか、「そんな仕事はやってない」とか、いくらでも言えますものね。だから実際にカナダ人雇用を圧迫しているかの証明なんて事実上不可能なのでしょう。だとしても、こういう危ない橋は渡らないほうがいいというのが私の結論です。
最後に、本題からそれてしまっている話題への回答です。
>そもそも、実際に電話なり移民局オフィスに出向くなりして問い合わせたんでしょうか。
もちろん、過去に電話はうんざりするほどしましたよ。Hornbyのオフィスにも無駄だと知らずに何回か行きましたしね。(行っても小さな受付が一つあるだけで、質問に対する一切の回答は得られず、奥の部屋で電話をかけて聞け、と言われるだけ。自宅からかけるのと何ら変わりませんでしたよ。)
ご経験のない方には、無慈悲なCIC批判に聞こえるのかもしれませんが、実際に私自身や元ルームメイトが実害をこうむっているんです。
例えば私はワーホリ時代に健康診断を要する仕事につく予定でした。それまでは、日本国内の指定病院で受けるべきだったルールが、その年から変わったとのことで、日本大使館からのワーホリ申請許可のレターに書いてある通り、こちらのコールセンターに問い合わせをしました。その電話に出た職員は、「カナダ国内のドクターなら誰でも良い。内容も一般的な検診でいいよ。」と言ったので、友人のファミリードクターのところで200ドル近くかけてできるだけ細かい診断を受けました。で、その後、出た結果をどうすればいいかと、問い合わせたところ、その時の(当然別の)職員には「移民局指定のところじゃないとダメだからそれは無効よ」と言われ、事情を説明しましたが、「そうなのよね、残念ながら私たちの中にもそういう間違った情報を与えてしまう職員が結構いるのよね。悪いとは思うけど、私たちにはどうにもできないわ」と言われました。
もう一つ、現在トラブルの真っ只中にある、カナダ人の元ルームメイト(英語が母語)の話です。今から1ヶ月以上前に彼女は外国籍の旦那とともに、彼の移民の最終面接を受けました。すんなりその場で移民が許可され、担当官が、「こことここにサインを」と指示した際、どうやら指示し忘れたサイン箇所があったらしく、先週のこちらからの問い合わせでそれが判明しました。その不備のために届くべきものがまだ届いておらず、それが来るまで旦那は国外に出られない、と言われているため、十分余裕を持って予約した二人のハネムーンのチケットを、このままではキャンセルしなければならない、という状況に彼女たちは陥っています。そして最悪なのは、ここから。その件について、一昨日、電話越しの職員は、向こう側の非を口では全面的に認めながらも、ミスは起こりうることだから、特別処理はできないと言い、ただし、このFax番号に書類を早急に送れば、運がよければ旅行に間に合うかも、とのことで、彼女は教えられた番号に全ての書類をすぐにファックスしました。が、昨日になって、実はその番号が間違っており、現在誰がその書類を持っているかもわからない、と言われ彼女は今、まさにパニック状態にあります。
もちろん、ルールをすべてきちんとupdateして理解しているまともな職員もいるでしょう。私たちの運がたまたま悪かったのかもしれません。(あちこちで見かける被害体験談を見るとそうとは思いませんが。)ただ、その割合はどうであれ、上記のように、自分の仕事に自信もプライドもない電話対応をする職員がいて、CICは一切それについて責任を負わない、というのが彼らのコールセンターの現状だと、「実際の経験から」言わざるをえないのです。だから私は声を大にして言います。「コールセンターに問い合わせるのは多くの場合、時間の無駄です。確実に信用できるのは、CICの公式サイトやガイドに書いてある情報と、それらの該当記述箇所を知るご経験者の方のみです。」
どうかこれ以上同じような被害にみなさんが合われませんように...。