来年の夏にカナダへ短期留学をしたいと考えています。滞在はホームステイと寮のどちらがいいのでしょうか？
友達がホームステイしたときの話や、体験談を聞いてみてホストファミリーといろいろ話して会話する機会を増やし、第二の家族と呼べるくらい親しくしてくれるというのを想像してしまいます。
でもそれは期待のし過ぎだということも聞きました。その家族にも生活があるので留学生に付き合うことはないらしいのですが、実際どんな対応なんですか？
初めての留学なのでやっぱりいろいろと話し合える人の居る環境のほうが心強いです。これは日本人同士でという意味じゃなくアドバイスしてくれる人という意味でです。
寮滞在のほうが各国からの留学生とも知り合えるしいいのでしょうか？

これは、短期語学留学でしょうか？

語学学校で、寮を持っているところは数えるくらいしかありません。加えて、夏の寮は、どこも満員で、入るのは非常に難しいと思います。

ホストファミリーは、それこそ家庭によって千差万別（つまりは運）と考えますが、「ホームステイ＝ビジネス」と割り切って考えている家庭もそれなりにあるというのは事実です。

現実的には、寮という選択枝がかなり難しいので、嫌でもホームステイになるのではないでしょうか？ 　

トロントに関していえば早めに申し込めばトロント大学の寮に入ることができます。３月くらいから募集します。大学のホームページでチェックできます。寮の良さは他国のルームメイトと交流できることです。ただし、文化の違いにとまどいわずらわしいと思うこともあります。　
次に、ホームステイですがこれは留学生がその家族とどれだけ積極的に人間関係を気づけるかということにかかっています。会話がかなりできる場合は御互いの思い違いや誤解を解消していけますが、語学力が低い場合には社交性がいかにあるかにかかっています。下手でもとにかく積極的に話すという意気込みがないと誤解をまねくことがあります。第二の家族になるかならないかは留学生の心意気次第だと思います。
　トロントに限って言えばホームステイをされている方は国際交流を主目的にされている方はほとんどいません。基本的には少ない収入で一戸建ての家にすむには誰かに家を貸すことがいちばんだからです。性格的におだやかで経済大国からやってくる御金持ちの日本人には貸したいと思う方が多いのも事実です。　
　ただし、いずれにしても相手に期待しすぎると不満が多くなります。自分でなんでもやってやろうという意気込みがあると楽しく生活できます。これは私の２年４ヶ月トロントに滞在した経験からです。