みなさんはどう思われますか？

黄文雄著　「捏造された近現代史」より

平和運動は、交戦相手国や武力行使を公言するものに対して行うというのが常識で、自国の平和を云々するものではない。しかし、日本の平和主義者は、国内弾圧や対外武力行使もしていない日本政府に対して反戦平和を叫び続けている。まさしく滑稽そのものだ。
フランスの最終核実験に際し、竹村大蔵大臣らが現地へ赴き、反対運動したのが話題になったが、中国の核実験には反対しない。「２０発撃てば、日本はこの地上から消える」と豪語する中国と、最終核実験をしたフランス、どちらが危険か？中国であることは明らかである。誰から見ても、平和を乱す相手には反対しないで、反政府運動としての平和運動ばかりを行うという者たちは、売国奴である。だから日本の平和運動者は軽蔑される。過去、人類は「反戦」「平和」を掲げて来たが、戦争が絶えないのは現実である。ソ連は、不可侵条約を結んだ直後に、侵略戦争を行い、チベットは中国と平和協定を結んだ途端、中国に軍事占領された。
台湾の世論調査では、もし中国が侵攻してきたら、武力を持って戦うと答えた人は７０％にものぼった。日本の場合、国を守ろうとするものは極めて少なく、白旗を掲げて、抵抗せずに敵を迎え入れようとする人さえいる。「武器を取るくらいならば、我々日本人は全滅するほうがましだ」という絶対無抵抗主義者もいる。最初から何の努力もせずに敵に降伏するつもりの人間は、自らの運命を他人に預け、無気力な人間として、人権を守れないどころか、生存権までも放棄するものとみなされる。現在の日本社会はそういう滑稽な平和的人間が多すぎるために悪人が跳梁し、亡国の兆しを見せているのではないだろうか？

ダライラマは無気力な人間として、人権を守れないどころか、生存権までも放棄するものとみなされるのですか？
ダライラマと日本人を比べることは出来ないだろうけど、そんな感じ？
私は武器を取って人を殺すくらいなら、自分が死にます。 　

RES1さんのコメントに対して。
＞最初から何の努力もせずに敵に降伏するつもりの人間は、自らの運命を他人に預け、無気力な人間として、人権を守れないどころか、生存権までも放棄するものとみなされる。

と書きましたが、ダライ・ラマは「最初から何の努力もせずに敵に降伏するつもりの人間」とは１８０度逆の人で、自由なチベットを求める闘いの中心人物となっています。したがって、「無気力な人間として、人権を守れないどころか、生存権までも放棄するもの」とは１８０度逆の人です。

RES１さんは、ダライ・ラマの非暴力主義について指摘されているのだと思います。トピの台湾の例を見て、「戦うこと＝武器を取ること」と思われている方もいらっしゃると思いますが、そうではありません。「最初から何の努力もせずに敵に降伏するつもりの人間」を「自らの運命を他人に預け、無気力な人間として、人権を守れないどころか、生存権までも放棄するものとみなされる」としているます。 　

RES1さん、ビデオで映画「ガンジー」見てね！。