私は、飛行機の操縦を教えていますが、前方の飛行機の乱気流(WING TIP VORTICESといいます。)が原因でエアバスほどの大きな飛行機が壊れるとは考えられません。航空力学上確かに大型飛行機のあとには乱気流が発生しますが、これは着陸時に一番危険とされます。大型飛行機の着陸及び離陸後に小さな飛行機が2分以内にこのフライトパスに入れば飛行機が壊れたり、操縦不能になる事も考えられますが、B747の後に続くエアバスほどの大きな飛行機がこのタービュランスが原因で機体が壊れる事はまず考えられません。(このくらいで落ちるようでしたら、現在飛んでいる飛行機は自然現象による乱気流で毎日落ちるでしょう。)当初、鳥が原因でエンジンが落ちただとか、どうも、私にはアメリカが本当の理由を隠しているように思えてしょうがないんですが。もちろん、コアラさんのコメントのように、われわれパイロットは一つのエンジンでも飛べるように常日頃から訓練をしているので、一つのエンジンでも飛ぶことができるのです。(機体によっては上昇は出来ませんが、旋回をして、戻ってこられます。)また、前の書き込みで読みましたが、飛行機が急旋回する事によって、生じるタービュランスなどはありません。どうも、飛行機の事を知らない人をだましている記事にしか思えないのですが・・・・