カナダに住んで早一年、（この際政治的な話はさておき日常生活における話においてですが）人間国境を越えていい人はどの国でもいい人で親切な人は親切、楽しい人は楽しい人だなーて思う今日この頃。だけれども国それぞれに特有の習慣があるように日本人には日本人の特徴があるようにも思います。最近考えるんですが、日本人の美徳っていいますか、世界的に通用する「日本人であるからこそ持てる」よさって何なんでしょう？いろんな意見下さい。

「恥の意識」ってのはどうでしょうか？

日本人は「恥を恥と思う」所があって、ここの方々は「恥を恥と思わない」所があるかと。

少々、極端な例かもしれませんが、こちらのホームレスは、金をくれ、と平気でいう。金を貰う時も、ずーっと手を差し出している。
日本のホームレスは、金をくれ、なんていいませんよね。


と言いましても、人によると思いますが、概ね、ということで。 　

日本人は相手を気遣う。
　

日本の若者はろくに歴史も知らないのに、根性もないのに、サムライ魂サムライ根性とほえる。その実情を知った外人は日本人をばかにするだろう。 　

やまとごころ

「敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花」 　

ポライトであること・・・？！
この間、友達が旅行で日本に行って、コンビニで買い物したそうなんだけど、”ロックスターみたいな店員が、日本語でTHANK　YOUみたいなこと何度も言ってた。　COOLだ。”　って言ってました。
　ちょっと違う感じもしましたが、なんか嬉しかったですね。 　

海外旅行にいった男性が､spiritを持っているかと聞かれて(つまりお酒ね）

I have YAMATO spirit
と答えた

というジョークを聞いた事あります､ 　

確かにそこまで日本史詳しく知りません。生涯かけて勉強したいですね。トム・クルーズの映画「ラスト侍」では侍であるということそのものがすべてに責任を持つことだといってましたが、どうなんですかね。もし歴史的に見てそうであるならばそれはすばらしいと思うのですがどうでしょう？今の日本にそんな侍はいないかもしれないけれども、それを目指し侍魂と言っている若者がいるならば日本もまだ捨てたものではないのではないでしょうか？ 　

トピ主殿

吉田松陰について勉強されるとよいと思います。

サムライは「義を見てせざるは勇無きなり」でございます。
正義、おのれの良心に照らし、何ものも恐れず、正しき行いができる者。

強く・正しく・明るく生きたいものでございます。日本史こそが日本文化であり、日本人の生きざまの血の系譜であります。
ゆめゆめおろそかになさりませぬように。 　

>サムライは「義を見てせざるは勇無きなり」

それを言い出した人は中国人。
日本のものも中国のものも区別のついていない人がいるね。 　

＞spiritを持っているかと聞かれて(つまりお酒ね）

どこの国で？
　

あらまあ
by Dr.ストップ アラしちゃん from ペンギン村
そうなんですか？
自分の知らない事にも偉そうなこと言ってる人が度々出現、本当は自分が馬鹿で無知だと気ずかないんだよね、だから相手を馬鹿にしたりして。そんな馬鹿に回答するのも無意味なんだよね。

笑っちゃうね、知らない事の方が多いのに 　

なるほど「義を見てせざるは勇無きなり」とはいい言葉ですね。日本人が自分の時間を割いてでも誰かを手伝ったりする（しなくともそれが世間一般でいいこととされている）のにはこんな言葉が根底にあるのかもしれないですね（ちと違いますかね？）。それにしてもこれを言った吉田松陰の下から排出した維新の功労者、高杉晋作、久坂玄瑞、前原一誠、山形有朋、品川弥二郎など、そのほとんどが侍でなかったというのもなんか歴史のおもしろさですね。それからＤｒ．ストップ,荒らしちゃんさんが「義を見て・・・」は中国発祥だと言っていましたがこの点もおもしろいですね。日本人、今まで中国から吸収し、オランダはじめヨーロッパの国々に学び、アメリカから文化を輸入しそれを日本人のものに変えていったんですよね！そこに日本の文化があるわけですから諸外国から学んだものすべて含めて日本文化ですね。もし輸入したものは文化でないというのなら、カナダなんてほとんどなんの文化もないスッカラカンな国になってしまいますもんね。新しいことを聞くってこれだからおもしろいですね。 　

＞笑っちゃうね、知らない事の方が多いのに

ってエスキモーで叩かれてた人も言ってた。 　 　

トピ主殿

差し出がましいことを申しました、お許しあれ。
大和魂と言われれば、吉田松陰と覚えておりますもので、、、。
しかし、当時の長州藩の凄まじいエネルギーはどう言えばよいのでしょうか。
伊藤博文も初めは藩士の列にも入っていなかったので、桂小五郎が「桂小五郎付庸」の名目を与え、名目上、主従となったのですが「それは届け出の名目上で形式に過ぎぬ、同士である以上、君も私も同格だ」と伊藤に桂が言いましたね。
こういう同士平等の気分とか考えは他藩にはまったくなかったものであり、長州藩でも松下村塾独特のもので、松陰の魅力というか偉大さというか、不思議な力を感ぜずにはおれません。その後、長州が時代の中で何度も暴発を繰り返しました。
吉田松陰の魅力は弟子を動かそうとしたのではなく、松陰自身が動こうとし、事実動き、結果「かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂」と下獄した感想を残されましたね。

志操とか思想に殉じてしまうのですけど、その教養の深さや、学問に対する真摯な態度であるとか、人に対する優しさやすべてが卓越していて、とても普通の日本人ではなくて、自分は好きなんです、吉田松陰、死にたくなるほど、、、、。 　

横からすいません。

おやじさん（ハリファックス）の歴史のお話が大好きです。
お勧め本などがあれば紹介していただけますか？　

osagasimono@yahoo.co.jp 　

そと(海外)にでてから初めて感じる日本て実は・・みたいなのってありますよね。自分の感覚は普通だと思っていたけど、それがこっちに住みだしてから自分て日本人っぽいなぁ、と感じたり。。
日本人は細かいもの好きな気がします。
小さな小分けや、小さなキャラクターもの、家までも。。 　

吉田松蔭といえば

「身はたとえ　武蔵の野辺に　朽ちぬとも　留め置かまし　大和魂」

が有名ですが、私は、もうひとつの時世の句（牢獄から死刑執行の為、連れ出される時の句）である

「親思ふ　心にまさる　親ごころ　けふ（今日）の音づれ　何ときくらん」

の方も好きです。
親の嘆きを思いやる心中に..思わず涙が出てきてしまいます。