【NGO関係者、高薮再出撃に不満の声】
神戸に住む友人から「彼女がイラクへ行くらしい」と連絡が来た。
彼女とは(人質3人組の高遠さんと間違えないで!)
■あ・・・・・
「5月に、イラクを再訪します」
▽高薮さんイラク再訪へ 「事実伝えたい」
「昨年四月に米軍などによる武力攻撃を阻止する「人間の盾」としてイラクを訪れた神戸市兵庫区の看護助手高薮繁子さん(51)が四日、神戸市内で会見し、今月八日からイラクを再訪することを明らかにした。」
★「高薮さんイラク再訪へ」
ニュースガレージに詳細記事・資料
☆ 彼女とは写真展などでお会いしたことがある。非常に真面目で純朴な方である。それだけに.....
彼女のハート燃えたぎる平和への熱望はわかるけど、私は怒りを感じる。ひとつは、これだけの決意がありながら、リスクも覚悟で「何で他人様の募金をアテにするんだ?」志が甘いな。この熟年の社会人がどうして郵便局や銀行の口座を持っていないのだ?
もうひとつの怒りは、危険回避が無防備なこと。イラク入り行程での誘拐、それはレジスタンスとは限らない。確実に危険性が高いのは「追い剥ぎ強盗」
フランス人記者も一度だけ追い剥ぎに会った。砂漠道路の真ん中に放り出され、米軍のパトロールに救われた。レジスタンスよりも強盗の方が恐いよ、強盗はイラク人と限らないから命の保証はない。
彼女は昨年の「人間の盾」として生まれて初めての海外旅行がイラク。これで2度目の海外旅行、しかし、ひとり旅行の経験が全くないのに「イラク」とは。前回は経験者のジャーナリストとのイラク入り、当時よりもっと危険なアリババ街道。現地の水先案内人も、ボディガードもなく、イスラム圏の戦闘地域への女性の単独旅行は危険だ。命を捨てる覚悟なら誰も怒らへんけど、人を心配させやがって!!
それでもかまへんと彼女は宣言した。記者会見で、だ!
もしかして、水先案内人や同伴者がいて、現地との連絡体制があるのなら、あるのなら・・・何も言うことはないが。
■追加の怒り
イラクで長期に渡り、支援活動をしてきた日本のNGOのメンバーが「彼女の身に危険があれば、私たちの活動が困難になる」と現地でのメンバー交代のためのイラク入りを杞憂していた。
★「誰か止める人はいないのか」と数人からメール。うち、一人が盾の繋がりで一応は説得してくれるようなメールが来た。渡航の自由はあり、本人の勝手だけど....周辺がアホ民により暴かれる迷惑を考えれば、今は思い留まって欲しいと願う。
http://plaza.rakuten.co.jp/kazenotabibito/diary/2004-05-06/