1993年にカナダ軍の中で最も屈強でエリート部隊と言われたエアボーン部隊が、国連軍としてアフリカのソマリアに派遣されていた時、駐屯キャンプに忍び込んだ泥棒少年を捕まえ、拷問にかけて死亡させた後、隊員2名が交代でその死体を抱えて誇らしげにポーズをとった写真がニュースで流れ、政府の調査の結果、この部隊の度重なる非行の数々と人種差別思想、そして軍部上層部がその事実を把握していながらもそれを隠蔽しようとしていた事が暴露してしまい、この事件はSomalia Inquiryと呼ばれ当時カナダ全土を震撼させました。結果的に責任者達は投獄、その部隊は解体されました。
この部隊の入隊洗礼儀式では、新入り君達はうんちを食べさせられたり、黒人の新入り隊員の一人は裸で木に縛り付けられ、背中にうんちでKKKと書かれたりして、お尻から箒の柄で根性と偏見精神を注入され、男らしく鍛え上げられていた様です。 (テレビニュースで流れたこの儀式のビデオ映像は、オンラインでも発見出来ず・・見つけた人はリンク張って下さい。とても強烈でした・・)
どこの国でも志願制の軍隊では、頭の中まで筋肉が詰まったようなマッチョマン達が群らがる傾向があるようです・・
http://archives.cbc.ca/IDC-1-71-723-4318/conflict_war/somalia/clip8http://newsworld.cbc.ca/flashback/clips/ram/somalia970702.ramRes.1の方の仰る高校の教師の件ですが、皆その事実を知りながら、なぜその様な態度を野放しにしておくのでしょうね?
ニュースによると、イラク人のみならず、沢山の中近東の国々の人達がイラク、アフガン系だと、間違われて酷い目に遭ってる様です。またパッション・・映画のせいなのか、ユダヤ人の寺院や墓地が破壊されたりしている様です。
兎に角僕の考えとしては、誰もが戦争などの極限状態に置かれると、眠っている残虐性が表面化するのだと思うし。どこの国の人間が特別に残虐だなんて無いと思いまぁ〜す。
僕自身、今は平和でヌクヌクしていられるから、軽薄で人道主義的ぶりっ子でいられて、キットカット頬張りながらテレビニュース観て、アメ軍は残酷な奴が多いなぁ!ほんまに悪い奴っちゃぁ〜〜!なんて偉そうな事を言えるのだと思う。
生涯死ぬ迄、自分の残忍な部分は押さえ込んでおきたいっす。