ちょっとちょっと、長嶋監督が脳梗塞で倒れたって！大丈夫なの？皆さん、心配じゃないの？

長嶋さんは、脳梗塞で入院しています。右半身麻痺がありますが、順調に回復しているそうです。

脳梗塞はとても大変な病気で、回復にはとても時間がかかります。本人の苦労はもちろん、周りで支える家族の苦労も大変なものです。

長嶋氏が入院した翌日、元巨人軍のデーブ大久保氏が病院に見舞いに訪れましたが、あれは非常識な行為です。脳の病気に対する知識がないから仕方のないことかもしれませんが、今の長嶋氏には一般社会から離れた、治療に専念出来る環境が必要です。

１９９１年、カナダ人なら誰もが知っているホッケー界の至宝、ウェイン・グレツキー氏の父であるウォルター・グレツキー氏がくも膜下出血で倒れたとき、大ニュースになったそうですが、病院と家族は彼を周囲から隔離し、懸命の看病をしたそうです。グレツキー氏は脳細胞の一部が壊れたせいで、過去の記憶の一部を失い、初めは言葉を発することも困難だったそうで、社会復帰するまで、数年を要しました。

長嶋氏の症状は、グレツキー氏のものよりはかなり軽いようです。ファンの方は色々と気になって、ついマスコミからの情報を望みたくなりますが、ファンならば、逆に今は騒ぐことなく、静かにしてあげることが大切ではないでしょうか？脳に病気を負ってしまった１人の人として、長嶋氏とその家族の立場を尊重してあげることが必要だと思います。