京都市右京区のボクシングジム
by
京都西院ボクシングジム
from
日本 2004/01/05 19:16:05
「教育を変えたい」、「教育に対し何が出来るのか」そんな気持ちをボクシングを通じて、如何に教育に、如何に社会に還元する事ができるの「教育を変えたい」、「教育に対し何が出来るのか。その答えが私達の目的とするところです。 数年前まで、教育とは学校に結びついたものであり、「教育の場」とはすなわち「学校」を意味していました。当然、「教育を受ける者」はいわゆる「学生」であり、その期間は中・高等学校、あるいは大学を卒業するまでという認識が一般的なものでした。
しかし、現在では「生涯教育」、「社会教育」といったものの必要性が広く認められるようになり、前述の「学校のみが教育の場である」との認識は少しづつ改まりつつあります。その証拠に、町には至るところでカルチャースクールやスポーツクラブなど、生涯教育関連事業や社会教育関連事業が盛んになってきています。そこでは実に様々な年齢層の方々が、それぞれのニーズに合わせた広義の意味での「教育」を受けているのです。
そのような社会において、当ジムでは「生涯教育」及び「社会教育」の場と機会を提供する事を使命であると考えています。ボクシングの技術・心身を鍛える・ダイエット・健康のために体を動かす・栄養や減量の知識・スポーツの素晴らしさ・仲間作りなど、それぞれのニーズに合わせて必要な事を学んでいただき、それが自己実現につながれば幸いであると考えています。
もちろん、当ジムはボクシングジムである以上、有望選手の育成にも力を入れていきます。(当ジムの指導陣は数多くのプロ選手、IH選手を育ててきた実績の持ち主ばかりです。)但し、基本的にはボクシングを広義の意味での教育を捉えていますので、強い選手を育てることのみには固執しません。前述のような様々な目的を持つ者同士が、ボクシングを通し自己実現を図る場と機会を供することを目的としてジムを運営していきます。そのため、スポーツマンシップのある人間、礼儀正しく挨拶のできる人間、自分に打ち克つことのできる人間の育成を目指します。
また、当ジムは非行、イジメ、不登校や引きこもりなどの教育諸問題及び青少年の健全育成に対しても真剣に取り組んでいきたいと考えています。実際、アメリカ等でも体育の授業にボクシングを取り入れた結果、校内暴力が著しく減少したとの報告があります。これは、教育にボクシングを取り入れる事で、望ましい教育的効果を得たほんの一例です。また、ボクシングにより更生した全世界の非行少年の数は、まさに膨大な数を記録していることは周知の事実です。
イジメにしても、ボクシングで心身共に強くなれば、イジメない、イジメられない、イジメを見たら注意する勇気(強さ、自信)が生まれます。また不登校や引きこもりなどにおいても、身体を動かす機会、仲間と交流する機会、自分の存在や居場所を確認する場として、彼らに対する教育的効果をあげられるものだと自負しております。(実際に当ジムの指導陣は、これまでのボクシングを通した指導の中で、数多くの非行少年を更生の道へと導いてきた実績があります。)
以上のような観点から、当ジムが生涯教育、社会教育の場として有効に機能し、ボクシングを通して自己実現を図れるような人材を育成する事が出来たのなら、まさに教育に、社会にその存在価値を還元出来たといえます。そして、それこそが当ジムの理念であり、目指すところです。
指導陣の中心を成すのは会長(鈴木)チーフトレーナー(岸名)ですが、会長は私立高校の国語科の教員であり、チーフトレーナーは養護学校高等部の教員であり、二人とも大学で教育学を専攻しました。
前述の非行、イジメ、不登校や引きこもりなどに対して更正を銘打ったジムや道場は数多くありますが、当ジムは、現役の教育のプロが指導陣の中心を成す日本唯一のボクシングジムとして、社会教育の一ページを記します。
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