トランジットのスト、もう2ヶ月ですよ。少しでも早くストが終結するように、私たちにできることをしませんか。
トランスリンクの労使間の泥仕合に巻き込まれて、犠牲になっているのは、私たち利用者。
彼らの主張とは別に、ユーザーとしての権利を声に出して訴えませんか?
メッセージは何でもいいんです。「We want our bus service back!」、「Stop the strike!」、「Bus users are suffering!」 「No bus service, NO transit levy!」(←BCハイドロ向けのメッセージ)とか・・・、困っている人の存在を伝えることが重要なわけで。
何しろ、最近の調査で、バンクーバー周辺地区の住民の半分くらいが、「全く」または「ほとんど」交通ストの影響を受けていない、と回答したそうです。州議選挙の間など、ストの件はローカル・ニュースでもめったに取り上げられず、何だか、すっかり忘れられているみたいです。
たとえ、ひとり1行のメッセージでも、みんなで送れば、力になると思います。以下に、関係各方面の責任者やEメールアドレスをあげておきますので、私たち利用者の声を送りましょう!
トランスリンクのカスタマー・サービス: custrel@translink.bc.ca
BCハイドロのカスタマー・サービス:customer.service@bchydro.bc.ca
市長や市議会議員など:
George Puil TransLink Chair: clrpuil@city.vancouver.bc.ca
Councilor Jennifer Clarke (Vancouver): clrclarke@city.vancouver.bc.ca
Councilor Kiichi Kumagai (Richmond): kkumagai@city.richmond.bc.ca
Mayor Doug Drummond (Burnaby): postmaster@city.burnaby.bc.ca
また、学校(や職場)で署名を集めて、FAXで送ることもできます。
TransLinkのChair: George Puil FAX: 873-7750
・グランビル・ストリート沿いに新設された、ガラス張りの高級バス停の工事費が、1個当たり8000ドル、って知ってました? そんなモノにお金を使わないで、交通システムを改善しろ、って思いませんか?
・ガソリン(1リットル当たり9セント)や電気料金(毎月1ドル90セント)、パーキング・メーターに飲み込まれていくお金にも、トランジット・レビ(Transit Levy)がかかっていて、ストの間、サービスの提供をしていないのに、そうした税金が、トランスリンクの財布に転がり込んでいるわけです。税金を何だと思っているわけ? 留学生は所得税こそ払っていませんが、こうやって、間接的に税金をとられているのです。
・また、労働組合側にも、たたけばホコリが出る人たちがたくさんいます。自分のシフト(勤務時間)を他のドライバーに売って、自分はドライバーとして働かずに、あいている時間を利用して別の仕事をしていながら、組合員としての福利厚生の恩恵にあずかっていたり。けしからん!
こうした会社側、組合側のそれぞれが、自分たちに都合の悪いことを棚に上げて、言い分を主張しあっていたって、いつまでも解決するはずはありません。バスの利用者として、納税者として、何かアクションを起こしましょう。
P.S. スカトレやアクア・バスで出掛けられる場所についてのタウン・ガイドを見つけました。
http://canadadelife.tripod.co.jp/というウェブの「タウン・ガイド」のページです。(でも、スカトレやアクア・バスの乗り場まで行けない人には、役に立ちませんね。とにかく、早く、バスが動いてほしい!)