フジモリさんは、ペルー国籍なんですよね。
でも、出生時にご両親が日本国籍の届け出もしてくれたんですよね。しかし、彼は、２０才？でしたっけ？国籍の選択をしなければならないのは。。。ペルー元大統領なら日本国籍の選択をしなかったんですよね。なぜ？日本は彼を日本国籍者と言い、彼の身をかばうのですか？どなたか教えてください。なんだか気になるんです。

ベルー大統領だった日系人のフジモリさんは日本国籍を持つわけないでしょう。日本政府はベルー国民を馬鹿にしている。一人の犯罪者のために、ベルー国民を馬鹿にしている。こういうようなことを平気でやる日本国はどう思われるかな〜、 　

確かに日本の法律では多重国籍はみとめていません。
けど、多重国籍と(日本を含む）なってそれを届けなかったとしても特に罰則はありません。
その上、政府見解でも多重国籍になったからと
いって、ただちに日本国籍を失うものではない。と言う見解が出ています。

これは以前中南米等に、日本政府が率先して移住を推し進めたのに現地では日本政府の宣伝とはかけ離れた生活が待っていたため、そう言った人達からも日本国籍を奪う訳にはいかない。
となって罰則がないようです。
要は自分から日本国籍はいらないって申し出ない限り現状では日本国籍を失うことはありません。また、一度日本国籍を放棄しても過去の日本政府の方針に負目があるため過去に日本国籍を有していた人は結構簡単に国籍を戻すことができるそうです。

それなら多重国籍を認めればよさそうなのに
認めないとなっているのは在日外国人の問題が
あるから簡単に法律を変えることはしないみたいです。

個人的には、今のような制度のほうがうれしいなあって思ってます。

簡単にはこういうことだろうなあっていう私個人の解釈ですのでホントところは自分で調べてください。


　

追加
ちなみにフジモリ大統領の生まれた時の日本の国籍法は2重国籍を認めてました。
ペルーは認めてないと思ったけどなあ… 　

フジモリさんの場合、旧国籍法が適用されていると聞いたことがあります。 　

今の国籍法は､制定時より遡っては適用されません。したがって､フジモリ氏については彼が生まれた､つまり彼が､日本国籍をもった時点での法律である､旧国籍法が適用されます。旧国籍法では､一定の条件下での二重国籍が認められているそうです。
したがって､彼は､ペルーの国籍保持いかんに関わらず､日本国籍を保持できているのです。 　

ブラジルを始め、南米にはたくさんの日本人の方がいらっしゃった、もしくはいらっしゃるんですよね。どんな理由で南米に渡ったのですか。森林の開拓か何か？

何で日系人が多いのか、この機会に教えてください。無知ですみません。 　

ペルーの国籍法で2重国籍を認めてないため大統領就任直後に
野党からフジモリ氏は日本国籍を持っているんじゃないかと疑いをかけられました。
その時彼はペルー国籍しかないので大統領になる権利があるって答弁したと思ったけどなあ。
その辺も含めて問題になっているんだと思います。

南米に日本人が多いのは、以前大国の植民地主義の中、日本はとっても出遅れていました。
それなら、比較的に中立の国々の多い中南米に日本人をたくさん送りこみ親日の国を多く作って外交的に日本の世界的な地位を上げたり、そう言った国々と同盟関係を結ぼう等の思惑があったそうです。

第二次世界大戦でブラジルなんか枢軸国側に付く可能性もあったんだけどアメリカの圧力で連合国側に付いちゃったんだけどね。
東京オリンピック開催は中南米諸国の影響力が大きかったし。

当時の移民政策では豊かな土地を現地政府から与えられコーヒー農園経営が出来るとか、収入も日本より数倍よく生活も豊かになるって言われて行ってみたらまるで違う条件下だったそうです。（北への移民政策も似たような事言っていたけど…）
それでも当時の移民の人達は悪条件の中でも必死に働き、移民先の国々で経済発展等に多大な貢献をしたため、今では、南米の日系人のステータスは大変高い物になりました。
南米で東洋人＝日本人＝真面目な人々っていうように見られてきたのに最近その他の国の東洋人も増え、そう言った人が犯罪を多く犯すので日本人が悪く見られるってブラジルとペルーの日系人が言ってました。 　

＞何で日系人が多いのか、この機会に教えてください。無知ですみません。

今の豊かな日本に育った貴方には想像できないかも知れませんが、日本は昔、貧困のどん底にいて、自国民を食べさせる事が出来なかったのです。

「農家の二、三男問題」といって、農家の長男以外の人達をどうやって食べさせて行くかが国の大問題でした。農業を営む人（農民）が全国民の８０％くらい居た時代ですから、「農家の二、三男問題」といっても、これは国民問題だった訳です。

田舎では食べられないので街へ出てくる。しかし、工場従事者の需要もさほど多く無いので、殆どの人達は食べていけない。この問題を解決するために、主に南米など、開墾や農業労務者が必要とする諸国へ、国策として大量に送り込んだのです。
まあ、国ぐるみで大量に難民を送り込んでいたようなもんです。

石川達三の「蒼茫」や、北杜夫の「輝ける蒼き空の下で」などを読むのも良いでしょう。 　

フジモリ氏が大統領に立候補した時に､問題にされたのは､フジモリ氏の国籍うんぬんでなく､フジモリ氏が日本で生まれた､と言われた事でしょう。反フジモリ派から宣伝されました。ペルー大統領は､ペルー生まれでペルー国籍が必要です。 　

＞７，８の方

涙ぐましい過去があったのですね。
ご紹介いただいた小説も読んでみようと思います。外国に行って歴史に疎いなーと実感し（よくあるパターン！？）、最近歴史小説などを読み始めていたところでした。
お答えいただき有難うございました。 　

皆さん、ありがとうございました。勉強になりました。