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No.105
ビジネスは恐いですね。
by 人生こんなもの from トロント 2001/01/16 22:24:49

 皆さんこんにちは。

 ちょっとここ最近起こった出来事をご紹介します。会社設立についてのトラブルなのですが、相手側はわたしの受け取り方、考え方がおかしいといいます。皆さんはどう思いますでしょうか、とふと疑問に思い、投稿させていただきました。文章は長いですが、お暇な方はお付き合い下さい。

 私は先日まで某旅行会社に勤務しておりました。そこで勤務中に別の旅行会社○○トラベルの社長と知り合いになり、いろいろと話をするようになったのですが、何でも新構想で新会社を作ろうと考えているので、技術面をカバーしてほしいために是非一緒にやってくれと誘いがありました。その人とは別にもう一人出資者がいるのですが、その人が全額を出し、○○トラベル社長は今までの経験や知識面をもって参加し、私はテクニカル関連の知識を注ぎ込む、という構想です。 この時、参加者はそれぞれ1/3ずつ株を所有するという話でした。(出資者が全部もしくはほとんどを持って当然ではないか、と思われるでしょうが、その件については別に持ち分を割くややこしい方法がありまして、ここでは説明を省きます。)

 とりあえずその構想に乗るためには仕事を辞めなければならなかったのですが、遂に決意してその時あった他社からのマネージャーポジションのオファーを蹴って、会社を退職しました。その後は、会社の設立にはその出資者に承諾をもらわなければならないために、計画などを企画書として提出する作業に数カ月をかけましたが(私が直接やっていたわけではありませんが)、その間私も生活があるので○○トラベルより給料を貰う代わりに○○トラベルの一部の作業(パンフレット制作など)を手伝う、という流れのもとで日々を送っていました。

 そして、途中構想が検討中に多少変更されるなどの経過を経て何とか企画書ができあがるまでたどり着いたのですが、そこで○○トラベルの社長は株配当の話を始め(本当はもっと前にハッキリさせなければいけなかったのですが)、社長は最低でも株の51%を所有したい、出資者は25%、そして私には最高でも24%しか出せないと言う話となりました。企画書を出す際に出資者に割合をはっきりさせておきたいとの意向です。

 当初は1/3ずつの配分と聞いていたので驚きましたが、○○トラベルの人や機材を新会社に持ち込むのでもっと○○トラベル社長の配分が大きくて当然だとの考えです。私は新会社には別に○○トラベルの機材や人は必要なくフレッシュにスタートしてもよいと思ったのですが、そうしてスタートアップ時のコストを減らして出資者を安心させないと納得しないだろう、と言うのです。

 残念ながら私はその出資者とは知り合いではないので、もし○○トラベル社長がそう説明すれば出資者もそう思うでしょう。私はこの時点で意見に入り込む力はないのです。それだけではなく、「はっきり言えばあなたの代わりは人を雇えば済む話なので、出資者に説明する際にあなたが1/3の株を保有する理由を説明できない」とも言うのです。

 もちろん話をするのは○○トラベルの社長です。でも、出資者はあくまで何も新企画について知識がないので、もし私のことを必要だと思えばどう良いように説明もできると思ったのですが、反対に考えればもし○○トラベルの社長が私の株配分を減らしたいのであれば、どのように悪くも言える訳ですね。私はこの時点までこの企画には私が必要とされているという意識を持っていましたが、計画が順調に出来上がっていざあとは実行するだけの今となっては、私は必要ないわけです。今までいろいろアイデアなどを一緒に考案していたのですが、今は○○トラベルの社長は「ほとんど全てが私が思いついたものだ、あなたは別に何をしていたわけでもない」、とも言われました。

 株を51%所有するということは過半数を制するわけで、発足後は新会社のほぼ全権を○○トラベルの社長が掌握することとなります。反対に、私の立場は○○トラベルの社長がちょっと気が変われば、いつでも首が飛ぶ不安定なものです。運営や給料についても何も決定権もありませんので、あなたは来月から給料無しといわれれば反抗もできません。

 私は当初のプランから新会社にはフルタイムで仕事に参加する予定でした。○○トラベルの社長はフルタイム勤務にはならなそうで(○○トラベルの仕事もあるので)、もちろん出資者は何もしません。よって会社がスタートしたら私の会社への貢献度は当然増えるのですが、株配分を考えるとそれは後のことなので考慮には入れられないとのこと。あくまで、設立時に会社に入れるものがあってなんぼのもの、という原則の基です。私は資金がありませんのでその点では何も貢献できません。

 結局話はまとまらなく、悔しながらも私は手を引くこととなりました。私は誰かが過半数を制するのは問題だと言ったのですが、「たとえ過半数をもっていても私は別に何するわけではない」、と○○トラベルの社長は言います。でも、お金は人を変えます。社長が一切仕事をしようとせずに毎月給料を取ろうとしても、誰にも止められません。「株のことははっきりとしておかなければ後で問題になる」と社長は言いますが、これでははっきりしているのは社長の安定性のみだと思うのですが・・・。会社発足後は、何か問題が起きた際にこちらから何を言っても「あなたがこれで納得したのだから、仕方がない」と言われてそれで終わりなのは目に見えています。

 仕事を辞めてからいろいろリサーチやアイデア考案などで企画に携わりましたが、自分でやると決めたのだから手を引くのならそれまでだ。また、私が仕事を辞めたことも、私がやると決めて勝手に辞めたので別にそれについてどうこう言うこともない、とも言われました(誘ったのは○○トラベルの社長なんですけどね)。結局何も無しでさよならということになり、しかもこれから仕事を探さなければならなくなるはめに。ショックですね。家庭もあるのに・・・まあそんなことは○○トラベルの社長には関係ないのでしょうけど。社長は、もう計画通りに進めるだけの今の状態となっては、どっちに転んでも(私が24%でやると言っても、私が手を引くと言っても)得をする立場なんですよね。

 話の最後に、○○トラベル社長は「一銭も出さないで会社の24%の株を保有できて、しかも始まるまで生活費が保障されているなんてこんなにいいオファーは他にない。考え直したらどうか」と言っていました。それも蹴ると、私の考え方は変だ、普通の人なら誰でもすぐに飛びついてくるのに、とも言っていました。

 話が長くなりました。そこでなんですが、私は結局身を引いた訳なんですけど、私の考え方はおかしいのでしょうか?私は反対にもし他の人が同じ流れで話が進んでいったのなら、それでも24%で甘んじて株を手に入れて経営に参加するかどうか、伺いたいと思います。ちなみに会社は成功する可能性は大なのですが、前途の通りあなたには経営・決定権は何もありません。

 「最初に配分の件などを明確にしないのがいけないのだろう」と言われればそれまでなのですが・・・。それにしてもビジネスは恐いですよ。人を簡単に信じてはいけません。本当にいい勉強になりました。

 お付き合いありがとうございました。めちゃくちゃな文章で済みません。

Res.1 by 私も経営者 from バンクーバー 2001/01/16 23:12:45

確かにあなたは騙されましたが、まだまだその社長は良心的な部類だと思います。

本当に極悪なら、そのような話は一切せず、ある日突然(出資者とグルになって)あなたのことを切ったりしますよ。

だから、その社長が言われる「君の考え方は変だ」というのも多少は理解できます。

社長業って、いつでも孤独で不安なんですよ。その社長も、どうしても決定権が欲しくて、あなたと出資者に途中から条件変更を迫ったわけですよ。倫理的には許されないと思いますが、心情的にはわかる気がします。

それから、ビジネスという観点では、事前準備よりも、動き出してからの業務の方が何倍も大事ですから、もし本当にそのビジネスに関してあなたのアイデアの比重が大きかったとしたら、実際に動き出すとなると、代わりの人間を探すのは容易ではない気がします。

私個人のアドバイスとしては、今は(謝ってでも)その会社に戻って、もっともっと自分の比重を大きくしてから、ある日突然一方的に辞めるという方が、その社長に対して一番の「あだ」になると思いますよ。(笑)  
Res.2 by 人生こんなもの from トロント 2001/01/16 23:41:23

ご意見ありがとうございます。

いただいたアドバイスですが、道徳的な面を考え、また私は臆病なのでなかなかそれは難しいですね(笑)。

会社を始めた後でなく今先にこうしたことが見えたことがまあ不幸中の幸い、と自分を慰めています。

知り合いに同じ話をしたら激怒していました。その人は「君の考え方は変だ」は全く理解できないことで、そのような事が平気で言える社長は卑劣だと同感を示してくれました。

これからあの社長は私の代わりを探すことになると思うのですが、これに苦労してくれれば「いなくてもいい」と言われたことに対して少々でも慰みになります。  
Res.3 by 畑山ももない from バンクーバー 2001/01/17 16:48:43

厳しいようですが、資本主義ってこういうものじゃないのでしょうか?どんなに悔しい思いをしようとも最後には金なんですよね。私もちなみに経営者です。こういうのって、成功すると社長がもっと幅利かせてくるだろうし、失敗すると24%無出資で参加している貴方のせいになるだろうし、どちらに転んでも貴方は苦労することでしょう。ビジネスを始めるのならsoleでやるのが一番です。お金って本当に人間変えますからね。  
Res.4 by ハチ from バンクーバー 2001/01/17 18:40:48

この社長が新しい会社の社長になると3人で合意したのなら、この社長のいいなりに従うべきなのは当たり前です。でないと会社は回りません。

お作りになられた事業計画が貴兄ならではの事業アイデア、技術、経験が入っており、これに自信があるなら、いっそ貴兄が銀行も含めた投資家をつのり自分の会社を作ったらどうですか? あとはこの社長の新会社に勝つだけです。

始まった時から今迄、合意書等の約束、拘束も無いのなら、訴えられないのはお互い様です。

いいパートナーを組めなかったのは残念ですが(パートナーの意味をもう一度考えてみれば?)、私は身の正しい貴兄に賛同します。

 
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