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泉訪朝の闇
ついにわが国は亡国への道を突き進むのか
8月31日の新聞TVは大騒ぎだった。小泉純一郎の北朝鮮訪問が発表されたからだ。発表によれば9月17日に日帰りで北朝鮮を訪問し、金正日総書記と首脳会談を行うという。隣国でありながら戦後50余年も国交がないうえ、拉致や不審船等といった問題を抱えており、訪朝は国際政治上も非常に危険な内容を含んでいる。しかし一方では極東アジアの安定に大きな役割を果たすといった観測もある。
1年以上前から極秘のうちに進められてきた「首相訪朝」が、なぜこのタイミングで実現の運びとなったのか? そして首相訪朝の成果は、極東アジアは、そしてわが国はどう変わっていくのだろうか?
訪朝の真意
小泉首相の北朝鮮訪問の意味は、そもそも何か?
一般的には、総理に1年以上在籍した小泉がその成果として「日朝国交回復の突破口を開いた」という、歴史に名を残す偉業を達成させたいためだと言われる。恐らく間違いなく、そうした思いもあるのだろう。だが、現実はもう少し生臭い。以下に考えられる「首相訪朝」の主な理由を並べてみよう。
〔選挙対策=人気回復の手段〕
就任直後の小泉は国民からの圧倒的支持があったが、田中真紀子外相更迭や長引く不況等々の悪要因から支持率は急落。対立する橋本派からは内閣改造の圧力が高まっている。こうしたなか、あるいは解散総選挙まで考えざるを得ない状況に追い込まれた小泉陣営が一気に人気回復の手段として選んだ道が、ずっと模索し続けてきた「訪朝」実現だったと考えられる。
〔外務省問題=人気回復と出世争い〕
外交機密費問題、田中外相問題、さらには瀋陽領事館事件等、このところ外務省は不祥事続きで、解体の声まで出ていたが、その汚名を一気に挽回する絶好のチャンスが「首相訪朝」だった。しかもこの問題に1年以上前から取り組んできたのはアジア大洋州局長の田中均。本来は瀋陽領事館事件で更迭されるところ、首相訪朝の極秘計画の推進者だったため異動しなかった人物。そしてまた田中均は、京大同期卒の総合局長と激烈な出世争いを行っており、今回の「訪朝」実現で最有力次官候補になることができた。
〔利権=橋本派半島利権が森派に移行〕
金丸信以降、竹下登、橋本派へと連綿と維持された半島利権。とくに日朝関係の利権の主力がこれで森派に回されるのは間違いない。橋本派の資金集めの最大勢力・鈴木宗男が逮捕されて以来、野中広務の力はいよいよ下降。この時期に小泉純一郎が北朝鮮を訪問し金正日と手を握れば、森派は圧勝できると考えられる。
以上が永田町界隈、首相周辺の事情通たちが考える「小泉訪朝」の主な理由である。他にも「10月経済危機」に対する目眩ませといった理由も考えられる。
しかしどれをとっても、何ともバカバカしい理由ではないか!
自分たちだけの利益を考え、国家百年の計も国際上の問題も一切無視。それも、首相サイドの思惑通り進めば良いが、相手は米国やロシア、中国を相手に外交戦を戦い抜く北朝鮮国家本体である。日本側の事情はすっかりお見通しの上で、小泉訪朝を巧みに利用すると考えられるのだ。
密約!「5兆円補償」
話は12年前……平成2年(1990年)9月に遡る。
台湾派・台湾利権の中心人物とされ、北朝鮮嫌いで有名だった自民党の金丸信が、社会党(当時)の田辺の要請を受けて北朝鮮を訪問。ここで金丸は、金日成の焦らし戦術に会ってなかなか本人に会えなかったとも伝えられるが、公式会談の後、金丸は金日成と1対1の会談を行った。帰国後、金丸が親しい知人に金日成のことを「天子さま」と呼び、1対1の会談時に金日成の下にひれ伏した事実を漏らしている。
この1対1会談の際に纏められた自民・社会両党と朝鮮労働党の『3党共同宣言』の内容は、帰国後、激しい批判の的となる。
「3党は、日本が過去において36年間、朝鮮人民に大きな不幸と災難を与えた事実と、戦後45年間、朝鮮人民に被らせた損失に対して朝鮮民主主義人民共和国に公式に謝罪し、十分に補償すべきであると認める」……。
そして実にこの時、金日成に感激しひれ伏した金丸信は、2兆円の補償を約束してしまったのである。またこの2兆円とは別に、佐川急便から拠出させた5億円を金日成にプレゼントもしているのだ。そして、日本から北朝鮮に対し2兆円が支払われた場合、金丸の元に膨大額のキックバックが密約されたと噂されている。ちなみに約束された2兆円は実際には未だ支払われてはいない。(朝銀支援の1兆円をその一部と考えても良いが。)
こうして金丸信は日朝利権の主流となった。日本から北朝鮮への一切の支援の何割かが金丸の手に戻ってくる仕組みなのだ。
そして10年の歳月が流れた平成12年(2000年)7月15日正午。
東京赤坂にあるキャピタル東急の一室で男女が懸命に手紙文を綴っていた。
男は当時首相だった森喜朗。女は文明子。
文明子(ムン・ミョンジャ)、英名はJulie Moon。一般的には在米韓国人ジャーナリストとされ、この年(平成12年)6月30日に北朝鮮の金正日と単独記者会見を行って有名になった女性である。彼女の存在は古くから世界の諜報関係者の間では知られていた。韓国の金大中と密接な関係である一方、統一教会や北朝鮮とも関係を持ち、さらには米CIAとも関わりを持っていることが知れ渡っていたのである。今年(平成14年)8月末に平壌で行われた日朝国交正常化交渉にも取材記者として参加している。また彼女の夫は有名な数学者でかつては大学教授だったが、その後事業に転身して大負債を背負っている。
この二人はキャピタル東急の一室で、金正日宛の親書の内容を検討していたのだ。親書の原案はすでに森の手元にあった。それは正式ルートとはまったく別の〔首相の個人的文書〕と位置づけられた親書なのだ。この親書の存在については同年(平成12年)10月6日に民主党の菅直人(幹事長)が記者会見で「森首相への質問」という形で発表している。
こうして書き上げた金正日宛の「森(当時首相)親書」の内容は、かつて金丸信が補償金として約束した2兆円(実際には未払い)をはるかに越えた「5兆円の補償」であった。もちろんこの5兆円の何割かは手数料として文明子に渡り、森喜朗にも莫大なキックバックを受け取ることになっていた。ちなみに親書の差出人は「自民党総裁・森喜朗」である。「内閣総理大臣」でなかったことは、森の微かな良心の表れだろうか。
拉致問題は解決せず!
文明子(ムン・ミョンジャ)が金正日に手渡した「森親書」の中で、森は5兆円の補償の見返りとして、拉致問題の一定の方向性を示している。それは本来の拉致問題とはまったく無縁の、寺越武志さん帰国問題なのだ。
寺越武志さん(52歳)問題とは何か。
昭和38年5月、当時13歳の中学生だった寺越武志さんは2人の叔父(当時36歳と24歳)が操る漁船に乗って石川県(森喜朗の故郷)志賀町から日本海に出て行方不明となったのだ。翌朝、3人が乗っていた船は発見されたが乗員は見つからず、海上保安庁から死亡認定が下された。が24年後の昭和62年に3人のうち2人が北朝鮮で生存していることが明らかになった。一番年上の叔父は北朝鮮に渡って間もなく死亡(死刑か?)、もう一人の叔父は平成6年に病死と発表されたが、武志さんは結婚し3人の子供までつくり、労働組合の幹部として生活していることがわかった。
森喜朗は、この寺越武志さんを帰国させることを拉致問題の部分的解決と見なし、5兆円の補償で北朝鮮との国交回復を企図していたのだ。
ところがその後の政局は森の思い通りにならず、昨平成13年3月、ついに辞任に追い込まれてしまった。折角、非公式ルートを使って金正日に「親書」を送ったにも関わらず、日朝利権は森の手から零れ落ちた。だがこれは、そのままの形で小泉純一郎に引き継がれた。小泉が1年以上前から訪朝準備を進めていたのは嘘でも何でもない。森の意思なのだ。だから当然ながら、今回の首相訪朝で拉致問題の解決などまんたく考えられない。あるとすれば、寺越武志さんと、せいぜいが有本恵子さん帰国、それに赤軍妻の帰国だろう。これらは拉致とはまったく無縁なのだ。
事実、9月6日の新聞報道(朝日新聞朝刊)に日朝共同宣言案の骨子が発表されたが、拉致問題は「人道的に」取り上げられるだけとされている。
「日朝『共同宣言』案の概要判明 拉致・不審船は難航 ミサイル発射凍結継続/謝罪は『村山談話』踏襲
小泉首相と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記が17日に平壌で行う首脳会談でとりまとめられる「共同宣言」案の概要が5日、明らかになった。このなかで、米国などが警戒しているミサイル発射実験について、北朝鮮側は『凍結を続ける』ことを明確にする。日朝両国はまた、補償については財産請求権を放棄し、経済協力方式をとることを明らかにする。焦点の拉致問題については『人道問題として対応』する点では合意しているが、調整に手間取っている。(中略)共同宣言のとりまとめとは別に、日朝間では拉致問題の決着をめぐる折衝が続いている。北朝鮮が安否の確認などにどこまで応じるか、いまのところ明確ではない。小泉首相は『拉致問題を棚上げして国交正常化交渉には入らない』との基本姿勢を維持しつつ、今後の北朝鮮の出方を見極めたうえで、共同宣言に合意して国交正常化交渉の再開に踏み切るかどうかを最終決断する考えだ。
(以下略/「朝日新聞」9月6日朝刊より)
北朝鮮をめぐる国際環境
8月23日、ウラジオストクで金正日はプーチン大統領と非公式首脳会談を行った。ここでは表向き、北朝鮮に対する経済協力やシベリア鉄道延長についての話し合いがなされたとされるが、最大の問題は米国の動向について……具体的に言えば、米軍による北朝鮮空爆が本当にあるかどうかが話題の焦点だった。
米国はすでに2正面作戦の放棄を宣言している。つまりイラク攻撃に突入した場合には北朝鮮空爆はあり得ないということになる。
北朝鮮・金正日王朝は米国の動きを予測し、空爆があると確信した。
そこで、まずプーチン大統領に会い、米国の動きを牽制しようとした。(実際にはこの金正日=プーチン会談の直前に平壌を訪れたプリコフスキーとの会談によって、金正日は米国の動きを十分に察知していた。)ブッシュ大統領と蜜月状態にあるプーチンは、当然ながら、米国が北朝鮮の存在そのものを認めないことを伝えたはずだ。
今年(平成14年)9月11日以降の年内に米軍による空爆があり得る! 金正日の取る道は、二つ。ソウルを訪問して「南北統一宣言」を行うか、または対米戦争に突入するか……。
米政府筋は北朝鮮がこのまま崩壊し、ソウルを首都とする新生朝鮮(高麗)が誕生すると推測していた。だが、金正日は対米強硬路線を選択したのだ!
北朝鮮を外交的に支えてきたのは、これまでは間違いなく支那北京政府であり旧ソ連、ロシアだった。韓国に金大中政権が誕生してからは、韓国が緩衝地帯となり北朝鮮が国際舞台に出る可能性もあった。ところが頼みの金大中は政権そのものの存続ばかりか、本人が任期(来年2月)を全うできるかどうかさえ危ない状況にある。仮に金大中が任期いっぱい勤めあげたとしても、年末の大統領選で千年民主党が敗北し、韓国の対北政策が激変することは火を見るよりも明らかだ。
こうした危険な環境のなか、日本の首相が以前から地下ルートで日朝国交回復交渉を求めてきていた。……それは、表向きは核査察やミサイル凍結問題、拉致、不審船、国交正常化といった美名で覆われているが、実質は日本の首相派閥の利権獲得作戦なのだ。それを十分に理解しているからこそ、米軍北爆の直前になって、金正日は小泉首相との首脳会談を受け入れたのである。
この結果、本紙が以前掲げた「最も早い場合には金正日が9月にソウルを訪問して南北統一宣言を行う」という話は、完全に吹っ飛んでしまった。それどころか、「北朝鮮崩壊〜南北朝鮮統一のソフト・ランディング」といった最も望ましい未来図は消えてしまったのだ。
米国はすでに8月初旬に小泉首相サイドから「訪朝」を打診されていた。にも関わらず今回の訪朝報道後に、来日中のアーミテージは「青天の霹靂」と表現し、米政府は「小泉首相の外交的努力を評価する」といったおざなりの表現で終わってしまった。
小泉は経済オンチであり、外交オンチであり、政治家としてはまったく存在意味のないものだということを、米国のみならず世界中が知ってしまったのだ。
それどころか、小泉には国家観というものがまったく無く、国益などというものをまったく考えていないことも暴露されてしまった。 どんな悪徳政治家でも、僅かばかりの愛国心を持ち、僅かばかりの国益を考えるものだ。それが人としての当然の誇りであり、最低限の姿である。だが小泉は、絶対に、微塵も国益のことなど考えていない。わが国百年の未来像も持たず、それどころか東アジアの国際関係も何も、まったく考えていない。
この暴挙、愚挙をわれわれ国民大衆は黙って指をくわえて見ているしかない。
思惑
北朝鮮が崩壊し南北統一朝鮮(高麗)が誕生する……。
それは米国、ロシアが認める未来図である。
だが、そうなれば最も困るのは支那北京政府である。
韓国にはご存じの通り在韓米軍が存在する。そして、真実は今のところ不明だが、ほぼ間違いなく北朝鮮は核兵器を所持している。自国の隣に米軍指揮下の核武装兵団が存在することになる。これほどの脅威はない。
北京政府は何としても、緩衝地帯としての北朝鮮の存在を支援したいのだ。米国やロシアの圧力に屈して金正日が「南北統一宣言」を行うことは許したくない。そうした意味で北京政府は今回の小泉訪朝を歓迎している。しかし、狂気のブッシュや冷酷なプーチンを相手にしている以上、最終的には最悪のシナリオも考えておく必要がある。
近未来に朝鮮半島は統一されるしかない……。
そのとき生まれるのが、統一朝鮮に起こるであろう「反日感情」を利用する作戦である。在韓米軍(在統一朝鮮米軍)を撤退させ、核武装した統一朝鮮軍の矛先を日本に向けさせる作戦である。
いっぽう、北朝鮮・金正日は間もなくやってくる9月11日を注視している。
あの米中枢同時テロから1年……アルカイーダが再度米国に対するテロを行った場合、米国は北朝鮮のことなど考える余裕がなくなる。 昨年の同時テロが本当にタリバーン政権やアルカイーダがやったかどうかは不明だ。また、もし今年9月11日前後に再度テロが行われた場合、それが昨年と同一犯かどうかも、また別問題である。誰がやったとしても、再度米国を巨大なテロが襲った場合、ブッシュ政権崩壊どころか米国そのものが崩壊してしまうだろう。
金正日は、その状況を確認したいのだ。 その結果として、米国の矛先がイラクなどのイスラム諸国に向けられることを期待しているのだ。
9月17日当日。平壌を訪れる小泉純一郎を空港で待つのは誰か?
恐らく、金容淳書記あたりだろう。金正日と会えるにはさまざまな手順が用意されているに違いない。もともと映画監督をやっていた金正日である。その演出力は異常なまでに鋭い。途轍もない予想外の仕掛けが用意され、小泉純一郎は「感動してしまう」のではないだろうか。あるいはまた、例によって「1対1」会談が強行され、そこで闇雲に補償を約束させられるかもしれない。
百戦錬磨の外交上手と、利権や人気取りしか考えていない小物政治家。 勝負は、もう見えているのだ。
闇の中の闇
小泉訪朝を最初に流したのは韓国のメディアであり、官邸が慌てて正式発表したという経緯がある。韓国メディアは、当然ながら北朝鮮から情報を得たわけで、北朝鮮側が積極的に「小泉訪朝」を流したと考えられる。
ところがその直後、日本海沖に北朝鮮籍と思われる不審船が出現。海自のP3C哨戒機や海保の特殊警備艇がこれを追尾するという事態が発生している。不審船そのものは煙突に北朝鮮国旗がペイントされており、ナホトカ沖から一部日本の排他的経済水域(EEZ)に侵入しながら北朝鮮方向に消えていった。
これはマスコミなどが詳細に報じたからどなたもご存じだろうが、6月30日のミサイル事件(本紙既報)については未だどこにも流されていない。
本紙自身も未だ続報を捉えていないが、在日米軍が「北朝鮮が日本に向けてミサイルを発射」と首相官邸に報告し、その10分後に「ミサイル発射は誤報だった」と訂正してきたもの。しかしその後、沖縄の航空自衛隊が「ミサイル着弾を確認」と報告したことが判明し、その真偽が問題となっているものだ。着弾された海域とは、鹿児島県奄美大島沖……昨年(平成13年)12月に沈没した北朝鮮船籍の工作船が沈んでいる近くの海域だった。
もし、ミサイル発射が現実のものだとしたら、これは明らかに引き揚げに対する妨害行為であり、わが国に対する明確な戦闘行為である。こうした行為を無視して、なお、5兆円補償を北朝鮮に支払うことは断じて許されない。
もちろん、このミサイルについては、闇情報の域を出ていないから、何とも言えないことも事実である。
闇情報としてはさらに興味深いものもある。
今年6月(一説には4月)、第7艦隊(太平洋艦隊)とはまったく別系統の、フロリダに本拠を置く米国の特殊部隊が北朝鮮への侵入を試みた。この部隊の構成員はすべて在米韓国人兵士で、その数は28名と伝えられる。彼らは特殊潜行艇により北朝鮮への侵入を図ったが敢え無く全員拘束されてしまった。
拘束された兵士の身柄を取り返すために、米国は北朝鮮側と地下で交渉を行い、莫大なカネを支払うことになったというのだ。小泉純一郎の訪朝は、彼ら兵士の身柄受取に絡む交渉であるという説だ。
本紙はこの闇情報は贋だと考えているが、出所が米軍内部からのものだけに、まったく無視するものでもない。可能性は極めて低いが、米軍による北朝鮮直接行動が間近に迫った今となっては、あり得ない話ではないのだ。
さらに闇情報がある。
かつて金丸信が北朝鮮・金日成に会ったとき、金丸は「植民地・戦後補償」として2兆円を提示したが、同時に佐川急便からの5億円の現ナマをプレゼントしている。今回の小泉も金丸同様、5兆円の補償とは別に数億円の現ナマプレゼントを用意したらしいというものだ。そして今回の資金提供者は佐川急便ではなくヤマト運輸だとされる。
この情報は、どうやら橋本派あたりから流出したようだ。半島利権をもって行かれてしまうことを考えれば、こんな怪情報が流れるのは必然だが、郵政民営化問題を含め小泉陣営がヤマト運輸から資金提供を受ける可能性も捨てきれない。
しかし、わが国政界の闇情報は、どうしてこうもカネ問題ばかりなのだろうか。
国益など微塵も考えていない政治家たちに国の未来を託すしかないわが国庶民大衆は、いったい何をすれば良いのか。……自分自身が動かぬ以上、この国は何もしてくれない。これだけは紛れのない事実である。
http://www.gyouseinews.com/domestic_prospect/sep2002/002.html