どの掲示板に入れるか悩みましたが、ここの皆さんの境遇が一番私のに近いと思って。生命保険に入ってらっしゃるコモンローカップルの方におうかがいします。

私たちは自他ともに認めるコモンローカップルで、現在移民申請準備中です。
彼が最近、今の仕事にも慣れて落ち着いたということで生命保険に入ったのですが、保険金の受取人を自分の妹にしたのです。私は「えっっっっ！？」と思いましたが、彼は「君を受取人にすると、国籍などの関係ですんなり受け取れないかもしれないから、妹に『僕が死んだら彼女にあげて』って言っといたよ」って言うんです。
妹は社会的地位も高くネコババするような人じゃないし、彼も嘘をついたりする人じゃありません。もうつきあって８年になるし。
ていうか、私たちは子どももないし家を買ったりしたわけじゃないので、生命保険なんて別にいらないと思うんです。私にも仕事はあるし、彼が万が一死んでも取り立てて困るわけじゃないので、「私に直接お金が入らない」って文句を言ってるわけじゃないんです。

私ではなく肉親を受取人に選んだのが、なんか腑に落ちないというか、気持ち悪いというか。
生命保険の受取人を肉親にするのって、国籍の違うコモンローカップルだとよくあることなんでしょうか？
そして、こんなことって、コモンロー申請のときに引っかかったりしないんでしょうか？　申請書類の中に彼の生命保険の証書を入れるわけじゃないので関係ないとは思うけど、面接があったときなどに。

別に生命保険ぐらいで気にしないほうが良いと思います。ただ受取人に関しては国籍などは関係ないので、彼の言っていることはちょっとおかしいかも。保険金受取人に関してはパーセントで分けることもできます。例えば５０％妹、５０％トピ主とか。

まあ、彼にとって家族も大切なのだから、とりあえず今の受取人は妹でもかまないと思いますよ。生命保険に加入するということはそれだけ甲斐性があり、自分以外の人に心配をかけたりしないという思いやりのある人であるという証明です。また、将来のことを考えて生命保険に加入したのだと思いますよ。保険受取人を変更するのはいつでもできます。コモンローでの移民申請とは全然関係ないことだと思います。そんなに心配なら、他に生命保険に入ってもらうこともできますよ。保険料はトピ主さんが払えば問題ないと思います。

生命保険加入は個人の問題なので、コモンローの関係で気にするのはおかしいと思います。結婚という形のもっと縛られた関係で気にするのならわかりますが、コモンローという関係であるのであれば、生命保険の受取人をトピ主さんにしなかったという関係がよ〜く察しがつきます。 　

彼が自分のお金で入る保険金で、誰を受取人にしようが彼の自由だと思います。 　

私は結婚していますが、自分自身の生命保険の受取人を、夫と父の半々にしています。夫の生命保険は100%受取人は私なのですが、今まで父が色々とサポートしてくれていたことを考えると、何かの形にしておきたいと思って...。多分父にはありがた迷惑（自分の存命中に先に娘が死ぬということを望む親はいませんよね）なんでしょうけれど、自分の気持ちの問題でした。彼もそれは理解してくれています。
ただ、生命保険の受取人には国籍は関係ないというのは本当だと思います。入るときに保険会社の人からも説明があると思いますし、あやふやなのはおかしいです。私が思うに、まだ結婚もしていない相手を生命保険の受取人にするには抵抗があったのではないでしょうか？ 　

皆さん、ご回答ありがとうございます。

私の書き方が不明瞭だったでしょうか。受取人は実質私なんです。ただ名義上妹になっているだけなんです。だから私は「実質私なら、名義も私にすればいいじゃん！」と思ったんです。
また、私たちも法律上はコモンローですが、事実上は結婚で、それは周知の事実です。ですから、彼が誰を受取人にしようと関係ないとか、コモンローだから受取人にしたくなかったとかいう段階のカップルではないんです。

受取人の国籍は関係ないんですね。それは彼に確認するように言っておきます。

レス１さん、とっても暖かいコメントありがとうございます。そうですね、生命保険みたいな細かいところを気にしないで、彼の甲斐性のあるところ、周囲に気を配れるところを見直して、尊重していくべきですね。
移民申請時には、別に生命保険には触れないことにします。皆さん、ありがとうございました。 　

＞私ではなく、肉親を受取人に選んだのが、なんか腑に落ちないというか、気持ち悪いというか。

このトピ主さんの気持ちは、私良く分かります。私もコモンロー　カップルの時、彼の保険の受取人をやはり「妹」の名にされましたよ。かなりショックでしたね。理由は、トピ主さんと似ていて、「実質は君の所にお金は行くから・・・。」でしたね。う〜ん。っでもやっぱり自分の名であって欲しかったな・・・。お金が欲しいとかじゃなくて、気持ちの問題なんですよね。

うちは、その後結婚したのですが、結婚したら受取人は、問題なく自動的に私になりました。結婚と言うのは紙切れ一枚の手続きに見えますが、お互いに誓いの言葉をあげて、夫婦になるわけですから（離婚も簡単には、出来ませんし）、家族の大黒柱と言う責任感が出てくるのだと思います。（ちなみに、まだ子供はいません）

昔は、自分の家族が一番なのか？と言う感じで、コモンローの奥さんの事を「何があっても一生自分が守って行く！責任を持つ！」と言う気持ちは、結婚後の今考えると当時は全然なかったように思いますね。一緒に居て楽しい、嬉しい、幸せ、だから一緒に生活を共にして行くパートナーと言う感じ。

結婚した今は、私達の将来が一番大切で、私の
事を一生守っていく！と思ってくれています。
最近保険の受け取り額をあげてくれました。
自分が死んでも私が困らないように。
お金じゃなくて、その気持ちが大変嬉しいです。そんなに大切に思ってくれているんだなぁと・・・。

だから、小さな事かも知れませんが、腑に落ちない気持ち、実質受け取るのが自分なら、名前も書いてよ！と思う気持ちよーく分かります。


　

カヤさん、同じ気持ちを持たれたことがある人がいて、うれしいです！

そうです。お金が欲しいんじゃないんですよね。気持ちの問題なんです。
私たちはコモンローと言っても日本で言う「同棲」ではなく、イメージはよくないですが「内縁」に似た関係で、結婚はしてないけど結婚と同じだと双方が思ってます。彼の家族もin-lawとして扱ってくれているし。
だから受取人を妹にされたときに、私と彼の認識の違いが見えたようでショックだったんですよね。
法律上は結婚でなくても、カナダではコモンローは結婚と同じに扱われるし、自分たちが結婚と思っていい関係を永年続けていけばいいと思っていたのに、生命保険によって「やっぱりコモンローと結婚は違うの！？」と思い知らされた感じです。

結婚の話がないわけではありませんが、お互い悠長に考えすぎてるかもしれません。カヤさんのコメントを読んでいると、やっぱりコモンローって甘いかな、とも思えます。結婚すると責任感が出ますもんね。
二人でもっと成長できるようにがんばります。「移民」にほとんど関係なくなってしまったのに、心のこもったコメントをくださってありがとうございました。 　

ん〜、私だったら「実質」って言うのはイヤですね。いくら妹さんがいい人でも彼が亡くなったあとは知らないといわれることもなきにしもあらず。私だったら万一の時に争いたくないのでちゃんと法律的な権利が欲しいです。やはり彼は結婚していないから受取人にするのを躊躇したんじゃないでしょうか。妻だったら迷わず受取人にしたと思います。だから、コモンローというのは、彼の意識の中で結婚よりも関係が弱いんじゃないでしょうか。 　

私の彼は、生命保険、ペンションなど、一切合財受け取りは、私の名前にしてるみたいです。
それも、私に聞くことなく、一人でそう決めて、受取人をすべて私にしてました。
移民申請したとき初めて彼が、「万が一僕に何かあった時、私が困らないように、受け取りをすべて私の名前にしたから。」と言ってくれました。

結婚もしてないのに、そこまで思ってくれてるなんて！と、すごく感激しました。
お金が貰えるとかではなく、彼の気持ちがとても伝わってきて、うれしかったです。

私が、移民前、どこの健康保険に入ってないときも、彼がいつの間にか、私の為に加入手続き＆支払いをしてきて、「何かあったとき、保険に入ってると安心だから。」と言ってました。

コモンローでも、私の彼みたいに考える人もいますよ。 　

いろいろご意見、重ね重ねありがとうございます。

私の場合は、自分の健康保険がカバーしてないところ（眼鏡とか）は、彼が”spouse”としてカバーしてくれてるんですよね。だから、「コモンローだから何もしなくて普通」と、「結婚だから全てしてくれる」の間でしょうか。

だけどそもそも、コモンローって何でしょう？　結婚の前段階と言ってしまえば簡単ですが、コモンローで移民して、その後ずーっとコモンローのままの人ってどのくらいいるんでしょうか？　その後結婚した人は？　またその後結婚せずに別れた人っているんでしょうか？
コモンローって無責任な段階、と考える人もいますけど、カナダではそれで一生いっしょにいるカップルも多いですよね。それでお互いを生命保険の受取人にしているカナダ人の友人も何組かいます。
日本人の間では結婚が最終段階になるのが当然なので、コモンローだからこの程度、コモンローでもこんなにしてくれるという考えが出てきますが、カナダではコモンローが最終段階になりえますので、結婚、コモンローという法律上の分類によって気持ちの入れようの違いを判断するのは変じゃないでしょうか。

頭がぐらぐらしてきちゃいました。深く考えるのはやめて、十人十色としよっと。

以上ひとりごとでした。笑って読み流してください。
あらためて、ご意見ありがとうございました。

　

「彼が自分のお金で入る保険金で、誰を受取人にしようが彼の自由だと思います」と書き込んだものです。

少し誤解があるようですが、私はコモンロー関係だから誰を受取人にしようと自由だといってるのではなく、コモンローだろうが結婚だろうが、保険は個人の問題だから、加入する人が受取人を決めればいいと考えています。

私は結婚とコモンロー関係は、政府に登録するかどうかの違いだけで、2人の関係は同じものだと理解しています。ただの同棲はそもそもコモンロー関係ではないし、結婚の前段階でもありません。トピ主さんは、自分は結婚とコモンローは同じだと考えているけれど、他の人は無責任な関係だと考えてるという思い込みがあるようで、私は少し違和感を感じました。

私も今のパートナーと8年間コモンロー関係にあります。普段は「wife」「husband」と紹介しますし、結婚していると思っている友人も少なくありません。互いの家族からもまったく身内として扱われています。共有のモーゲージ、共有不動産も持っています。そして私の人生で一番大切なパートナーだと思っています。結婚は予定はありませんが、きっかけがあればするかもしれません。

保険は互いを受取人として買っています。彼が自分に何かあったときのために入るというので、それなら一緒にと私も加入しました。

もちろん彼の気持ちは、とても嬉しかったです。でももし彼が彼の家族を受取人にしたとしても、それは彼個人の判断だと思うと思います。「なぜ私じゃないの」とは思わないです。

トピ主さんは、保険の受取人というのは自分の一番大切な人を選ぶものだと考えていませんか。だから自分でないことが不満なのでは？受取人の選択には、それ以外の判断材料もありますよ。自分たちは夫婦と同じだというのなら、どんと構えて、誰を受取人にしようが動じることはないと思いますが。

あと、実質は自分が受取人だと考えていらっしゃるようですが、私はそれは口実で、本当は妹さんが実質的にも受取人である可能性は捨てられないと思います。妹さんに対して、トピ主さんにはいえない借りがあるということも考えられます。保険の受け取りと国籍は関係ないということを彼に話してみて、それでも受取人を変えないようなら、私だったら実質的にも自分は受取人ではないと判断するでしょう。もちろん私はトピ主さんのパートナーの方を直接知っているわけではないので、あくまで今までの話からそう感じるだけです。

長くなりましたが、１つの意見です。 　

コモンローは結婚同様の関係と考えられていますが、それでも結婚せずにコモンローの関係を持ち続けている理由はなぜですか？（宗教上の理由や家族の反対で結婚できないなどの理由は別として）
日本ではなかなか理解し難い関係なので、ちょっと興味があったので質問させて頂きました。 　

コモンローの定義などはここではおいといて、「実質」受取人というのは、やはり危険であると思います。もし本当に受取人になりたいなら名義変更をすべき、しなければいざというときに受け取れないことも覚悟すべきでは。Protect yourselfですよ。 　

＞ コモンローは結婚同様の関係と考えられていますが、それでも結婚せずにコモンローの関係を持ち続けている理由はなぜですか？（宗教上の理由や家族の反対で結婚できないなどの理由は別として）
日本ではなかなか理解し難い関係なので、ちょっと興味があったので質問させて頂きました。


カナダのコモンローの場合は良く知らないので日本の場合になってしまいますが。。。

日本では古い結婚観が根強いですからね。
日本の結婚制度は時代錯誤とある日本のビジネス雑誌に特集であったほどです。

コモンローって、日本でいうと事実婚のようなものですよね？
家族が反対しているからとか、名前を変えたくないという理由だけで事実婚を選ぶもんでもないと思います。
事実婚でも挙式や披露宴をしますし。
カナダでいうコモンローは違うのかな？
日本では戸籍制度というものが、未だ存在するので、続柄は、「妻（見届け）」とかになります。
もちろん、法律婚と同様に、夫婦としての義務（不貞行為や同居の義務など）は存在するし、ある程度は法的保護はあります。
慰謝料や、離婚時には財産分与も出来ます。
相続権は、夫の遺言があれば可能です。
法的にも縛られるので、無責任な関係であれば、事実婚は成り立たないと思いますが。

フランスや北欧でも、こういうコモンローは市民権を得ていますよね。
少子化対策の一つでもあるようですが、こういう制度を整えた結果、実際に子供を産む女性の数が増えたそうです。もちろん、それ以外の育児に対する会社や福祉制度の見直しや夫の協力といったことも増えた要因の一つででしょうけど。

日本でも、結婚はしたくないけど、子供は欲しいという女性はそれなりにいるのではないでしょうか。
少なくとも私の周りの女性にも、結婚はしたくないけど子供は欲しいという人や、バツ一で、もう二度と籍を入れる結婚はしたくないけど、事実婚としてなら結婚するといった人が数人います。実際に、実行している人もいますが。彼女達は共通して経済力はありますけどね。

そういえばカナダでは、州による？のかもしれないですけど、結婚しても、配偶者の名前を名乗らなくてもよかったりするじゃないですか。いわゆる夫婦別姓っていうのですか。
日本でも、何度も国会で議論されていましたけど、やはり、お家制度を未だひきずっている爺さん達が多いので、その法案は可決されませんでしたね。いつになることやら。

私の周囲にも事実婚夫婦がいます。
法律婚をすれば、嫁ぐわけでもないのに、未だ嫁いだとか、嫁にだすとか、嫁扱いするのもおかしなもんです。
古い因習にとらわれたくないという理由もあると思いますけど。
だからといって、お互いの親をないがしろにするというわけではないと思いますよ。少なくとも、私のしっている夫婦達は、お互いの親や親戚づきあいも、きちんとしていますから。

私だったら、コモンロー或いは、夫婦別姓を選択すると思います。といいながらも結婚してるんですけどね。
公的な書類以外は、全て旧姓で通しています。
どうして事実婚を選択しなかったかというと、配偶者としてアメリカのヴィザがおりなかったから、取りあえずしたのです。なので、夫婦別姓が日本で認められるようになれば、夫婦別姓にするでしょう。

でもカナダのコモンローは、日本のように、お家制度（今はないけど）のなごりや戸籍制度がないので、どうして、コモンローかっていうと、日本のそれとは違った考えなのかもしれませんね。