日本も、国連の提唱する「国籍唯一の原則」にのっとっているのだと思います。ただ国連は例外を認める方向に動きつつあるようですが。
検索していたら以下のような文が見つかりました。コピペしておきます。ごもっとも!という感じですね。
確かに兵役の問題、両国で戦争が起こった場合の問題は大きいと思います。完全に重国籍を許してしまったら、それこそ何カ国ものパスポートを持って合法的に各国を渡り歩けることから犯罪やスパイ行為も起こりそうですね。
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「重国籍に関する法務省の見解
自民党議員事務所からの回答」よりコピペ
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4037/citizenship/homusho.htm・重国籍者については、主権国家が国民に対して有する対人主権が重複して及ぶため、外交保護権の衝突等国際的摩擦を生じる可能性がある。
・重国籍者たる日本国民が同時に属する外国の軍事的役務につくことは、わが国にとって好ましくない。
・特定国との重国籍者が増加すると、これを経由して、外国がわが国に不当な影響を及ぼす可能性がある。
・国際関係が緊張すると、重国籍者本人にも不幸な事態が生じ得る。
・我が国に帰属意識を有しない形骸化した又は便宜的な日本国籍が増加する。
・重国籍者が属する各国の権利・特権を行使し得ることは、日本の国籍のみを有する通常の日本国民との間に、法律上の不公平を生ずる。
・重国籍者は、各国に別個の名で登録し、別個の旅券で二国間を自由に往来することが可能となるので、これを悪用して適正な入国管理を疎外する、重婚を行う等の弊害が生じ得る。
なお、「人は、一個のみの国籍を有すべきである。」との国籍唯一の原則は、国籍立法の理想として国際的にも承認されているところである。