引っ越し荷物に関しては、こちらのページをご覧になってください。
http://www.cbsa-asfc.gc.ca/travel/menu-e.htmlSettlers or entering Canada to study or work のページと、Visitors to Canadaのページでだいたいのことがわかると思いますが、ビジタービザで入国する場合は、大量の荷物は課税対象になる可能性大です。長期ビザ保持者であればある程度認められます。すぐに必要でないモノであれば、後で船便で少しずつ送ってもいいかもしれませんが、その際評価額を20ドル以下に記入して、”used personal items”などとしておけば課税される可能性は低くなります。大きな引っ越し荷物はやはり移民になってから送る方が無難ですね。
通常個人移民などで国外から申請すると、移民としてカナダ上陸の際に、税関に持ち込み荷物(別送品含む)の申請をしなければなりません。
私の場合はカナダ国内申請(ファミリークラス)をしましたので、いわゆる空港での上陸手続きがありませんでした。PRカードを取得後に日本に一時帰国をし、その際に別送品リストなどの書類を揃え、カナダに戻った際に税関に申告しました。税関の係員には、本来は移民最終手続きの時に税関に予約を取るものだと言われましたが、移民局からは全くそういった案内はありませんでしたので、知っている人は少ないと思います。結果的には問題なく受領してもらえました。
この申請さえしておけば、リストに書いた物に関しては引っ越し荷物として後で日本から送っても課税されません。ただしあくまでも自分が使っていた物に限りますので、ハイテク製品など明らかに製造年月日がわかるものは、後で新品を持ち込もうとしても課税対象になります。(シリアル番号などを記入する欄があります)持ち込む可能性のあるものに関してはできるだけたくさんリストに入れておいた方がいいと思いますよ。
私はちょうど今、日本から荷物を送る手続きをしています。いわゆる海外引っ越し業者数社に見積もりを取ってもらい、一番安くかつ対応がよかった会社に決めました。船便の引っ越し便の場合、重さではなく容積となりますので、かさばらないように詰めるのがポイントです。ただ、保険をかける都合上、梱包なども業者がやり直してくれますが。
はっきり言ってかなり高額の料金にはなりますが、梱包や通関手続きなど全てやってもらえるので、大量の荷物がある場合仕方ないですね。私の場合通常の船便では送れない家具とかもあったし、保険もかけられるのでこういう方法を取りました。