jpcanada.comについて / 広告募集中 / jpcanada.com トップ

注意事項:当サイトのコンテンツをご利用いただく全ての方は、利用規約に同意したものとみなします。
このサイトの掲示板は情報交換やコミュニケーションが目的で設置されています。投稿内容の信憑性については、
各個人の責任においてご判断下さい。全ての投稿において、投稿者には法的な責任があることをご認識ください。
また、掲示板上で誹謗・中傷を受けた場合は、速やかにサイト管理者までご連絡をお願いいたします。→連絡先
地元ネタで行こう
地元のことって、知っているようで意外と知らないもの。
超マイナーなネタを投稿して、スーパージモティを目指そう!
新規投稿される方は、こちらへ(アイコンの説明もあります)
No.417
ある冬の日・・・
by VAN from 無回答 2002/02/18 12:22:24

ある冬の日、我が家の窓に、一匹のリスが訪れました。

両手を摺り合わせながら、何かを言いたがっているように見えました。

我が家の裏は、パティオになっていて、その周りには藤棚を作ってあります。リスは、その藤棚の上にジャングル状に残っている葉の落ちた藤の蔓を自然の隠れ蓑にいっときの休息場所にしていたのでしょう。
それとも、餌が見つからないないので、美味しくもない
藤の実を食べにきたのかもしれません。

私には、「何か食べる物をください・・・」と言っているような仕草に見えました。

そういえば、何日か前に、ラジオで「冬の間だけでも、食べ物に困っている鳥やリス達に、食べ物を用意してあげよう」という呼びかけをしていたのを思いだしました。
その呼びかけのあった時には、我が家の小さな庭には、彼等は来ないだろうと思っていましたので、方法は無いと思っていました。

でも彼等が、実際に窓の近くまで来るのが分かったので、我が家でも、食料小屋を作る事にしました。

頂き物の羊羹の入っていた小さな木箱に柱を建てて、傾斜した屋根を取り付けて、雨が中に入らないように拵えて、
中には、沢山の豆や木の実を入れて置きました。

待つ事、数時間でリスが姿を表し、初めは警戒をしていたのですが、私達が、ピーナッツを手の上に乗せて、それをリスに見せながら、食料小屋に入れました。
そして、窓を閉めて、君達に害を及ぼす気の無い事を示したのです。

恐る恐る、近づいてきたリスは、小さな小屋の周りをウロウロしだし、食料の甘い香りに誘われたのでしょうか、やにわに、小屋の中に鼻面を突っ込んだのです。

大好物のピーナッツがある事に喜んだ彼(?)は、その一つを咥えて、一目散に駆け去って行きました。
暫くすると、リスが帰ってきて、やはり警戒しながら近づいて来ました。
そして又、急いでピーナッツを咥えて、一目散に駆け去って行くのです。
3回目、4回目と回を重ねる内に、だんだんと警戒が緩んできました。
警戒心が無くなると、今度は、その食料を全て、運んでしまうように、ピストン輸送が始りました。
多分、どこか自分だけの食料庫に運んでいるのでしょう。

翌日リスは、少しゆとりが出てきて、朝早くに来て、その日の分のピーナッツを運び終えると、今度は、ピーナッツ以外の食料にも目を向けるようになって来ました。

我々は、小リスなら十分に中に入って、食べられるようにと、少し大きめに、小屋を作っていたので、外敵に襲われないように中に入ってから、思う存分に食べれば良いのにと思っていました。

というのは、この辺は、北米でも一番のカラスの生息地で雑食のカラスは小さい動物を襲うかもしれないと心配していたからです。加えて、大きな白頭鷲の姿も時々、見掛けるのです。

何日かしてから、リスは、その事に気がついたのでしょうか、それとも小屋が安全だと思ったのか、ひとしきりピーナッツを運んだのちに、小屋に身体ごと入って、食料を食べるようになってきました。
長い時は、小一時間も、そこから動かなくなってきました。
リスも、一匹だけでなく、確認できただけでも、5ー6匹来ているようです。
みな我々に馴れてきて、ピーナッツが無くなると、「もう食べ終わったのですが、もっとくれませんか?」かというような仕草をするようになってきました。
そんな仕草を見ると、ついついあげてしまうので、この頃は、私の小遣いはリス達の食料に化けてしまっています。
とは言っても、大した額ではありませんが・・・(笑)

この頃は鳥達も、来てくれるようになりました。リス達のいない合間に来て、食べています。

私は、ペットを飼うのは、動物達の自由を束縛するみたいで嫌いなのですが、このようにして、冬の間だけ食料を提供するのは、いいなと思っています。

この習慣は、春先になって、リス達が自然の恵みに会えるようになるまで続けようと思っています。
そして、次の冬も、再開できたらと思っています。

PS
この頃、リス達の中でも、ひときわ大きいリスが来なくなってしまいました。大きいので、他に食料を見つけているとは考えにくいので、何ものかに襲われてしまったのではと心配しています。




Res.1 by 無回答 from バンクーバー 2002/02/19 21:08:32

いいお話ですね。
私も、リスを見かけると今でも、ついつい立ち止まって見続けてしまいます。
私は、ダウンタウンに住んでいるのですが、この辺りには時々、スカンクがでます。通行人同士、注意しあって、通りすぎます。
日本では見られない、動物が見られた時には、カナダにいることを実感しますね。  
Res.2 by from 無回答 2002/02/19 21:37:55

動物ネタ続けます。ほのぼの系じゃないけど、地元ネタなので。。。

友達がパターソン駅の近くに住んでます。近くにセントラルパークがあるので、そこでテニスをしたり、ピッチアンドパットのゴルフをやったりしてるんですが、最近は夜公園内を走ることにしたそうです。
夜の公園はあぶないよーといっても男の子だし、大丈夫って感じだったんですが、ある晩、kingswayよりのところを走っているとkingswayを救急車と消防車がサイレンをけたたましく鳴らして走り抜けていったそうです。すると、彼の右手にある茂みのほうから姿は見えない何頭ものコヨーテがサイレンに呼応するように遠吠えを始めたそうです。それも半端な数じゃなく、すぐ近くからも聞こえたそうです。
彼はそれ以来夜の公園を走るのをやめました。  
Res.3 by bc州の動物を守ろう! from バンクーバー 2002/02/20 17:37:06

この辺で見かけるりすは、もともとヨーロッパから人の手によってりす動物園を作るために輸入され、手におえなくなった会社側が野放しにしたものです。
みなさんは、かわいいと思うでしょうが、黒または灰色のりすはbc州にもともと住んでいる鳥やりす(赤茶の毛で小さめ、キャンプ場など自然の多いところでしか見かけません)を食べ、卵まで餌にしています。
冬の間だけ鳥に餌をやるのは、すばらしいことです。が、りすに餌をやるのは止めてください。


>>この頃は鳥達も、来てくれるようになりました。リス達のいない合間に来て、食べています。

当たり前でしょう、自分やかわいい子供を食べる狂暴な黒、灰色りすがいたら、恐くて餌もたべられませんよ。小さい小鳥は!

黒と灰色のりすは守るべき野生動物では無い事をしっかり理解してください。

セントラルパークにいるりすは、皆が餌をやるのでかなり人に慣れており、餌をあげないと向こうからせがんできます。でも、それをかわいいと思い餌をあげるのはまちがいです。
私たち人間にできるのは、自然界の動物にあまり手を加えない事です。





 
Res.4 by 無回答 from 無回答 2002/02/25 17:34:22


No3へ
生活に疲れが出ているようですね。
貧すれば貪す・・・
もっと心にゆとりを持ちましょうね。

 
地元ネタで行こうトップ 新規投稿 jpcanada.com トップ
Supported by Spencer Network