No.2536
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母音に挟まれた T の発音
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無回答
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無回答 2004/01/14 17:02:06
母音に挟まれた T はどのように発音するのですか?たとえば
Ottawa, a lot of, cut it off, get out of...
自分の耳には L になって聞こえてくるのですが… Oh-la-wa, ah-lah-lav, cah-lee-lohf, geh-lau-lav のような感じにです。 しかしそれを真似して自分が発音してみると What? って言われます。
それともうひとつですが、語末で子音のあとに L がきた場合はどうですか?たとえば
people, bubble, cycle...
私には pee-poh, bah-boh, sai-koh のように聞こえます。
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Res.1 |
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無回答
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トロント 2004/01/14 17:21:38
最初のはおっしゃる通りLになっていると思います。ただし、普通のLより短くて、舌が一瞬トンと口の中を叩く感じです。 どうして通じないんでしょうね。リズムかな?その音に自信がないから、声が小さくなってるということはないですか?
二つめの、語尾のLは発音していると思います。最後にLの位置に舌をつけて終わり、という感じですよね。Lの音自体が「ウー」とか「ンー」のような音なのでそう聞こえるんだと思います。
私は英語を使いだして何年もしてから気がついたので一応書きますが、Lの音と言うのは、舌を上の歯より少し奥にいったところにぴたっとつけて、そのまま発音した時にできる音です。知ってたらごめんね。
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Res.2 |
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無回答
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バンクーバー 2004/01/14 18:00:32
特に北米ではtの音は変化して聞こえます。ただTはNに近くなると言われています。Torontoが「トローノ」と聞こえませんか?Tの音は舌を歯の上につけて弾いて発音しますよね。それをあんまり弾かずにレイジーに発音するとNっぽくなるようです。NとTは舌の位置は似ていますから。またトピ主さんの言うとおり、Lの舌の位置もNやTに似ているのでLっぽく聞こえてもおかしくないかなとは思いますが。
Lに聞こえるからといって真似するより、正確にTで発音することをお勧めします。正確な発音が身につけば、それを早口で言ったりした時に、自然と音が変化することに気が付くと思います。変化の仕方は人によっても地域によっても多少違うので、その音をそれを最初に真似しようとするのは不自然だし非効率的だと思います。
語末の最後にLが来る場合についてですが、しっかりと発音する場合はLですから舌が上あごにつきます。普通に会話する時でも舌が心もち上に上がります。pee-poh と最後をohと伸ばしてしまうと舌は上に上がりませんよね。
最初は聞き分けるのは難しいですが、自分が発音できるようになると自然にわかってくるのではないでしょうか。
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Res.3 |
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トピ主
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無回答 2004/01/14 20:19:01
ありがとうございます。 レス1の方がおっしゃった通り、t の部分だけいつも自信がなく、声が小さくなっていたのかもありません。
t が l/n の音に近いということで twenty が トゥウェニー と聞こえるという仕組みもやっと理解できました。ありがとうございます。
そうこう考えているうちにもうひとつ疑問が出てきました。 a little bit of は ah-lil-bi-lah のような感じなのでしょうか?
慣れるまではちゃんと t の音で発音させてもらいます。 では。
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Res.4 |
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無回答
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トロント 2004/01/16 02:11:44
LよりもRやDの発音に近いと私は思うのですが・・・L発音には私は聞こえません。実際に、RやDの発音で私は言ってて通じてます。
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Res.5 |
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mog
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バンクーバー 2004/01/16 10:45:58
判断基準は明確ではないのですが、大学時代に英語音声学で習ったことを紹介します。 その教授によると、”t”の一つ前の文字によって少々変わってくるようです。 twentyの場合、”t”の前が”n”なので、発音のリンクをすると”n”に近い音、もしくはそのままの音になるようです。 a lot ofの場合、”t”を強く(普通に)発音していませんが、下の位置はほぼ同じ所のようです。”t”の前が”o”という母音なので、tの発音に近い鼻母音の発音とよく似ているということです。で、その発音は日本語の“’ら’の母音を抜いた音(lともrともつかない言葉)”です。
言葉で説明するのは難しいですね。誤解を招いたらすみません。
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Res.6 |
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mog
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バンクーバー 2004/01/16 10:48:29
判断基準は明確ではないのですが、大学時代に英語音声学で習ったことを紹介します。 その教授によると、”t”の一つ前の文字によって少々変わってくるようです。 twentyの場合、”t”の前が”n”なので、発音のリンクをすると”n”に近い音、もしくはそのままの音になるようです。 a lot ofの場合、”t”を強く(普通に)発音していませんが、下の位置はほぼ同じ所のようです。”t”の前が”o”という母音なので、tの発音に近い鼻母音の発音とよく似ているということです。で、その発音は日本語の“’ら’の母音を抜いた音(lともrともつかない音)”です。
語尾のlに関しては練習するほかないと思います。日本語にない音なので、日本語に近い音、もしくは聞こえないのが自然だと思います。間違いなく自分が発音できれば聞こえてきます。
最後に、言葉で説明するのは難しいですね。誤解を招いたらすみません。
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Res.7 |
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無回答
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無回答 2004/01/16 11:26:42
torontoの後ろのTをNで発音する場合、トロント人には通じるんだけど、他の地域の人(とくに他の州のひと)に通じない・・・てことない?
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Res.8 |
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トピ主
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無回答 2004/01/16 16:02:42
L やら R やら D やらで難しいものですね。いろいろ友達や先生を使ってどれが一番いいか今度試してみようと思います。 答えてくれた皆さんどうもありがとう☆
Toronto は二つ目の T を外して発音してもみんなわかりますよ。テレビでよくトローノって聞くからその影響じゃないでしょうか。こちらは BC ですが。
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Res.9 |
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無回答
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無回答 2004/01/18 05:50:24
>torontoの後ろのTをNで発音する場合、トロント人には通じるんだけど、他の地域の人(とくに他の州のひと)に通じない・・・てことない?
あるあるあるある!!! とぅるぉぉ〜〜のぉ〜〜ってトロントでは確かに言ってるが、ほかの州の人に言うと「違う、とぅるぉんとぉ〜ぅだ」って(笑)。
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Res.10 |
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res7
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無回答 2004/01/18 09:51:00
アメリカ人にも言い直された。
単に自分の発音が悪くて、トロント人は地元だから理解してくれているのか・・・わかりませんが。
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Res.11 |
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無回答
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バンクーバー 2004/01/18 13:18:15
トローノはCNNの人も言ってたよ。
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Res.12 |
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推測ですが
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トロント 2004/01/18 15:54:47
トローノと聞こえていても、かすかにtの音はあるのかもしれない。日本人は子音の聞き取りに弱いから。
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Res.13 |
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無回答
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無回答 2004/01/18 20:13:41
>トローノと聞こえていても、かすかにtの音はあるのかもしれない。
how to be a canadianって本読んだことありますか?数年前に売れたやつ。 その本でやっぱトローノって言ってるて書いてたよ。
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Res.14 |
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発音
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バンクーバー 2004/01/22 02:48:17
ここで皆さんがお話されてるのは、FLAP(フラップ)サウンドというものだと思います。 フラップサウンドが起こるのはいくつかのタイプがあります。 フラップサウンドは口と舌の位置は、TとDの音と全く一緒です。(Tは無声音、Dは有声音) しかし非常に早く舌をフラップさせる感じで出す音なので、TでもDでもない音がでるのです。 ちなみにLとは全く違う音です。 Lで発音したらネイティブは聞き取れないかもしれませんのでご注意。
・母音+TorDの音+母音 例 WATER BUTTER LATER LITTLE SODA EATING OTTAWA など
・最後がRTYで終わる独立した単語 例 PARTY THIRTY
・最後がITYで終わる独立した単語 例 CITY ABILITY
・いつもじゃないですが、TまたはDの音がシュワサウンド(発音記号にするとeを逆さにしたような記号)にはさまれたとき 例 CANADA(最後のDの音)
↑これら、ぜーーんぶ同じ音です。
********************
あと、TORONTOとかTWENTYはまた違う概念です。 フラップサウンドではありません。 英語ではTの音が削除される場合が多々あるのですが、どういう場合かというと、 ・NTの直前に母音 ・削除するTの音の直後にも母音 ・しかも直前の母音のほうが直後の母音よりも強く発音されるとき
この3つの条件がそろったときです。
例 TWENTY(トゥウェニィ) TORONTO(トローノ) PRINTER(プリンナー) CENTER(セナー) INTERNET(イナーネット)
お役に立てたら嬉しいです。失礼します。
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Res.15 |
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無回答
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無回答 2004/01/22 04:36:05
RES14さん・・ 感動しました。今日一番の感動です。 ありがとうございました。
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Res.16 |
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無回答
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バンクーバー 2004/01/22 13:59:13
res14さん!!すごい!! ちゃんと規則があるんですね! つまりOttawaはLの音ではないということですよね? Lとその、フラップサウンドというのは全く違う音なんですよね?
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Res.17 |
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発音
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バンクーバー 2004/01/22 15:23:14
フラップサウンドとLの音が違うか?という質問ですが、Lの音とは全く違います。レス14でも述べましたが、フラップサウンドを出すときの口と舌の位置はTとDの音を出すときと同じです。日本語のTとDの音と英語のTとDの音は少々異なりますが。ただ基本的に英語では、T D L Nの音に関しては、舌先の位置は同じなのです。(alveolar ridgeのあたりにつける)しかし舌先の位置が同じというだけで、他の部分は異なります。
TorontoのようにTの音を削除する発音方法はカナダ、アメリカ東部でよく見られる現象です。しかし、例えばTwenty(トゥウェニー)Wanted(ウァニィドゥ)などの単語に関しては西部の人もTを削除してますよね。こちらの人がそう発音するからといって、それを真似する必要はないと思います。ただ知っておくとこちらの人の英語が聞き取りやすいので便利かもしれないです。
トピ主さんの質問のa lot ofですが、これはリンキングとフラップサウンドが同時に起こっているパターンだと思います。英語では、子音+母音がリンクして1つの音のように発音されがちです。「ア ロット(ラット?) アブ」ではなく(OFのOはシュワサウンドです)T(子音)とO(シュワサウンド=母音)が合体して「ア ロッタブ(ラッタブ?)」。(a lotof)。ここでTの音にフラップサウンドが起こります。Tの音が直前のOと直後のO(シュワサウンド)の母音にはさまれているからです。
ちなみにa little bit of、a lot ofなどの最後のF、people、cycleなどのLは削除されるべき音ではないので、きちんと発音したほうが良いかと思います。日本人には聞き取りずらい音なので、こちらの人は発音してないように感じるかもしれませんが。。。
発音記号なしに日本語だけで英語の発音を説明するととても複雑でわかりずらいですね。 すみません!
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Res.18 |
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無回答
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無回答 2004/01/22 16:54:19
またまた目から鱗・・・ ありがとう・・・res14=17さん。(感涙)
それにとても興味深いですね。 こういうのは発音のクラスでもとれば習えるのかしら・・?
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Res.19 |
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無回答
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トロント 2004/01/22 19:27:10
わぉ。感激。。。涙。
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Res.20 |
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by
無回答
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バンクーバー 2004/01/22 22:46:39
私もずっとOTTAWAをLの発音っぽく「オーラワ」って感じで発音してました。でもネイティブには「?」っていう反応をされたことが多々ありました。なんで〜〜?って思ってたけどやっと理由がわかりました。だってLじゃないんですもんね…。フラップサウンドというのを練習したいけど、下手な真似はやめてきちんとTとかDの音で発音していこうと思います。そしたら間違いないですもんね?!
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Res.21 |
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トピ主
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カナダ 2004/01/23 15:47:42
すごいですね。うん!
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Res.22 |
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無回答
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無回答 2004/01/23 18:23:28
真似しない方が絶対良いですよ。 変な癖つけるとあとが大変。(苦労しました!) きちんと発音していれば、いつかは 発音さんが説明しているような舌の動きになりますよ。
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Res.23 |
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言語学者
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バンクーバー 2004/01/31 00:13:29
フラップ は、北米のみでつかわれているいるので、カッコウつけて、しゃべる必要は、ありません。例えば、British Englishを喋るひとは、フラップは、つかいません。Take it easy!!
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