made of が材料の特性を表して made fromが原料(または材料のひとつ)で なかったっけ? 例えば「象牙でできてる」って時は made of でmade from って言わない気がする。 昔どこかできいたような気がするのだが、 自信はまるでナシ。
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バンクーバー 2003/03/10 01:28:01
厳密な規則はありませんが、前置詞 of と from の基本概念がわかっていれば、自然と使い分けられると思います。 of は所属を表します。from は起点を表します。ですから、ofを使うと「所属」のイメージが強くなります。たとえば this object is made of wood と言うと、この object は木で出来ている、木=objectの特質、というイメージになります。 一方 this object is made from wood. と言うと、木が「起点」となってその object になった、という「経過・流れ」のイメージが出てきます。 象牙の置物を made of ivory というのは、その置物はすなわち「象牙」でもあるわけです。しかし made from ivory と言ったとすると、その置物は象牙を起点として変化したものであって、すでに象牙の様相は呈していないかもしれません。 まとめると、made of を使うときは、材料がイコールその対象の特質となるとき(木製のテーブル、象牙の置物など)、made from を使うときは、材料イコールその対象の特質ではないとき(他にも材料がミックスされたとき:料理など)と覚えていれば良いと思います。
of と from の違いがわかれば、熟語の使い分けができるようになります。 余談ですが「餓死する」には die of hunger. die from hunger. の二通りの言い方がありますが、die of hunger は飢えが直接の死因、die from hunger. は飢えが「原因(起点)となって」死んだという意味です。実は表している事実はまったく同じなのですが、話し手の気持ちが微妙に違いますよね。