たしかに北米って特に中産階級以上に限っていえば根底には専業主婦=能力が無い人っていうイメージがありますね(小さい子がいる場合は別みたいですけど)。もちろんそんなことは直接言われませんが、そういうふうに思われているんだろうなって思うことがしばしばあります。自分の日々の糧を稼げない人は一人前の人間としてみなされてないんでしょうね。だから下手したら専業主婦を妻に持つ男性はかえって株が下がるっていうか、妻を働きに出さずにとじこめておく封建的な人と思われたり(特にカナダ人夫と日本人妻の場合、従順な日本人妻って言うステレオタイプがあるんで)、夫に生活を頼っている人がパートナーなんてかわいそうにとか、家にいて社会生活をしていない人はきっと話をしてもたいくつなんだろうとか思う人は思ってる思う。日本と違って女性でも能力のある人はどんどん社会進出していけるから、結局それをしない人はなんなの?ってかんじになるんでしょうね。両親が働いていても、家はきちんとしてて、料理もおいしく子供も順調に育っているなんて家庭はいくらでもあるんで。私は一時期たまたま専業主婦だったんですが、専業主婦をしているみなさんは”so what do you do?”ってパーティに出かけていって聞かれたことがありませんか?そんなときどんなかんじでした?私は言外に見下されているような気がして嫌な思いを何回かしました。そういうのって日本ではあまりないんじゃないのかなあ。最近都市部では変ってきているみたいだけど。 でも専業主婦をカナダでずっとするってかなりリスキーだなという気はします。離婚することになったらどうするんでしょう?死別したら?あと、家庭以外にカナダ社会の中に自分の居場所をみつけられますか?