ものすごい攻撃を友達からくらってしまったサクラ、友情が壊れていくのを感じながらも胸を抑え深呼吸。すると近くのスチュワーデス、サクラを見てアナウンスを流した!「えー、機内に肛門科のお医者様、いられましたら至急お近くのスチュワーデスまでご報告願います。」そうこうしてるうちにサクラ肛門科の医者と面会、少しの間世間話をしていたらHP120と回復!パワー炸裂のサクラ、友達に復讐かと思いきや機内食がでてきたのでやめた。「whould you like chicken or fish?」とスチュワーデス。サクラ、興奮のあまり「アイ アム チキン!!」ノバのコマーシャルの間違えをまさか自分がしてしまうとは!!斜めとなりのカナディアンから冷たい目線が・・・ さてサクラ、どうやってフォローする?つづく。
Res.11
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アイ アム チキン
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バンクーバー 2003/05/14 18:58:15
「I am cheking」と日木はバックに手を入れ手帳を取り出した。 「sorry?」と日木は言った。 フライトアテンダントは「whould you like chicken or fish?」と再び言った。 「sorry,I am now full」と日木は笑みで言った。 フライトアテンダントも笑みを返して、次の乗員に同じ言葉と笑みを贈っていった。 手帳には三年前死んだ友人からの手紙と一枚の写真が挟んであった。写真には一匹のアザラシが写っていた。その裏側には「from canada」と書かれてあった。その字はもう擦れてなんとか読むことができるくらいだった。 日木は手紙を二回読みワインを三杯飲んだ。その後、日経新聞を読んだ。b 機内の窓から夕日が差し込んでいた。 その光はこの長い一日の終わりを告げると同時に、何かの希望を象徴しているようにも思えた。夕日が沈むにつれ、日木は深い眠りに落ちていった。・・・<空港から市内>・・・に続く。