ばななさんのバックグラウンドや彼の事を何も知らないし、どういう経緯で遠距離になったのかわからないので何とも言えませんがちょっとでも励ましになればと思い投稿させていただきます。仕事の関係で私と夫は、長い間遠距離結婚生活を送っています。今年中に私が自分のキャリアに一応のピリオドを打ちカナダに行く予定です。長い間同棲していて結婚してからももう何年も経っていますし、遠距離生活も結構長いのに、付き合い始めた頃のラブラブだった頃と気持ち的になんらスタンスが変わっていない私達を見て、周りの私&彼の家族、友人達も驚いています、というか理解しがたい人も中にはいるようですが(笑)。信じられないかもしれませんが、毎日、電話,E-Mail,Netmeeting,,,なんらかの形でコンタクトを取ってますし、日本→カナダのエアチケットの方が断然安いので私の方が必然的に会いに行く回数は多くなってしまいますが年に何回か会っています。結婚して彼の妻である、という安心感も遠距離生活することの不安感でそんな安心感は吹っ飛び、一時はガールフレンドの多い彼に対し浮気を心配したり、遠距離生活をしている意味をお互いに話し合い、言い聞かせ合い、「遠距離ぐらいでお互いの気持ちに揺らぐのならそんな関係は本物じゃない」と自分に言い聞かせたりそれはそれは不安な気持ちになった時もありました。でもその不安な気持ちもお互い様です。いつしかいかに相手の不安な気持ちをやわらげられるかと気を使い、優しい言葉&励ましの言葉をかけたり、お互いの毎日の生活をユーモア交え詳細に報告し合い、最後にはI always love you.と言っていったん別れる。一緒に傍にいるのが当たり前と思って過ごしていた時より、気持ち的にメリハリをつけられ、会話によるコミュニケーションが数段増えたおかげか相手の新たな魅力にたくさん遭遇できるのは遠距離生活ならではかな、と、勝手に思えるぐらいになりました。でも、お互いに大怪我や大病をした時はもちろん飛んで会いに行きますが、そんな時は傍にいられない不甲斐なさを感じますね。でもそんな時こそお互いの大切さを実感し、一緒にいられる時間がとても価値あるものに思えるので怪我や病気の回復も早いのは不思議です(笑)。少し話はそれますが、私の場合、夫と家庭、家族を作っていく上で、私は自分のキャリアをストップさせなければいけませんのでここに至るまでもいろいろな苦悩もあり喧嘩もしました。結婚していても「なぜ私がカナダに行かなくてはいけないのか、彼が日本に住んでくれてもいいじゃないか」等の葛藤があり、家族、友人を巻き込んで大論争になったこともありましたが結果として私がカナダに行くことで決着がつきそうです。夫や夫の家族や私の家族が、私の気持ちを逆なですることなく十分察してくれた上で説得してくれたおかげだと今は納得しています。話は戻りますが、ばななさんはまだ遠距離生活を始められたばかりで今は寂しいこと仕切りで、結婚でもしない限り、、、とおっしゃっていますが、私のように自分のキャリアを捨てたくないあまり、苦渋の決断の末結婚しても遠距離生活になっている人もいると思いますし、自分の人生で、ああ、あの時日本にいて仕事してれば。。。と後悔したくなかったので遠距離生活を送って、ある意味、自分のキャリアを納得いく形であきらめ、別の選択肢も考えられるようになったので、ばななさんに、「好きなら彼を追いかけていけば?」とも簡単に言いたくはありません。今は寂しさで冷静さを保つのは難しいとは思いますが、ばななさんと彼が、今、離れて暮らしている意味を十分話し合いながらうまく遠距離生活を乗り切られることを心から祈っています。また、離れているからこそ彼に「愛している」という気持ちを、何億回も送ってあげて、彼からも送ってもらって、お互い掛け替えのない人生のパートナーとなることも心から祈っています。がんばってください!