４月にバンクーバーに行ったらすぐにアパートを探す予定です。業者を通して契約するのはお金がかかるのですべて自分でやろうと思います。英語には自信がありませんが大丈夫でしょうか。いまは契約に関する英語を勉強中です。

業者を通さなくても、「無料の新聞」やそこらじゅうの電信柱や信号機についている張り紙を見ているだけで「ＡＰＡＲＴＭＥＮＴ　ＦＯＲ　ＲＥＮＴ」　とか　「ＳＵＢＬＥＴ　ＷＡＮＴＥＤ」とかめちゃくちゃありますので、そう心配なさることないと思います。
　

何もない部屋を借りると、家具を買わなきゃならないから面倒くさいです。
だから、みんな引き継ぎ（テイクオーバー）というのをやってます。
４月は移動の時期だから、テイクオーバーの物件も多いはず。
バンクーバーなら、バンクーバー新報などにたくさん載ってます。 　

テイクオーバーって実は違法って知ってました？ちょっとビックリ 　

「テイクオーバーが違法」じゃなくて、「アパートによってはテイクオーバーを認めていない」が正しいのでは？ 　

テイクオーバーというのは、たとえば１年のレント契約を結んでいるのに、半年で出なければいけなくなった場合、借主が他の人に、その半年の「契約を」引き継いでもらうことです。これは違法ではないです。

しかし、留学生などが良く「テイクオーバー」と言っているものは、いわゆる普通のテイクオーバーではなく「家具など買い取ってくれる次の入居者を探す」という意味に使われます。この中には違法のものがあります。気をつけてください。

次の入居者を自分が探すのは、大家さんと話しがついていれば、構いません。その人に、家具を買い取ってもらうのも、もちろん構いませんが、次の人が入居するときには、契約は必ず次の人と大家さんとの間で結ばれなければなりません。もちろんデポジットも次の入居者が直接大家さんに払わなければなりません。
大家さんを通さずにテイクオーバーすれば、賃貸契約に書かれている名前と、実際の入居者の名前が違うわけですから、違法になります。
この場合、デポジットも、最初の入居者が払っているわけですから、払った本人にしか返してもらえません。つまり、一旦闇でデポジットを入居者同志で交わしてテイクオーバーしてしまうと、そのデポジットは、次に入居する人から取る以外に返してもらう方法はなくなります（大家さんからは勿論返してもらえませんから）。つまり、最後に入居した人がバカを見るのがイヤで、次の人を探すことになります。悪の堂々めぐりになるわけです。

何ごともなければ、もちろんわからないのでしょうが、アパートで何らかの事件などが起こった場合、大きな問題に発展する可能性もあるでしょう。
それよりなにより、短期滞在の日本人がこうやって平気で違法なことをやり、日本人自体の評判が落ちているのは事実です。
ですから、テイクオーバーされる場合は、必ず大家さんを通して、きちんと契約してください。 　

テイクオーバーは、良い条件とおもっていたけど、場合によってはかえって理由ありの場合もあるのですね。借りた人が契約期間中にいやになって出ていきたかったら、引き継いでもらえたらいいけど..。自分でさがすにしてもテイクオーバーにしても契約は守りましょう｡ 　

＜契約は守りましょう
ではなく 契約に注意しましょう の間違いでした。 　

＞契約は守りましょう
契約は注意しましょう の間違いでした。