日本の保健所では収容期間は犬でたったの1週間だそうです。怪我をしていても手当もしてくれないし、飼い主が猫を持ち込んだ場合「不要」であることがわかっているため、1日で処分されてしまいます。本当に信じられませんが、それが日本の現実なんです。
最近、市町村によっては「譲渡会」と言って、里親探しの機会を与えているところもあるようですが、とにかく何十万匹が毎年殺されているのです。しかも注射による安楽死ではなく、ガス室で苦しみながら...。
詳細はこちらの記事をご覧ください。でもちょっとショックが強いかもしれないです。
http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0303/28_01/保健所の運営や犬猫の登録システム、不妊・去勢の不徹底などにももちろん問題がありますが、むしろおもちゃのように簡単にペットを飼いたがる一般市民に対する、教育の普及が必要だと思ってます。ペットショップやブリーダーのシステムもひどいです。日本では「ブリーダー」なんて名乗る資格のないような悪徳繁殖家がはびこっているのが諸悪の根元だと思います。
私がこういったことを調べたのは実はカナダに来てからなので、実際には多少の寄付をしたり署名活動に参加するくらいしか日本の活動には協力できていません。でも、こちらのシェルターでボランティアしていると、日本の現状があまりに恥ずかしく、憤りを感じてしまいます。