ニュース見てたら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010831-00000179-mai-soci
こんなのありました。
英検なくなっちゃうの？というこはもう「英検○級持ってます！」なんての使えなくなっちゃうのかな？
これからはTOEICの時代？

このニュースには吃驚しましたよ。
英検どころか、いろいろな文部省認定検定
が無くなっちゃうらしいですね。
どうなるんだ〜、それに取得した検定
って全然意味無くなっちゃうんですかね？
　

「資格王」「資格忍者」にとっては
受難の時代が到来したね。 　

> 「国の責任で技能審査を行っているような誤解を与える」と指摘。省庁の推薦、いわゆるお墨付きの原則廃止を打ち出した。

この「認定制度の全廃」て、検定自体をなくすんじゃなくて「認定」をやめるってことだよね。だから英検自体はなくならないんじゃないの？ただ、「文部科学省認定」の文字が消えたら、確かに受験者も減って、英語検定の地位は揺らぐだろうけど。

でも「レース編物」や「家庭料理」が文部科学省認定とははじめて知った・・・。 　

せっかく取得したのにひどいですよね！実力がないからだと思うけど、ＴＯＥＩＣ受験て超緊張してしまってやばいんです！英検の雰囲気とか落ち着けてよかったな。ＴＯＥＩＣ受験に慣れなければいけないですね。 　

マジですかぁ。じゃあ今後は履歴書にTOEICのスコアしか書けなくなるのかなぁ…。ということはもっとハイスコアとれるよう頑張らねば…。 　

まさか。履歴書にはこれまで通り書けるでしょう！英検自体は残るだろうし。これまでだって文部省認定じゃない資格だって、資格は資格として履歴書に書いてたし（TOEIC、マイクロソフト検定、一太郎検定とか）。
だからこれまで通り受験もできるし、資格は資格だけど、「『文部科学省認定』英語検定１級取得」じゃなくて、単に「英語検定（英語検定協会）１級取得」だから、見方によっては箔がつかなくなる、というだけじゃない？
英語検定協会にとっては、今までは「ウチは文部科学省認定だから」と大きく構えていられたけど、これからはTOEICと同じレベル（同じ土俵）にたって受験者を集めなくちゃいけなくなるから辛い立場だろうけどね。もしかしたらTOEICに対抗して「英語コミュニケーション検定」とか新しい資格を作るかもしれないね。認定制度廃止ってことは、逆にいうと、文部省から自由になったってことでもあるだろうし。

他にも文部科学省認定だったものに、たとえば漢字検定なんかがあるけど、これは他に代わるライバルがないから、文部省認定じゃなくなっても、地位は変わらず、今まで通り漢字の知識の目安として使われるだろうし、情報処理技術者検定なんかも同じだろうね。 　

目安としても使えないのかな・・・・？じゃあ英検は何のために！！？？？それでもまだ友達は学校で英検受けると言っていますし、学校側も受けろ言ってます。 　

心配ないですよ！

どなたかも書いてらっしゃいましたが、英検は無くなりません。文部科学大臣認定ではなくなりますが、ここまで多くの人が認知している試験ですから、すぐに進学や就職で英検が通用しなくなることもないでしょう。
ただ、すでに大卒の就職などでは英検よりもTOEICという感じになってきていますので、その点、文部科学大臣の認定があるなしに関わらず、英検ももう少し工夫しないと受験者も少なくなっていき、１０年後とかにはどうなっているかは分かりませんね。
でも小中（高）生にはTOEICは難しいですし、学校で習ったことに近くかつ学校のテストなどよりは実用的な英検は、生徒達が勉強した英語の実力をはかるためにまだまだ学校などで使われると思いますので、当分大丈夫でしょう。

そもそも旧文部省が英検などを初めとする「技能検定」に大臣の認定というお墨付きを出すようになったのは結構昔のことでした。昔は各種検定試験なんて結構いいかげんなものもあったし、今ほど各種検定試験がなかった時代です。
ですから、文部省が、一生懸命勉強している人で自分の学習の成果を知ったり、他に示す必要がある人が、安心して各種検定を受検できるように、一定の信頼性がある検定試験に文部（科学）大臣の認定というお墨付きを出していたのです。
しかし、今は消費者（受験者）の目も肥えてきて、うさんくさい試験なんかはだれも受けませんし（まだその手の詐欺みたいのはあるようですが）、またいろんな企業・団体が検定試験を実施していて、大臣認定がなくてもしっかりした検定試験が非常に多くなってきています。またそのような中で一部の試験にだけ大臣認定を与えるのは不公平では無いかという声が多くなってきたのです。そういうわけで今回文部科学省は大臣の認定というのをやめたのです。