先日のバンクーバーサンのトップに「４ヶ月半の赤ちゃんが肝臓移植をしなければ後２ヶ月生きられないかもしれない。」という内容の記事が載ってました。

これを読んだ時、何ともいえない悲しい事になりました。
できたら助けてあげたい。と正直思いました。
私は若い時から臓器提供者になることを決めてました。
だから親には「私が死んだら使えるものは何でも提供して」と言ったものです。
きっかけは自分は目が非常に悪いけどそんな目でも欲しいという人がいるという事を知ったからです。
こちらに来てある友達にそのことを話したら、
「私はイヤ。だって死んだ後に自分の体が切り刻まれるのはいやだから。」だそうです。
これって土葬と火葬の習慣の違いかなと思いました。
実際に臓器移植をされた方の遺族を知っている人が 変わり果てた無惨な故人の姿には遺族も「お役に立てて嬉しい」とは言えない とのことです。
私は臓器摘出のあとは元の状態に近いように修復してくれるものだと思っていたのでそれが可能なら今でも考えは変わらないのですが、皆さんは臓器提供についてどのように思われますか？

私がもし 死刑囚だったらとか（死刑になるような極悪人だったらこんなこと考えないでしょうが〈笑〉 ） 人生に疲れきっていて何をやっても報われないような状態だったら 即、肝臓提供をしていたと思います。

この赤ちゃんにはＯ型の生きている人の提供者でないとだめなので 私は提供者にはなれませんが、一番求められている型だそうで普通に待っていると２年はかかるそうです。
今までで1000件の肝臓移植で２人の提供者が亡くなったそうです。
やはりそういう例が少しでもあるとしり込みしちゃいますよね。
この赤ちゃんの両親の血液型も気になる所ですけど。、
他にも待っている人はたくさんいらっしゃるでしょうが、何とか提供者が出てくるといいなと思います。

肝臓って生きてる人からとっていいんですか？
ひとつしかないから死亡後、あるいは脳死後にしか提供できないもん
だと思ってました。
それとも部分移植みたいなものですか？ 　

質問さん、
このような疑問は他の方々も同じだと思います。
この赤ちゃんに必要な移植は、同じくらい小さい赤ちゃんの肝臓であれば 死亡後、又は脳死後でもいいらしいですが、大人の肝臓であれば２５才から５５才までの Living adult’s liver（生きている大人の肝臓）で、部分移植になります。
　

そうなんですか。私はドナーカードとかリビングウィルとか書いてないですけど、自分の死後に誰かを助けられるなら提供してもいいなと思います。だって、捨てる（焼かれる）だけならあげた方がいい。でももうちょっときれいに摘出してくれればいいのに…
でも骨髄液と違って肝臓バンクなんてないですよね。生体肝移植はやっぱり親族知人頼みなんですかねえ。 　

私は骨髄バンクにも登録し、臓器提供意思カードも持っています。でも最近私の偽善者的部分を見ることとなりました。骨髄バンクより私の”型”がある人と一致するかもしれないから次の検査に進んで欲しい･･･と連絡が入った時、私は急に恐くなりました。もし私が土壇場で”いや”と言えばその人の命に関わります。体にも傷が残ります。１００％の安全の保障はありません。私は登録する事でまず優越感（？）に浸っていたのかもしれません。臓器提供も心臓、角膜以外と指定もしてるし、中途半端ですよね。もしその赤ちゃんが私の子供だったら、迷わず自分の肝臓を差し出すでしょう。今は自分が健康である事に感謝しています。これからも自分なりに考えていきたいと思います。 　

　腎臓ならうちとこにようさんありまっせ。へっへっへっへ･･･

　↑すいません、削除して下さい。 　

でも・・・さん、
あなたのお気持ちよーくわかります。
私はカードも持っていなければ登録もしていませんが あなたと同じ状況になると同じ気持ちになると思います。
今まではそのうち申し込みをしなければと思っていましたが、今回の記事を読んで もっと動機提供に関して勉強をしなければならないと思い、いろいろ調べ始めた所です。
自分も人の親という立場として 助けてあげたいという気持ちと、親であるがためにどんなリスクも負えないというジレンマが提供に踏み切れない（恐いという気持ちがほとんどかもしれませんが）理由です。
死後の臓器提供に関しては 自分の意思だけではできない、それなりの知識を持って自分のまわりの者に伝える義務があるという事を学んだような気がします。