Spirited Away 観ました？【jpcanada掲示板】

No.3953	Spirited Away 観ました？ by いや別にひまなわけじゃないんだけど from バンクーバー　2002/10/27 16:10:59 先日、Spirited Away（千と千尋の物語）観てきました。めっちゃ、よかったですよーーー。ラスト、泣いてしまいました。もともと宮崎アニメはどれも好きなのですが、どちらかというと、「もののけ姫」タイプよりこっち系（？）の方が好みなだけに、大満足。なんというか、「もののけ姫」は若干「ナウシカ」の焼き直し的な場面、ストーリー展開だったのですが、それでいうと、この「千と千尋」は「カリオストロの城」を思い起こさせるシーンがいくつかあって、それもまたGOOD。個人的にはいまでも「カリオストロの城」こそが宮崎アニメの代表作と思っているので、その点でも、ばっちり楽しませていただいてしまいました。こんなこと書いてると、お宅（死語やなー）だと思われそうなのですが、まあいいや。カナダだし（？）。こんな話題につき合ってくれる方いたら嬉しい。。。いないかなー？


	Res.1	by ダンダン from バンクーバー　2002/10/27 21:31:19 観ましたー！彼も一緒に観たんですが、良かったって言ってました。まりもの使われ方なんかにも２人して感激してたし。ちょっとスピリチュアルすぎるというか、ちょっと神様がかったというか、外国人には深く理解できないかもしれないですね。そういった説明があると良かったな。でも何でディズニープレゼンツになってるんでしょう？それがちょっと気に入らないかも。（ディズニー嫌いじゃないのよ）でも個人的にはもののけの方が好きです。トピ主さんと反対ですね。屋久島を一人で旅した時に、森の中で偶然鹿に出会ったんです。３ｍ位の距離だったんですが、じ～～っとお互い見つめ合ったままで、しばらく経ってから鹿も森の奥に行ってしまいました。そんな風景と獅子神様が重なって、もののけの方が好きです。あの中に出てくる大きな岩もそのままだし。屋久島の神々しさが良く表れてたし。でも千と千尋も大好きです！

	Res.2	by いや別にひまなわけじゃないんだけど from バンクーバー　2002/10/27 22:08:21 わーい。ダンダンさん、コメントありがとうございます！そっか。あれ、マリモだったんだ。川の魂、、、ですよね。ありがとうございます。気がついてなかったーーー。私もカナダ人の友人と観たんですけど、彼は宮崎アニメは結構観てる人で日本にも行ったことがあるから、多少は取っ付きやすかったと思うのですが、それでも、やはりちょっとスピリチュアル過ぎたみたい。あまりのクリエイティブさに、「宮崎はドラッグをやりながらこの映画を作ったんだろうか……」とのコメントでした。もちろん彼も、「I was amazed」と感動してたのですが、あの発想の豊かさには若干あとずさったようです。ただ、あのスピリチュアルメッセージは、私もじつはいまいち掴み兼ねてるんですよーーー。誰か、解説してくれないかな。ほら、もののけとかナウシカは、メッセージ的にはわりーとシンプルというかわかりやすいじゃないですか。多分、自然との共存、、、みたいなことをあの文句のつけようのない風景描写（ほんと、きれいですよねー）と一緒に訴えているのだろうなぁ、とは思うのですが、今回の千と千尋もやっぱり同じかな。うーーーん、よくわかんないや。屋久島。。。もののけの舞台って屋久島だったんですね！それも知らなかった。ダンダンさーん、ありがと。投稿してよかった(^^)

	Res.3	by ダンダン from バンクーバー　2002/10/28 09:22:28 おはようございます、トピ主さん。川の魂・・・実際にはマリモは湖に生息してるんじゃないかなぁ？北海道の阿寒湖には大きなの、直径３０ｃｍのとかもいるし。でもあれはマリモだと思う。アイヌの人にとってマリモは、神様に値するようなものですし。だから病気（？）を治すくらい力のあるものとして、あの映画の中で使われたのでは？これはあくまでも私が感じたメッセージですが。人間はとにかく貪欲な生き物で、千尋の両親も貪欲さに負けて豚に変身。どんどん色んな物を食べすぎて、ドラゴン（神様？）はすご～く臭いドロドロした生き物になってしまい、湯屋に癒されにやって来たし。顔無しから出る金欲しさに、手に入れようとして食べられてしまったり。千尋に対して全然大丈夫だったのは、千尋が常に「いらない」という態度を示してきたから？神隠しというタイトルからして、もっと純真な目と心で生きましょう、そんなメッセージかなぁ、と２人して思ってます。ちなみに一緒に観た彼もカナダ人です。ちょっと難しいかなぁ、彼には。でも神隠しの意味なども知ってるので、結構理解できてるみたいですけど。ちなみに日本にいた時も観たんですが、あの人の描く世界は、ドラッグの世界に似てると思います。ディズニーがそうだったように、宮崎駿もそんな気がします。もののけは、屋久島がモデルになってるんですよ！機会があれば屋久島に行ってみて下さい！感動ですよ、ほんとに。宮崎駿の「自然に対する気持ち（自然の中に神様を見つける気持ち）」に、とても私は惹かれます。

	Res.4	by R.S. from バンクーバー　2002/10/28 09:52:08 私は公開初日に観ました。旦那と一緒に。彼はカナダ人だけど、すごく気に入ってました。　いろいろ考えさせられる映画だ、と。相変わらずの描写にも感激しました。　もう一度観たいくらいです。私自身の解釈なんですが、映画の一部で感じたのが、今の社会を象徴しているな、と。多くの人達は、物を与えることにより、愛情、または関心を引こう、としますよね。それによる問題は多々あると思うの。でも千尋は違った・・・。　彼女は何が欲しいか分かっていたので、惑わされることは無かった。　欲は罪、というとクリスチャンみたいだけど（私はクリスチャンではないです）、度の過ぎる欲は人をも変える、というのは事実。　多分、現時代の精神社会に不安がある、といった感じかな？　宮崎アニメのいいところは、話の筋書きでおおざっぱな内容を知らせるけど、観た人が個人で理解し、解釈するような映画にしていることだと思う。人によっては、自分の生活状態に当てはめたり、また世界全体の状況に当てはめたり、と一つの状態・状況にはまらない内容の映画を作るのは難問だと思う。　そこが彼の優れた能力・才能だと思う。これは全て私自身の解釈なので、人によっては違うと思いますが・・・。いつか、宮崎アニメを全て集められたら・・と思っているほど、かれの映画に引き寄せられてます。

	Res.5	by いや別にひまなわけじゃないんだけど from バンクーバー　2002/10/29 00:40:22 ダンダンさん、こんばんは(^^) やっと帰ってきたよー。今日は荷物がめちゃ重かったうえに、妙に長い一日でくたびれちゃいました。またまたコメントありがとうございます！今日は疲れちゃったから、RSさんといっしょにレスしよう、、、と思いつつ、実際にやろうとしたら難しくってできなかったから、やっぱり別々にレス。RSさん、もし今日レスできなかったらすみません。というわけで、ダンダンさん。またまた発見。そうか、マリモってアイヌの人にとって神様なんだ。なんか、めちゃ嬉しいな。こんなこと教えてもらっちゃって(^^)。もっと純真な目と心…ここらへん、やっぱり「カリオストロの城」のクラリスにダブってくるのは、私だけなのかなー。ただ、千尋の両親ががっつきぶりに関して、ちょっと「おいおい」とは感じたけれども、それを欲の強すぎとまでは思わなかったのは、私の旺盛な食欲のせい？･･･というか、私だったら、食べる、ぜったい（笑）。なんというか、千尋はその純真性から、霊的あるいはスピリチュアル（？）なものへの感覚が強い。なにかこの霊（魂？）はおかしい、と直感した。このあたりは、やはり子供のほうが、そういう感覚がまだ壊されていない、ということなのかなぁ、などと思ってました。（と、すれてしまった自分を自己弁護～）んーーー。でも、確かに、欲とまではいかなくても、「必要ないものに囲まれて生活していくことに慣れ過ぎなんじゃないの～？」という指摘というかメッセージはありそうですね。。。ダンダンさんの感想も含めて考えてるうちに、そう思い始めました。え。ちなみにディズニーがそうだったようにって、そうだったんですか？これも知らなかった。ダンダンさん、もの知り！メールアドレス教えてって感じです（？）。宮崎駿の「自然に対する気持ち（自然の中に神様を見つける気持ち）」……宮崎アニメの根底テーマのように感じてます。じゃなきゃ、あんなにきれいな画像つくれないだろうし。ちなみにあの画像、ここカナダで観ているだけに、なんだか日本を思い出してしまって、やはり懐かしいというかなんというか、なおさら泣けてしまいました。。。。。あ。ただですね（ただが多いな、私は）、今回「千と千尋」では、いわゆる自然だけでなくて、もーーー少し、視点が広がったのかなーと、思わせるシーンがあってちょっと考えちゃったんですけど、どうでしょう。。。例えば、ランプがてこてこ動いたり。なんというか、あらゆるものに魂があって、それに対する愛情というような方向に、より広がってきてるのかな、、、などとも思ったのですが。などとなどとうだうだしているうちに、眠くなってきた。長いだけで支離滅裂かも。ごめんなさい。ともかく。かえすがえすもコメントありがとうございます。すごい楽しい(^^)

	Res.6	by いや別にひまなわけじゃないんだけど from バンクーバー　2002/10/29 01:24:45 RSさん、こんばんは。コメントありがとうございます！ほんとに考えさせられますよね、この映画。といって、じゃあなにを考えたんだと聞かれると口篭もってしまうところが情けなくって、でも、自分がなにを感じたのか多少でも形にしてみたくって、、、、、んで、このトビを立ててしまったトビ主です。宮崎アニメをすべて集める……。じつは知り合いの娘さんがほぼ全部のビデオを持ってます。おばあちゃんからのプレゼントらしい。うらやましい……。（←欲まるだし？）一緒に映画を観たカナダ人の友人の場合、こちらのビデオ屋で宮崎アニメ（というかスタジオジプリアニメ）全集（DVD）をみつけたまではいいのだけれど、むちゃくちゃ高くて「はなしにならん」と購入はあきらめたのだそう。でも。欲しいですね（笑）。千尋はなにが欲しいのかわかっていた。そうですね。同感です。思うに、そこが、顔なしと千尋の違いなんじゃないかな。私、じつは、顔なしには同情さえ覚えてしまいました。彼（彼女？）はおそらく、あまりにも純真、純粋すぎるがゆえに、結局、すべてを受け入れてしまって、苦しみながら吐き出すしかなくなってしまったんじゃないかなぁ、と。現時代の精神社会の不安……なんとなくわかるような、ちょい難しいような。つまり、なにが必要でなにが不必要、そのあたりが混乱してきてる、、、ということでしょうか？つくづく、耳の痛い指摘やな。難しいですよね、自分が本当に欲しいものをきちっと把握するのって。ちなみに…。じつはこれ映画観て以来のなぞなんですが、あの湯屋。あそこにいた人（？）たちって、要はなにものなんでしょう？霊？魂？なんであそこで働いてるの？　いまさらなにをいってるんだというような疑問ですみません。

	Res.7	by ダンダン from バンクーバー　2002/10/29 08:55:55 またまたおはようございます！私もこのトピがキッカケで、いろいろ気になっちゃったのでネットで見てみました。これ、読んでみて下さい↓↓↓ http://www.ntv.co.jp/ghibli/sennokami/index2.html ①と②には心を動かされました。ちょっと読みにくいんですが。奥が深いですね、この映画も。ちなみに油谷に来てたのは神様だそうです。日本古来、全てのものには神様が宿っていたと考えられていたそうで、その説明が↓↓↓ http://www.asahi-net.or.jp/~hn7y-mur/chihiro/chihirolink04.htm#book3 ↑ここに載ってました。この説明は結構長いので、『アッ！』と心に響くとこだけ読んでみて下さい。でもきっと宮崎駿は、今でも子供のような純真な心と心の目を持ってるんでしょうね。だからあんなに素晴らしく想像力豊かなんだと思う。素敵な大人ですね。羨ましいな。

	Res.8	by R.S. from バンクーバー　2002/10/29 08:59:57 トピ主、ダンダンさん、また来ました。このトピ、なかなか楽しいです。　というのも、お互い感じたことを話すことによって、新しい感覚を得ているような気がします。私が言った「現時代の精神社会への不安」の意味は、ダンダンさんが言っているようなことも当てはまります。　多くの人々は、自己中心の考え方をし、そのため欲・利益を得ようとするがため、他への影響を考えない。この手のことは、環境破壊などに当てはまると思います。　もう少し小さい規模で話すなら、人間関係にも当てはまるかもしれません。　多くの人達は、物を与えることにより、自分の存在感を確信する、という行動を取るように思えます。　また、広告社会に生きているため、人々は必要の無いものまで買うことになるような、影響の受けやすい人格が多くなっている。このため、日本での使い捨て社会が生まれたようなもの。　もちろん、この手のことはどの国でも起きてはいますが・・・。私自身、車の宣伝には飽き飽きしてます。実際、車がある程度のステータスを与えるような現実があるし・・（そのため、中国人はよく高級車を運転してる）こういった物質社会も危害を加えることでしょう。結局、それぞれの精神状態が全ての社会構成の土台になっていると思うの。　なんだか堅苦しい話になってしまいましたが、どう思いますか？トピ主と同感です。　話が進むにつれ、顔なしには同情しました。　始めはなんとも悪質な、と思いましたが，結局彼／彼女は淋しかったのではないか、と思います。　だれからも相手にされず、千尋だけが彼／彼女の存在に気づいた（無視しなかった）。　だから、顔なしは千尋にいろんな物（トーケン・金）を与えようとしたが、彼女には不必要なものだったので受け取らなかった。　顔なしはただ単に、千尋と友達になりたかったのでは？　でも、その方法を知らなくて、物を与えることで関心を引きたかった、と。　そうであれば、なんとも悲しい、哀れな生き物だということになるけど・・・・。　でも最後には、”グラニー”（・・だっけ？）が彼／彼女を友人として受け入れたことで、顔なしも自分の存在を認められたことで、幸せだったでしょうね。湯屋で働いている人達のことは、霊だと思って観ていましたが、トピ主が疑問を立てたことでもう一度考えてみたけど・・・、よく分からないです・・・。　そこまで深く考えていなかったんだなぁ。　何でしょうね？誰か知ってたら教えてほしいな・・・ところで、トピ主とダンダンさんは日本語の「千と千尋～」を観たのですか？私は観ていないので、一度観てみたいと思ってますが、英語の吹き替えと日本語版では、やはり感覚は違うのでしょうか？　と、いうのも日本語をそのまま英語に翻訳するのはなかなか難しいことで、日本語でなら表せる感情・気持ちなどを英語では上手く出せない、ということありますよね。その辺の感情・感覚などを日本語版を観て、チェックしてみたいのです。違和感ありましたか？　もし日本語ですでに観たのであれば・・・。

	Res.9	by ジェル from 無回答　2002/10/29 10:44:02 私は日本のビデオレンタルで借りてみましたが、絶対映画館にでも見たいと思っています。それで、見た人に聞きたかったのが、言葉は英語に吹き替えされていたのですか？それとも日本語のままで英語の字幕？誰か教えてください。こんなに最初っから最後までグ～ッとひきこまれた映画、初めてでした。夫は日本人ですがここでほとんど育ったので、宮崎映画はトトロしか面白がってくれなかったんですが、これは引き込まれていました。あのテンポはすごいです。あ～！早く映画館で見てみたい！！

	Res.10	by ダンダン from バンクーバー　2002/10/29 19:28:39 私も密かにこのトピ楽しみにしてるんですよ～。 R.S.さんの言うように、豊かな時代になりすぎて、物の有り難味すら感じず次から次へと捨てては買い、捨てては買い・・・・知ってました？あの臭くてドロドロした神様（ドラゴン）は、実は人間社会から逃げ出してきたんですって！しかもあんなにお腹の中にいろんな物を溜め込んで。あんなに物がいっぱいにも拘らず、ちっとも嬉しそうじゃないどころか、とても苦しげだったのが印象的でした。ナイフまで刺さってましたよね。体だけじゃなく、きっと心も痛かったのでは？あのシーンは、本当の解釈とは違うかもしれないけれど、私なりに色々考えさせられました。こんなに豊かな時代で物に囲まれ、でもそれに対して有り難味や感謝の気持ちもなく、逆に当たり前のように感じてしまってた自分を・・・・。恥ずかしい限りです。それと今朝ここに書いたＨＰ（最初に書いた方のアドレスです）をまたさっきも読み返してたんですけど、仮面の男：顔ナシって書いてありました。仮面を被った顔ナシ？現代社会に生きる人々は、本当の自分をうまく表現できなかったり、他人のことは見て見ぬフリしたり・・・。世間用の仮面を被って生活してるのに、他人のことには無関心。そんな風にも受け取れました。でも実際にはどうなんでしょうね？ま、実際にどうであろうと、私がそう感じたならそれでいっか。それと、日本語版、観ましたよ。私は日本語版の方が好きです。英語に訳せないような細かなニュアンスが多いと思うし。日本語って表現豊かだな～って思いましたもん。彼には日本語のままで理解してもらえれば嬉しいんですが、そんなのは全然無理な話。そういえば、最後に千尋が人間に戻った両親と再会した時、あんなに嬉しそうに走っていったのに、両親の前で立ち止まっただけでハグしなかったですよね？その前のグラニー（？）とはお別れのハグしたのに。うちの彼にとっては一種のカルチャーショックだったみたいで、どうしてハグしないんだーーっ！？って言ってました（笑）そんなこと思いもしなかったなぁ。私も友達とはハグしても、親とハグしたことなんて一度もないし。それと同じような状況かも。トピ主さんのお友達は何も言ってませんでした？＞ジェルさん私が観たのは英語吹き替え版でしたよ。てっきり日本語版＋英語字幕のつもりで観に行ったので、英語を聞いた時に愕然としました。しかもお母さんったら、お父さんのこと「ハニー」ってって呼んでたし。かなりビックリしました（笑）

	Res.11	by JJ from トロント　2002/10/29 21:44:06 はじめまして。私もSpirited Away観てきました。ですが、皆さんのようにあまり感動することができず、疑問の多い、消化不良の感想だったんです。もちろん、英語吹き替え版で見たということもあり、細かい部分がちゃんと理解できなかったせいもあるんですが。それにしても、みなさんのように深く読み取ることができませんでした。逆に「話の筋が粗いなぁ･･･」と思ってしまったほどです･･･。情けない･･･。隣で見ていたカナダ人のＢＦは（仕事の疲れもあって）寝てしまったほど。宮崎アニメが初めての彼には難しかったみたいです。ですが、みなさんの感想や紹介してくださったＨＰを読んで、やっとつじつまが合い始め、あの映画にこめられたメッセージがわかってきました。あの塊はマリモで、あの妖怪たちは神様で･･･。先に読んでから見に行けば、もっと感じ取れるものが多かったかもしれませんね。でも、直で観た皆さんがそれだけ深く読み取っているのだから、単に私の感受性が鈍いのか・・・（悲）こういった理解と知識を踏まえて、もう一度観ればもっと細部を理解できそうですね。次は日本語で観たほうがよさそう。ちなみに質問なのですが、ハクはなぜ金印を盗んだのですか？その理由がわからなかったのですが。それもやはり例えば「物欲に負けてしまった」とか読み取らねばならなかったのでしょうか、それとも私が英語を聞き落としたんでしょうか。教えていただけますか？とはいえ、宮崎アニメのすばらしさ、日本文化の豊かさ･深さ・すばらしさに誇りを感じる映画であったことには違いありません。観ながら「あぁ、日本っていいなぁ」としみじみ感じていました。映画のメッセージとはずれている感想かもしれませんが。そうそう、千尋がハクからおにぎりをもらって食べるシーンで、彼女が泣き出しちゃいましたよね。あのシーンがＢＦには理解できなかったようで、「ＷＨＹ？!」と聞いてきました。ああいう繊細な寛恕の高ぶりとかって、外国人にはわかりづらいのかな･･･それともうちのＢＦが鈍いのか。まとまりなく書いちゃいましたけど、このとぴ本当に楽しませてもらいました!

	Res.12	by いや別にひまなわけじゃないんだけど from バンクーバー　2002/10/30 10:47:41 ダンダンさん、RSさん、ジェイさん、JJさん、おはようございます！コメントありがとうございます！今日は朝からすっきりまとめようということで、はりきっているトビ主です。（はりきってどうする･…？）まーず、ダンダンさん！またまた、情報の泉。ありがとうございます！すごいですね。あのサイト。じつはまだきちんとチェックしてはいないのですが、なんか、深い……。サイトに飛んだ途端、「千と千尋の神隠し」ってタイトルが出てて、「やば。タイトル自体、間違えて覚えてた～～っ。」と真っ赤になってしまいました。よかった。このトビ、そんなことで突っ込んで怒られなくって（笑）。というわけで、RSさん(^^)。映画は英語版で観ただけで、日本語版では観ていません。ただ、知り合いの娘さんが、千と千尋のマンガを持っていて（やはり、おばあちゃんが送ってくれたらしい）、それにさらっと目を通したことがあります。このマンガ、顔なしが登場するときにいつも「あ、あ」というような擬音語が脇にふられていて、「なんだこれ？」と思っていたら、映画でほんとに「あ、あ」と吹き替えされていたので、ちょっと笑ってしまいました。というわけで、ジェイさん。映画はダンダンさんもおっしゃってたように、英語吹き替え。でも、ラストに流れる歌は日本語のまま。で、じつは私が泣いたのは、このラストの歌の部分だったりします。ストーリーもさることながら、あの宮崎アニメのきれいな映像、しかもかなり日本的な風景描写と、ちょっと小学校児童唱歌を思わせるような日本語の歌があいまって、ぼろっときたみたい。というわけで、JJさん。感受性が鈍いなんてこと、ないですよー。JJさんのおっしゃる「消化不良の感想」、わかるような気がします。むしろ、だからこそ、このトビ立てちゃったというわけだし。それに、なににどう感ずるかって、ほんと人それぞれ、その人のそのときの状況にもよると思うし。私なんか、「魔女の宅急便」でも泣いた人なんですが、それはじつはそのとき私自身就職活動中でしかもそれがうまくいってなくって、そんな自分の状況とキキがオーバーラップした、という説が有力（笑）。なにをみてきいて、どう感ずるかなにを考えるかは、ほんとに自由。この点は自己チュウでいいんじゃないかな。ただ、この映画の中でしゅしゅしゅっとさりげなく飛ばされているメッセージは、RSさんやダンダンさんのおっしゃってることが当たっているというか、なんか、うなずけちゃいますね。物質社会、ほんとはいらないかも知れないものに囲まれることに慣れすぎちゃって、それでもなんか欲しい欲しいと自己中心な欲ばかりが先行しがち（ひええ。ごめんなさーい、とここで思うのは私だけ？）。あのドロドロから、壊れた自転車やらのガラクタが現われたシーン。あのシーン、さりげない山場というか、ポイントとなるシーンだったように感じてます。一緒に観にいったカナダ人の友人もあのシーンで横で「Oh.....」とうなって（？）ました。カナダの人は比較的環境問題に敏感な人が多いと感じているのですが、彼もそのひとりで、おそらく彼なりにあのシーンはショックだったのではないかと思います。で。私もかな。あのシーンは、ちょっと「あっ」と思った。あれって、いろんな人が川にガラクタを捨てて、それであのドロドロ神様がこらえきれなくなって油谷に着たのかな～と思ったんだけど、ちゃうかな？あうう。もっと語りたいんだけど、学校行かねば。というわけで。また、来ます。ではでは。

	Res.13	by リン from バンクーバー　2002/10/30 11:01:47 　宮崎映画って好き嫌いが大まかに二手に分かれるんですよね。「ナウシカ」「ラピュタ」派と「トトロ」「もののけ」派に。私はストーリー性が濃い前者派なので、後者の仲間と思われる（勝手な解釈でごめんなさい！）「千と千尋」は面白かったけど、理解不能な点が数点あって素晴らしい！とは言い切れませんでした。　日本に里帰りした時、丁度「千と千尋の物語」のDVDが発売された時で、DVDだとバイリンガル機能が付いてるから、みんなで見れる！と思わず買ってしまいました。我が家で鑑賞会をやったのですが、日本人もネイティブ軍団も感想は「面白いけど理解不能」でした。その後も3回程、見直しましたがやっぱり何を訴えたいかは今だ理解出来きていない状態です。（私がウトいだけ？）　10月頭に日本で「天空の城ラピュタ」のDVDがやっと発売になりましたよね？姉に頼んで今送ってもらってる所です。来月中にはまた鑑賞会を行う予定なので、日本人、ネイティブ軍団共々「ラピュタ」と「千と千尋」どっちが良かったか感想を聞く予定です。　ちなみに「カリオストロ」のDVDも持っていますが、日本人、ネイティブ軍団共々「凄く面白い！」でした。

	Res.14	by はいじ from バンクーバー　2002/10/30 16:50:10 　はじめまして。みなさん、いろいろ意見ありますね。　ところで、ナウシカを、映画館で見た人はいるのでしょうか？（そこまでの宮崎ファンっているのかな？）

	Res.15	by いや別にひまなわけじゃないんだけど from バンクーバー　2002/10/31 02:07:06 リンさん、はいじさん、こんばんは。わーい、いろいろコメント嬉しいな。ありがとうございます！ところでリンさん（と、にじり寄り）。なんですか、「カリオストロの城」のDVDをお持ちなんですか！いいないいないいないいないいな！私にとって、「カリオストロの城」はともかく別格なんですよ。あれは宮崎アニメっぽいメッセージはないですけど、あのエンターテイメント性は私的にはもうかーーんぺき。はいじさん。私、「ナウシカ」を劇場で観たひとです。歳がばれるなー。せっかく若ぶった文章にしてるのに（笑）。「カリオストロの城」はさすがに後のテレビ放映で観ました。ちなみに。だからなんだと思われるかもしれませんが、「千と千尋」のなかで「カリオストロ」を思い起こしたシーンはどこかというと…… ・千尋とハクの関係性。お互い過去に接点があるというあたり。・あの油谷のババの坊やの部屋の天井。クラリスが閉じ込められていた部屋の天井に似てません？・千尋がいちばん最初にボイラー室に向かうために階段を降りる場面。なんかあの降り方というかテンポというかが、ルパンが屋根を駆け抜けるシーンに重なった。と、改めて文字にしてみると、けっこう単なる思いこみっぽいな。あやや。お目汚しすみません。思いこみ＆マニアック＆意味不明、に走っちゃいました。懲りずにまた来るつもりなんですけど、ひとりぼっちじゃなければ嬉しいな(^^)

	Res.16	by はいじ from バンクーバー　2002/10/31 10:44:00 そうですか～、劇場で見ましたか。じゃあ、僕と年齢は近いですな。ちなみに、僕も、行きました。　ところで、「カリオストロ」ですが、僕もＤＶＤ持ってますよ。こっちで、売ってます。日本語・英語、両方で見れるバージョンで。　ａ&ｂsound　に、行かれてみては？