ビザの話ですね。 ビザは在学中は学生ビザがあれば通っている大学のキャンパス内でバイト可です。 今は州によって、キャンパス外でも週何時間か上限付きで働けるようになりましたが。 Co-opのプログラムに入るという手もあります。 学生時代のバイト先で気に入ってもらえれば、将来そこでフルタイムの仕事をオファーしてもらえる可能性もあります。
卒業後は、Post Graduation Work Permit ビザというものをとることが可能です。 これは色々条件がありますが、
http://www.cic.gc.ca/english/study/work-opps.html#postgrad ここに詳しいことが書いてあります。
ここで問題となるのは、雇う側が「カナダ人にも募集をかけたがこの仕事をできる人がいないので外国人を雇います」という証明ができないといけないということですね。 一応カナダ人を優先して雇う義務があるので。 これさえクリアできたらあとは雇用条件はカナダ人と「同等」です。 これもまた職種によりますが、外国人をすすんで雇ってくれるところ(人手不足が深刻な職種)もあれば、そうでないところもあるでしょう。
例えば、Nursingを勉強してRegistered Nurseの資格をとったとします。 今は人手不足なので、田舎とか都会とか、行くところを選ばなければ、フルタイムの仕事も結構あります。 病院とかは人手不足が深刻なので、ビザの手配などにも協力的です。
また、州によって違うと思いますが、移民もProvincial Nominationというプログラムがあり、RNであったり留学生(一部の学部に限る)だったりすると、特別枠で移民申請することができます。 ですから、学生のうちに移民申請してしまえば、卒業後ビザの関係で仕事がもらえないということはないです。
こんなんで少しは答えになったでしょうか? 結局は選ぶ専攻や学生時代のがんばりによって「仕事はあるのか」という質問に対する答えはだいぶ変わってくるので、はっきりと「大丈夫」とも「大丈夫じゃない」ともいえません。 ただ、色々考えなければならない事実があるということを知っておくのはいいことだと思うので、さちさんのお知り合いに色々インターネットなどで調べてみてから留学を決めるように助言されたらどうでしょう。