難関校の大学生だろ?
帰国後は研究するのか?経営するのか?映画見てポテチ喰って暮らすのか?
結果を出したいって、就活か?進学か?合コンで目立ちたいのか?
まずはITPでいいからTOEFLを受けて、己の実力を知れ。
サマーコースでもいいから、現地の大学で講義なり研究実習を申し込め。目的を絞らない語学留学は三流校生やプータローのお遊びだ。
自分の専門分野の洋書を一冊読み上げろ。英会話クラスで「自分は経済を勉強しています」と自己紹介するなら、ゲーム理論を最低3分ぐらいかけて説明できる様でないと格好悪いぜ。センター試験のリスニングがいくら出来たからって、知らない語彙は聞き取れないんだ。
ボキャブラリを鍛える最高の方法は、自分で記事を書くことだ。学術雑誌に投稿してみな。JapanTimesに投書してみろ。日本の大学教育を受けて留学すると「知識は身についていてもロジックが足りない」ことを実感するから、物を書くのはいい訓練だぞ。
耳と口に自信がないなら、NHKラジオだ。英会話入門でもビジネス英語でも、自分の実力に合わせてとにかく毎日続けることだ。DVDを見てもナンパ英語がペラペラな馬鹿に見えるだけ。プロに見えるために大切なのは、発音や流暢さではなくて、しゃべる中身と文章の構成力、正確な文法力だよ。特に学問の世界では、下手な発音でも、中身があればみんな耳を傾けるもんだ。
日本にいる間にそれだけ出来たら、実のところ留学は3週間で十分だ。本当は留学しなくてもBerlitzの個人コースで5日間のimmersionを受ければ十分だ。堅気な社会人が海外派遣される時には仕事で時間が取れないからそうやって即席で力をつけているが、十分通用する。目的意識が強かったら、要は方法なんていくらでもあるってことさ。
あとの半年はせっかくのモラトリアムだから、何をして遊ぶかをまじめに考えろ。アジア人と吊るんで週末ごとにダウンタウンでくっちゃべって半年過ごすなんて、親が泣くぞ。大陸を自転車で横断してもいいし、現地のアマチュアのスポーツチームに入るのでもいいから、何か履歴書に書けることをやり遂げろ。
文面からは「なんとなく留学」して「長期滞在で英語が自動的にペラペラになればいいな」としか考えていない節があるぞ。
己の力を知れ。目標を決めろ。そのための手段を考えろ。
漠然と人に聞くんじゃなくて、自分で考えた形跡をここで示せばもうちょっとましなアドバイスも集まるってもんだ。
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