長くなります・・
僕が思うに、政府の睨みが甘くなるネーティブさんのサーモンは、それらを獲ってからどのぐらい時間が経過しているか?冷凍管理などをちゃんと行ってきたか?などが気になる所です。 とってからの保管の仕方で危険性にかなりの違いが出ると思います。
でも未だネーティブさんのサーモンを食べて病気になったとは聞いたことがありません・・
フレーザーは元々色々な汚物や工業廃液が流れ込む汚い川ですが、日本の海川に棲む生物と比べるとまだまだマシなようです。 それに鮭は大海で育つので・・
(なのにその汚れた魚貝類を、白人と比べて大量に摂取する日本人の身体は、余り重金属で汚染されていないそうです。そこに世界の学者達は注目しているようです。 カナダの学者達は、日本のお茶が鉛や水銀を流すのでは?と研究中だそうですよ・・)
>別の方がコマーシャル用はサンプル検査があるからまだマシと言っていましたが、普通に釣りを楽しんでいる人の魚はどうなっちゃうのかな?
先ず、コマーシャルの漁師さんも、ネーティブさんも、僕ら釣り人と同じ所から魚を獲っているので・・僕が鮭釣ってる横で、川幅一杯に網を張られると辛い・・爆
コマーシャルに対するサンプルとは、獲ってからちゃんと冷凍してあり、鮭の死後に病原菌が繁殖していないかを調査するのが主な目的だと思います。
後、カナダ政府は、ネーティブさん達から人種差別!と叫ばれるのを物凄く恐れていて、サンプリングも含めネーティブ漁の現状を把握出来てないようです。 国民がネーティブさんの、密漁や違法セールの鮭を買って食べてどうなっても関知しないって所でしょうか?・・笑
僕らの健康に直接係わってくる問題は、コマーシャルやスポーツ釣りを含む野生物VS.養殖物の汚染度差でしょう・・
フレーザーで釣れる鮭と養殖鮭の汚染度ですが、これは養殖物の方が格段に汚染されているようです。 下のリンクでは野生物に比べて養殖物はPCB、ダイオキシン、水銀、鉛、等などが10倍以上含まれているようです。
湾岸での鮭の養殖は、自然体系をぶっ壊すので、
Tojoレストランなど、「うちでは養殖サーモンは一切使わね〜!」と歌ったお店が最近増えています。
僕も含め、現地の釣り人の多くは自分で釣った鮭しか食べません。 (と言いつつタバコを一服・・)
http://www.healthcastle.com/farmed-salmon.shtml
養殖物に与える餌のペレットは抗生物質などを含む薬剤や、鮭の身を赤くする為の染料をしこんであるようです。大量の小魚をミンチにして作るので、この餌には沢山の汚染物質が濃縮されてしまう様です。
バンクーバー周辺で売っているアトランティックサーモンは養殖物が多いようです。
後、最近ニュースに良く出る話題ですが、山火事の消火剤がフレーザーなどに流れ込んで、食物連鎖で川魚だけでなく、沿岸で取れる全ての魚貝類に蓄積されるようです。 これらを食べているフレーザーバレーに住む母親の母乳を分析した所、100%のサンプルから消火剤が検出されたようです。(濃度の程は忘れました。)消火剤が人体にどの様な影響を与えるのかはまだデータ不足で分からないそうです。
一体何を食べてれば安全なんでしょうね?