東日本大震災から2年となった11日、アメリカ、ニューヨークでは震災の被災者と、去年アメリカ東部を襲ったハリケーンの被災者を支援するチャリティーコンサートが開かれました。
チャリティーコンサートを行ったのは日本を代表するバロック音楽の指揮者、鈴木雅明さんが率いる楽団です。
コンサートは東日本大震災と、去年ニューヨークなどアメリカ東部を襲ったハリケーン「サンディ」の被災者への支援を目的に、マンハッタン中心部にある教会で行われ、市民らおよそ300人が集まりました。
鈴木さんは、亡くなった人への追悼と復興への思いを込めてバッハの合唱曲「モテット」を指揮し、訪れた人たちは世界トップレベルの演奏と合唱に聞き入っていました。
コンサートを終えた鈴木さんは「震災のあと、アメリカの方々からたくさんの支援をいただいたので、感謝したいと思っていました。また、ハリケーンで被害を受けた方々と交流することができてよかったです」と話していました。
会場を訪れたニューヨークに住む女性は「2つの国を結ぶすばらしいメッセージのこもったコンサートでした。東日本大震災で被災された方々には『私たちは、今も皆さんのことを思い続けています』と伝えてほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130312/k10013146551000.html
思いは伝わります。ありがとう。