東日本大震災の被災地、岩手県大槌町で暮らす中学2年生の臼澤みさきさん。ことし7月に歌手デビューを果たしたみさきさんが、被災地の人たちに元気を届けたいという思いを込めて、透き通った歌声を披露しました。
「移動中に学校の宿題をしたりして、少しでも好きな歌を歌うためにがんばっています」と話す、臼澤みさきさん。
去年の震災では、仲のよかった友達が亡くなり、通っていた小学校も火災で全焼しました。
デビュー曲「故郷 〜Blue Sky Homeland〜」には、住み慣れた町を離れた人が、ふるさとを想う気持ちが歌われています。
「私の歌を聴いてもらって、ふるさとのことを思い浮かべて、元気や勇気が届いてくれて、それが復興の原動力になればいいなと思います。震災直後は民謡の教室も避難場所になり、なかなか練習できなかったんですが、当たり前のことがすごい幸せなんだって思って、歌えることに感謝しながら歌い続けていきたいと思います」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121227/k10014485691000.html
癒されるきれいな歌声です。