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東日本大震災
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No.41
■体内被曝の恐ろしさについて■
by 無回答 from バンクーバー 2011/03/16 13:12:08

原発から放出されている放射性物質について、政府やマスコミは(体外被曝について)「人体に影響のないレベル」という説明を繰り返しているが、体外被曝とは比較にならないくらい危険な体内被曝については、ほとんど触れない。

しかし、体内被曝について知っておくことは、これから生き延びる上でとても重要なので、広瀬隆(著)「原子炉時限爆弾」(ダイヤモンド社)から引用させていただく。広瀬さん、緊急なので無断で引用させていただきます。すみません、ありがとう。

-----引用-----


放射線を受けることを「ひばく」と言う。体の外から放射線を受けた場合が「体外被曝」である。(略)


それに対して、「体内被曝」は放射性物質が体の中に入ってくることである。放射性物質そのものが、人間の鼻から呼吸で、あるいは口から食べ物・水を通して体の中へ入ってくる。すると体の中へ放射性物質が入ってしまい、体内から放射線を受けることになる。

広島・長崎で原爆の被害にあった人たちは、放射線の閃光を浴び、同時に死の灰と呼ばれる放射性物質が空から降り積もり、それを体内にとりこんだので、両者の「ひばく」になる。原発で知っておかなければならないのは、原発事故の汚染地帯でこの内部被曝を避けるため、野菜などすべての食べ物と水を摂ることができなくなり、空気が汚染されて呼吸もできなくなる事態である。


「体外被曝」と「体内被曝」の違いをもう少し説明すると、外から放射線を受ける場合は、放射能の被曝は距離の二乗に反比例する。分かりやすく言えば、近づくほど被曝量が大きくなるという原理がある。距離が半分に近づくと、二乗に反比例するので、2x2で被曝量が4倍になる。

たとえば、プルトニウムという放射性物質はアルファ線を出すので、紙一枚で止められるが、見えないくらいの一粒でも、それを吸い込んでしまえば、肺にペタッと貼りついて細胞組織に付着する。距離が1ミクロン単位になるので、二乗すれば1メートルの距離にあった時に比べて被曝量は一兆倍にもなる。

したがって長期的な放射能でおそれるべきは、放射性物質が体内で濃縮することである。


日本で放射能漏れの事故が起こっている。新聞やテレビは、「微量である」「人体に影響はない」と必ず報道し、みながそれを信じているが、これはまったく非科学的な報道である。

なぜと言えば、それを測定しているのはモニタリングポストという測定器で、これが原子力施設のまわりに置いてあり、外からの放射線を測っている。しかし海や川や土壌に降った放射性物質を人間や生物が摂取する量は、このモニタリングポストには出てこない。除草剤や農薬の問題をご存じの方は分かるはずだが、その原理と同じである。このようなモニタリングポストの数字をもとに新聞・テレビがすぐに電力会社の言う通りオウム返しに伝えること自体、医学的に無知な報道だと言える。(略)


プルトニウムの生産工場である再処理工場の工場排水が流れ込むコロンビア川で、科学者がこの中の放射能を測定した。川の水の放射能を基準として一とすると、プランクトンでは2000倍に濃縮され、プランクトンを食べる魚では1万5000倍になっていた。この魚を食べるアヒルではなんと4万倍になっていることが分かった。

放射能は、自然界の食物サイクルで濃縮されるのである。さらに水鳥では50万倍、水鳥の卵では100万倍もの濃縮が起こっていた。したがって水の中の濃度が、微量であれば丈夫というわけではない。生物サイクルによって、どんどん濃縮されていく。


結果、高い危険にさらされるのは、子供たちや若者である。幼い子供はどんどん食べ物を食べながら成長する。それを肉や骨にする過程で放射能を濃縮して、体内から放射線を浴びてしまう。特に幼いほど、放射性物質は体内濃縮度が高くなることが、よく分かっている。(略)


放射性物質がさらに悪いのは、この寿命が非常に長いことである。放射能の半減期という言葉を聞かれた人は多いだろうが、放射性物質にはそれぞれの放射性物質に固有の「半減期」があって、放射能が半分に減る期間である。(略)

プルトニウム239の半減期は約2万4000年なので、私たち人類が存在するかどうか分からない14万年後でもまだ64分の1である。


Res.1 by 無回答 from バンクーバー 2011/03/16 13:33:06

 福島第1原発が爆発事故を起こし、東電は「計画停電」を実施した。原発の危険性を告発し続けてきたノンフィクション作家広瀬隆さんに事態をどう受け止めたか聞いた。


 何よりも心配なのは、被ばくに関する情報だ。発表するのは1時間当たりの放射線量。それを1年間に浴びてもいいとされる線量などと比較して、すり替えている。

呼吸による内部被ばくの可能性も高い。住民の被ばくを防ぐことが最優先課題だ。

 停電にしても、首都圏に集中する中央官庁や産業界が節電すれば、止めなくても大丈夫なはずだ。水道や病院、救急態勢に優先的に送電しなければならないのに一体、何をやっているのか。

 東電は「電力が不足する」と危機感をあおって「もっと原発を造らなければならない」という方向に持っていき、原発の必要性を市民の頭に刷り込みたいのだろう。

今後を見据えて、いろいろな戦略を練りながら巧妙に対応しているはずだ。本当に腹立たしい。(2011年3月15日)
Res.2 by むかいとう from バンクーバー 2011/03/17 12:23:13

読みました。おそろしい。
Res.3 by 無回答 from 無回答 2011/03/18 11:04:57

 原発の建屋の中は、全部の物が放射性物質に変わってきます。物がすべて放射性物質になって、放射線を出すようになるのです。どんなに厚い鉄でも放射線が突き抜けるからです。

体の外から浴びる外部被曝も怖いですが、一番怖いのは内部被曝です。

 ホコリ、どこにでもあるチリとかホコリ。原発の中ではこのホコリが放射能をあびて放射性物質となって飛んでいます。

この放射能をおびたホコリが口や鼻から入ると、それが内部被曝になります。原発の作業では片付けや掃除で一番内部被曝をしますが、この体の中から放射線を浴びる内部被曝の方が外部被曝よりもずっと危険なのです。

体の中から直接放射線を浴びるわけですから。

 体の中に入った放射能は、通常は、三日くらいで汗や小便と一緒に出てしまいますが、三日なら三日、放射能を体の中に置いたままになります。また、体から出るといっても、人間が勝手に決めた基準ですから、決してゼロにはなりません。これが非常に怖いのです。どんなに微量でも、体の中に蓄積されていきますから。

 原発を見学した人なら分かると思いますが、一般の人が見学できるところは、とてもきれいにしてあって、職員も「きれいでしょう」と自慢そうに言っていますが、それは当たり前なのです。きれいにしておかないと放射能のホコリが飛んで危険ですから。

 私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。 平井憲夫
Res.4 by 無日答 from バンクーバー 2011/03/23 16:48:47

別トピに素晴らしいレスを発見!

1970年
政府:「有機水銀はただちに健康に問題はない」
→2004年撤回

1980年
政府:「アスベストはただちに健康に問題はない」
→2005年撤回

2011年
政府:「放射能はただちに健康に問題はない」
→いつ撤回?
Res.5 by 無回答 from バンクーバー 2011/03/24 01:16:16

30キロ圏外でも“内部被ばく” 国が試算  3月24日(木)1時12分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20110324-00000002-nnn-soci
Res.6 by 無回答 from バンクーバー 2011/03/24 01:52:27




   地震は天災

   津波は天災

   原発(事故)は人災




Res.7 by 【緊急報告】 from バンクーバー 2011/03/24 01:57:21

【緊急報告】「福島原発で何が起こっているか?−現地報告と『原発震災』の真実」
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F926
Res.8 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/06 14:36:23

横浜市は放射線物質の少ないとされる海の傍の地上から離れたところで測定しているようですが、多くの人がそのまま参考になるような場所で測定するか、その旨を記載しておく必要があるでしょう。

自治体は市民の命を守るのですから、「放射線物質を少なく見せて、仕事を減らそう」などと考えずに、「やや放射線量の多い低い屋外で測定する」ということを御願いしたいと思います
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