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東日本大震災
東日本大震災に関するトピックです。
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No.328
お墓にひなんします 南相馬の93歳自殺..................
by 無回答 from バンクーバー 2011/07/08 19:10:44

 ◇女性が家族に宛てた遺書の全文

 このたび3月11日のじしんとつなみでたいへんなのに 原発事故でちかくの人達がひなんめいれいで 3月18日 家のかぞくも群馬の方につれてゆかれました 私は相馬市の娘○○(名前)いるので3月17日にひなんさせられました たいちょうくずし入院させられてけんこうになり2ケ月位せわになり 5月3日家に帰った ひとりで一ケ月位いた 毎日テレビで原発のニュースみてるといつよくなるかわからないやうだ またひなんするやうになったら老人はあしでまといになるから 家の家ぞくは6月6日に帰ってきましたので私も安心しました 毎日原発のことばかりでいきたここちしません こうするよりしかたありません さようなら 私はお墓にひなんします ごめんなさい



 福島県南相馬市の緊急時避難準備区域に住む93歳の女性が、こう書き残し、自宅で自ら命を絶った。原発事故のために一時は家族や故郷と離れて暮らすことになり、事故の収束を悲観したすえのことだった。 

 遺書には「老人は(避難の)あしでまといになる」ともあった。

 長男たちが自宅に戻ったのは6月6日。到着は深夜だったが、起きていて玄関先でうれしそうに出迎えた。だが緊急時避難準備区域は、原発事故が再び深刻化すればすぐ逃げなければならない。長男夫婦が「また避難するかもしれない。今度は一緒に行こう」と言うと、女性は言葉少なだった。「今振り返れば、思い詰めていたのかもしれない」と長男は話す。

 住み慣れた家で、一家そろっての生活に戻った約2週間後の22日。女性が庭で首をつっているのを妻が見つけ、長男が助け起こしたが手遅れだった。

 自宅から4通の遺書が見つかった。家族、先祖、近所の親しい人に宛て、市販の便箋にボールペンで書かれていた。家族には「毎日原発のことばかりでいきたここちしません」。先立った両親には「こんなことをして子供達や孫達、しんるいのはじさらしとおもいますが いまの世の中でわ(は)しかたない」とわびていた。

 奥の間に置かれた女性の遺影は穏やかに笑っている。近所の人たちが毎日のように訪ねてきて手を合わせる。「長寿をお祝いされるようなおばあちゃんが、なぜこんな目に遭わなければならないのですか……」。遺書の宛名に名前のあった知人が声を詰まらせた。

葬儀で読経した曹洞宗岩屋(がんおく)寺前住職、星見全英さん(74)は「避難先で朝目覚め、天井が違うだけで落ち込む人もいる。高齢者にとって避難がどれほどつらいか」と心中を察する。



読んで泣けた。

Res.1 by 無回答 from バンクーバー 2011/07/08 21:53:16

うナス手山の話を思い出しました。
Res.2 by 無回答 from 無回答 2011/07/09 21:48:30

以前もありましたね、高齢の人の自殺。もうあまり先が長くない(失礼な言い方ですみません)人が、自殺を選ぶなんて、悲しすぎます。せっかく生きている命を自ら経つなんて。
Res.3 by 無回答 from 無回答 2011/07/10 00:20:09

じーん。
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