TBSラジオの番組で、「福島児童に20ミリシーベルトを許容するように」と国に迫ったのは、なんと佐藤福島県知事本人であると取材に当たった記者が報告
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/347.html
基準を低くすると(すでに福島県民は)放射能汚染していることになり、ますます風評被害が広がるという発想のようです。汚染されているのは福島だけではないですが、福島の汚染は風評ではなく、汚染被害ですからね。
福島の中では、子供を疎開させようとする親に対して、神経質だ、自分たちだけ逃げて他の人を見捨てていく、ということを言う人もいて、親戚一同でももめた、という話をたびたび聞きます。ネットでいろいろ書かれています。
復興したいけれど、汚染のことを正直にいうと復興は無理なのでは、ということでしょうね。辛い状況だと思います。自分の住んでいる土地が、突然汚染され、その土地を出て行かないといけなくなったとき、そこを出て行く人、残る人、出て行きたくてもいけない人、何が何でも残る人、政府、企業、メディア、それぞれのもくろみ、いろんな人の思いが錯綜してます。
どのくらい現実が厳しい状況かわかっている人は多いと思います。政府が何もしてくれないこともわかっているし、情報がすべて正しくないこともわかってる。それでも転居しないのは、そこでの生活を選んでいるからです。全員ではないですけれどね。未だに福島のためといって、福島の野菜を売ったりしている状況は狂っているようにも見えます。