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東日本大震災
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No.302
●「頑張ろう日本」「頑張ろう東北」って…何を“頑張れ”って言うの!?  松山千春
by 無回答 from バンクーバー 2011/05/11 09:51:15

福島第一原発の事故。

オレのような原発推進者で、原発を理解している者でもさ東電や国の対応には腹が立った。

また敢えて、北海道の者として言わせてもらうなら、北海道と言うのは、かつて国策として石炭を掘り続けてきた。夕張、芦別、美唄、登別、砂川、歌志内…北海道には、さまざま炭坑があって掘り続けた。それこそ、戦時中は軍需産業のエネルギー資源として、採掘が乱開発に近い形で行われてきたわけだ。

ところが、エネルギーが石油にシフトするとその石炭もいりませんと…。その結果が、今の北海道の炭坑町の現状だろう。この二の舞だけはやめてくれって言いたいんだよ。

4月22日には福島第1原発から半径20キロ圏内の警戒区域の外側で、累積放射線量が高くなると予想されるエリアが「計画的避難区域」に指定されたが、だからと言って、国民は福島を捨てないでくれって、最後まで見届けてくれって。

とにかく、許せないのは国の対応、東京電力の対応だよな。奴らには正直言って危機感が感じられないんだよ。本当に誠意がない。能力がない。責任感がない。

東電の勝俣会長、清水社長、それに枝野官房長官や菅総理がいくら会見していても、まるで他人事のように聞こえる。あれは正直言って許せないな。

だいたい、事故の起こった原発の最前線――放射能の中に入って一生懸命に命を張っている方々っていうのは東電の下請けの下請け、もしかしたら、そのさらに下請けの人たちだろうって。そういった人たちが、あの事故を起こした原発の現場で一生懸命に頑張ってくれているんだぞ。ところが、東電の会長とか社長、まして国会議員の連中というはいつも安全なところにいる。

国会議員っていうのは、少なくとも「国のため」「故郷のため」とか、あるいは「ここから政治を変えていきましょう」とか言って当選してきたわけだろ。

そうしたら、国会議員は自らの命を懸けて、率先して防護服を着て原発の様子を見に行くのが本来の姿だろう。

選挙の時は、さんざん調子のいいことを言って当選したら知らん顔っていうのはおかしいだろうって。少なくとも言っていることとやっていることが違っていたら、次の時代を担う子供たちだって信用できなくなるって。

菅さん。能力がないというのなら、例え総理大臣であっても直ちに去っていただきたい!!

それと、東日本大震災や原発事故で避難されている方々に対して、テレビなんかを観ていると「頑張れ」とか言っているけど、何を「頑張れ」っていうのさ。

「頑張ろう日本」とか「頑張ろう東北」とか…。

いや、もちろん、そういった気持ちは分かりますよ。気持ちは分かるけど、そもそも「頑張ろう」っていうのは目標があることが前提だろうって。でも、今は、その目標もない。だから政府が、もっとしっかりして、ちゃんとしたビジョンを立てて、こうすればこうなります…って描いてやらないと、漠然でもいいから青写真を提示してやって、その上で「頑張ろう」って言うんだったら分かるさ、それが…大津波で何もかももっていかれてだぞ、そういう方々に「頑張ろう」って。それはないんじゃないか? 

要は義援金とか募金なんかも同じこと。全てがゼニ、カネの問題じゃない。

俺は、出来れば…。「あなた方の悲しみを分けて下さい」「あなた方の不安を、絶望を少しでも分けて下さい」って言うだろうな。悲しさ、悔しさ…それを分けてもらえるのが我々、肩書を持たない人間の出来る行動だと思う。つまり、そこから復興の一歩が始まるんじゃないかと。

役所の人間とか官僚と言うのは、基本的に法律で決められた枠の中でしか行動できないんですよ。
例えば、今、集められている義援金とか寄付金もそうだろうけど、被災者に罹災証明書を出そうとしたとしても、決められたルールの中でしか対処できない。だけど、肩書のない一般の人たちというのは、役人でも何でもないんだから、逆に被災者の立場になって悲しみや苦しみを分かち合うことが出来るんじゃないかと思う。

我々は、意思を持たない瓦礫でもなければ、能力を待たない木偶の坊でもないんですよ。そういったことが出来たのなら、さらに日本は豊かな国になるんじゃないかと思う。

●あなた、選挙にでも出るんですか?


Res.1 by mukaitou from 無回答 2011/05/12 00:04:30

まあ、たしかに「頑張ろう」ってのは目標というか何か目指すものが具体的にあってこそ、光る言葉ではありますね。

TVで以前、星野監督が被災者に「耐え抜こう、耐え抜いたらきっともっと強い人間になれる」と言ってました。で、被災者の方が「今は頑張れって言われても何をどうしたらいいのかわからない時期だから、耐え抜こうって言われたらその気になれる」と言ってたのが印象に残ったんですよね。

「耐え抜こう」は、陰気臭く消極的、後ろ向きで、かっこ悪いです。
でも、確かに今の状況じゃ、いっそ「耐えろ!」っていう言葉のほうが真実味があるような気がする。
かえって具体的で現実的なんですよ。
今の世の中、耐え忍ぶとかいう言葉がかっこ悪いから誰も使いたがらないけど。



トピ主さんの「青写真を示せ」っていうの、ものすごく同感です。
ただ、その青写真ってのがひどいものかもしれないんですが。

第一次産業の人たち、正直何をどう頑張ったら明るい将来が見えるんでしょう?
福島県の人たちには悪いんですがはっきり言って、食品を扱う産業はもうやめたほうがいいと思います。

原発周辺2〜30キロ圏は、もう向こう20年は使い物にならないと考えたほうが現実的ではないでしょうか。「放射性物質はもう問題にならないほど減少しました」と言われても、そこの葉物野菜を継続的に家族に食べさせようとする県外在住者がいるでしょうか?そこに今後住宅を購入する人がいるでしょうか?工場を建設しようという企業があるでしょうか?

いっそのこと、福島原発近隣一体は、事態が安定した後は総合廃棄物処理場などとして活用してはと思います。既に汚染されてしまった誰も住まない不毛の地であるならば、産業廃棄物を扱ってそれを産業にしてはと考えます。

こんな考えを言うと、「私たちの故郷を何と考えているのだ!」と糾弾されるでしょうが、現実としてチェルノブイリのように25年たっても人間が住めない地域を故郷としてほうれん草を生産することがどれほど現実味があるか、比べてみてほしいです。


そういった、今までと全く異なることを要な産業として復興していくことを福島県民が受け入れられるかどうかが問題だと思います。

炭鉱産業の衰退を例に出されていましたが、今回の災害に限らず、倒産しない会社はなく、永遠に安定している産業もなく、リストラのない会社もないのです。

現在の職業や収入が未来永劫にわたって安定している人などいないのですから。


話が飛びまして失礼しました。
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