皆様に署名のお願いを致します。
福島県では、文科省と原子力安全委員会の独断的な判断により今月19日に、年間被曝量の上限を通常1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げられました。
テレビや新聞で大きく報道されることなく、こっそりと引き上げられました。学校も3.8マイクロシーベルト/時以下であれば屋外で遊ばせても問題ないとの判断です。
この引き上げは、正式な会議も行われず2時間程度の話し合いで決められました。
政府からはこの判断の根拠や満足な説明は、一切されていません。
年間20ミリシーベルトという線量は、原発労働者が白血病を発症し、労働認定を受ける線量に匹敵する恐ろしい量で、また3.8マイクロシーベルト/時という数字も、労働基準法で18歳未満の作業が禁止されている「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時)のおよそ6倍に相当する線量です。
このような独断の決定を受け入れる事はできません。
以下のリンク先では、政府に対し、この引き上げの撤回を求める署名を募っています。
賛同して頂ける方、どうかご署名をお願いいたします。
http://e-shift.org/?p=166
(美浜の会、フクロウの会、グリーンアクション、FoE Japan、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室)
締め切りは日本時間の月曜日、カナダの本日までとなっております。
宜しくお願い申し上げます。