4.12 12:39

　東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理は１２日午前の記者会見で、政府が同日、福島第１原発事故を国際的な評価に基づく事故評価を最悪の「レベル７」に引き上げたことについて、

「福島第１原発は放射性物質の放出を止め切れておらず、（放出量は）チェルノブイリ原発事故に匹敵、または超える懸念がある」

との認識を示した。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110412/dst11041212400027-n1.htm

　原子力安全・保安院は同日午前の会見で、福島第１原発事故の放射性物質の放出量について、チェルノブイリ原発事故の１割とみられるとしている。ただ、福島第１原発では１〜３号機の圧力容器や格納容器が損傷している恐れがあり、松本本部長代理は「原子炉から放射性物質が１００％外に出れば、チェルノブイリを超える可能性もある」と説明した。

またまた、あと出し情報ですか。

>チェルノブイリ原発事故の１割とみられるとしている。ただ、福島第１原発では１〜３号機の圧力容器や格納容器が損傷している恐れがあり、松本本部長代理は「原子炉から放射性物質が１００％外に出れば、チェルノブイリを超える可能性もある

今までのパターンからして、１００％外に出たとの発表が後で出るということ？？

先月には「最悪」の可能性を認識

　原子力安全委員会の代谷誠治委員は１２日、３月２３日の時点でレベル７に相当する危険性があると認識していたが、見直しを保安院に求めなかったことを明らかにした。

以下詳細
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110412/scn11041220510002-n1.htm

　事故発生直後の「４」が３月１８日に「５」に、そして２０日以上たった４月１２日になって最悪の「７」に変わった。

　外部に出た放射性物質の大半は、１〜４号機で水素爆発や火災などのトラブルが相次いでいた３月１５日頃までに放出されていた。

１５〜１６日にかけ、放射性物質の放出総量が跳ね上がっており、安全委は２号機の圧力抑制室が１５日に損傷し、大量の放射性物質が放出された結果と見ている。

　当時、すでにフランス原子力安全局は「６」、米民間機関「科学国際安全保障研究所」も「６または７」との見解を示していた。

しかし、保安院は

「健康にかかわるものでない」

として見直す姿勢は見せなかった。