震災対応中にボート 民主・長島議員「横暴、なぜ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000504-san-soci
東日本大震災で政府が対応に追われる中、民主党の長島一由衆院議員(神奈川4区)が、葉山の海岸に趣味のボートを持ち込み修理などをしていたとして住民の批判を浴びていることが分かった。ボートはミニバイクで牽引しており、道交法施行細則に抵触する恐れもある。
同海岸はマナーの悪い利用者が絶えず、住民が県に要請して3月上旬、海岸に下りるスロープに車止めを設置。ボートや水上バイクの持ち込みができないようになっていたが、長島氏は3月下旬、県に対し「住民への周知が足りない」などと電話で抗議。4月1日、県が車止めを撤去したのを確認した後、2日間にわたりボートを浜に持ち込んだという。
同海岸はヨット利用の拠点となる葉山港に隣接するが、震災の影響でレスキュー艇の燃料確保が困難になったとして3月30日まで利用の自粛を要請しており、地元住民からは「国会議員の地位を利用した横暴」「震災で大変なときになぜ」などと批判の声が出ている。
前逗子市長で、現在1期目の長島氏は、取材に対し「救命の全国組織にも登録を申請中で、人命救助にも役立つと思った。」としている。
震災では民主党の福島県対策室の副責任者を務めている。