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東日本大震災
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No.140
■「事故起こるべくして起きた」元技術者証言
by 無回答 from バンクーバー 2011/03/31 16:36:52

毎日新聞 4月1日(金)2時33分配信

 津波で外部電源を失い、放射性物質漏れ事故を起こした東電福島第1原発の6号機の建設や、他の原子炉の改修などに、米ゼネラル・エレクトリック(GE)関連会社の技術者としてかかわった宮崎県串間市の菊地洋一さん(69)が「当時現場で起きていたことからすれば、起こるべくして起きた」と述べ、同原発の配管工事などの一部がずさんな施工管理下で建設されていたとの見方を明らかにした。

 菊地さんは1970年代、同原発の建設や改修工事に携わり、6号機は建設の工程管理を担当した。

米国から送られてきた設計図はミスが多く、一つの配管で10回以上の変更を余儀なくされたこともあった。配管内に1.8センチの出っ張りを見つけ、「蒸気の流れが変わり配管が傷みやすくなる」と上司に訴えた。しかし、国の検査後で、工程が遅れてしまうとして、東電に伝えられないまま放置された。

 日本の原発メーカーから耐震性について質問を受け、GE本社に問い合わせたが明確な答えが返ってこないこともあった。「そもそもGEは地震について十分に考えて設計していなかった」と菊地さんは振り返る。

 6号機を完工し帰任しようとしたころ、別の原子炉の圧力容器につなぐ給水用配管の改修工事を任された。「2号機か3号機だった」と菊地さん。配管は全面にわたりひび割れしていた。「設計ミスが原因だった。人間は誤りをおかすが、それが許されないはずの原発でも同じことが起きていた」。

改修工事で圧力容器内に入ったが、一時的に白血球の数値が減少。悪条件下の作業だと実感した。「当時は、社内で原発の危険性を指摘しても聞き入れられず、会社を辞めて国に訴えても通じなかった」と唇をかむ。

 79年に米スリーマイル島の原発事故が起きたこともあり、80年に退社。50歳を過ぎたころから反原発運動に取り組むようになった。

 「原発は政治家や官僚、電力会社などによって推進され、国民は蚊帳の外だった。でも地震や津波はどこでも起きる。今こそ、一人一人が原発について考える時だ」

と話した。

Res.1 by 無回答 from バンクーバー 2011/03/31 18:50:05

こういう方が勇気をもって話してくれないと、真実は闇の中、なんですよね。
Res.2 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/01 12:30:45

東電は、GEを訴えることができますよね。

世界中の企業が東電に対して訴訟を起こすようになっているので、日本の復興のためにも、その大元、GEを訴えるのも手だと思います。でも、日本にはハンドルできそうにない。
Res.3 by 通りすがり from カルガリー 2011/04/01 12:37:11

原発が安全と言う人は、テレビに出る。
原発が危険と言う人は、ネットに出る。
Res.4 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/01 13:07:44


2003年に発表された、菊地洋一さんのレポートです。

原子力発電所で働く人の真実・設計や工事のずさんさ・地熱エネルギーの可能性などを
示唆しています。

日本国民は、これを読んでもまだ原子力をクリーンエネルギーだと言えるのでしょうか。

http://www.stop-hamaoka.com/kikuchi/kikuchi2.html
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