<宅配便が配達しない被災地に個人的荷物を送る方法>
このたびの地震では道路の被害もあり物流が停止いたしました。
現在も復旧しつつありますがまだ地震前ほどではありません。
地震後、佐川急便やヤマト運輸などの宅配便は荷受けと配達を停止し、現在でも宮城県や福島県や岩手県では配達できないエリアがあります。
http://www.yamato-hd.co.jp/information/info/notice_1103_01.html
そういったエリアでも壊滅的な地域もあれば避難せず自宅にいる人もいます。そのような自宅の人に荷物を送る方法をお知らせいたします。それは郵便物で送るという方法です。郵便物というのはゆうパックではありません。
手紙や定形外郵便物が郵便物になります。荷物が送れるのかという疑問を思う方が居るかもしれませんが以下のサイトに記載のように
http://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_size.html
重さは4kgまで3辺のサイズを合計して90センチまでが郵便物として送れます(最大の長さ60センチ)。
これだけの大きさがあれば、食料などはそこそこ送れます。レターパックも郵便物ですので重い電池類はレターパックがよいです。
震災当初の高速道路の通行規制で宅配便は高速道路を通行することが長いこと出来ませんでしたが、郵便物積載のトラックは緊急車扱いで高速道路を通行できました。そのため遅れなく配達がされていました。
原発避難地域や津波で流された配達困難地域には配達は出来ませんが宅配便の配達が再開しない地域はしばらくは続くと思いますので、送る必要のある方は郵便物として送ってみるのも検討してみてください。
速達として出していれば東京からは概ね1〜2日で届いているようです(レターパックの追跡情報による)。
避難による配達不可地域と配達できない地域の情報PDF
http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2011/oshirase.html
発送する際は、似たような重い荷物と輸送台車に詰め込まれてトラック輸送されますので箱に入れて送る方が確実です。箱は郵便局の80サイズの箱などが丈夫でよいです。